エンゼルフィッシュの稚魚が生まれた!その生存率は?

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エンゼルフィッシュを複数飼育していると、もしかしたら卵を産んで繁殖できるかも!と考えたことはありませんか?

エンゼルフィッシュは淡水飼育が出来るため、水槽内での産卵、繁殖が可能な生体です。

親子のエンゼルフィッシュが同じ水槽内に泳いでいたら、ますます愛着がわくのではないでしょうか。

ここではエンゼルフィッシュが産卵して稚魚になった際の育て方や注意点について紹介したいと思います。

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目次

エンゼルフィッシュの稚魚の生存率

エンゼルフィッシュは孵化後、親がお世話をしてくれます。

孵化したら親と稚魚を隔離して飼育しなければいけないということはありません。

孵化後の生存率は高めと言われており、親のエンゼルフィッシュが経験を積んでいくほど生存率が高まるそうです。

さらに次のことに気を付けると成長する稚魚を楽しむことが出来ます。

エンゼルフィッシュだけで飼育する

他の生体がいると卵や稚魚が食べられたり弱ったりして管理が出来なくなります。

繁殖を考えている場合は、水槽を繁殖用に別に用意し、ペアのエンゼルフィッシュだけを飼育するようにしましょう。

24時間ライトで明るく

親のエンゼルフィッシュが安心して産卵し稚魚の飼育が出来ること、稚魚の隠れ家や餌となる微生物をつくる元の珪藻類を発生させることが出来ます。

ライトを消すと卵や稚魚をすべて食べてしまうので、必ず消さないでください。

水質管理をする

水質変動は命取りになります。

餌のやりすぎや水替えによる水質の悪化は影響が出やすいです。

水流が強いことも生存率を下げてしまうので、優しい水流になるように調整してあげましょう。

適切な餌を与える

稚魚用の餌も販売されていますが、栄養価が高いブラインシュリンプを別水槽で育てて十分に与えましょう。

以上4点を意識して飼育することで、稚魚の生存率アップに繋がります。

エンゼルフィッシュの稚魚の育て方

孵化直後

水換えなどは行わず様子をみましょう。

餌も栄養袋がついているので、3~4日は与えなくても大丈夫です。

この頃の稚魚は泳げないため、卵や珪藻につかまっています。

親がその場を気に入らない時は、口で運んで引っ越しをすることもあります。

もし姿が見えなくても慌てずに探してみましょう。

孵化から5日後

生後、栄養袋を使い切った生後5日ごろからブラインシュリンプを与えます。

稚魚の近くにスポイトなどでそっと落としてあげると、稚魚が食べやすいので生存率が上がります。

孵化から10日後

市販の稚魚用人工餌も食べられるようになります。

餌を入れ過ぎないように、様子を見ながらブラインシュリンプと同時に少しずつ与えてみましょう。

この時期に水換えなどが出来るようになりますが、無理やり行って急激な水質変化にならないように気を付けましょう。

餌の食べ残しによる水質悪化もしないなど、大きなストレスをかけないようにしましょう。

孵化から1か月後

親魚から水槽を別にするタイミングです。

そのまま一緒に飼育すると、成長の早いエンゼルフィッシュには水槽が手狭になるだけでなく、誤って親魚が稚魚を食べてしまうことがあります。

また、お腹を空かせた稚魚が親魚を突いて、親魚に大きなストレスを与え弱ってしまうこともあります。

エンゼルフィッシュの稚魚の生存率【まとめ】

エンゼルフィッシュの孵化後の稚魚の育て方と生存率の上げ方についてご紹介しました。

孵化に成功してたくさんの稚魚を育てる場合、成長が早くて大きくなるエンゼルフィッシュならではの縄張り争いなどの生態や、水温・水質管理のために適切な大きさの水槽のサイズを用意するなど、健康に育つ環境を整える必要があります。

多くのエンゼルフィッシュをいっぺんに飼育する環境を準備することは、難易度が高めであるということは覚えておいたほうが良いかもしれませんね。

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