ザリガニと言えばスルメで釣ったことがある、とか学校給食であまったコッペパンを与えていたという人もいるでしょう。
そうなんです、ザリガニは色々なものを食べる雑食です。
とはいえなんでもあげればいいというわけでもない様子です。
今回はアメリカザリガニと二ホンザリガニに話を絞って解説していきます。
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アメリカザリガニは何を食べる?餌について教えて
アメリカザリガニは、赤い色が特徴的なかの有名な外来種のザリガニですね。
たいていの「スルメで釣ったことがある」ザリガニはこの種類にあたります。
私も実家の近所ではよく釣っていました。アメリカザリガニを見ると、ノスタルジーな気分になるのは私だけでしょうか?
話がそれましたが、アメリカザリガニは虫、魚、植物など野菜、スルメ、ソーセージ、パンなどなど家もしくは家の庭にいるような生き物であればたいていは食べる雑食です。
とはいえなんでも食べるからと言って、適当に餌をやるのはよくありません。
彼らの堅い殻はカルシウムによって形成されているので、魚などを含んだ餌を与えることも重要になってきます。
与える頻度は、隔日で2日~3日に一回で構いません。
アメリカザリガニの色は餌で変化!
ちなみに、真っ赤なアメリカザリガニも、サバなどの青魚を与えると少しずつ青い色に変化することがわかっています。
大体1ヵ月くらいアジのような赤身成分のない餌を与えることにより色が抜けていくことによるものです。
ずっと続けているとやがては白くなります。
夏休みの自由研究的にも面白いので、気になる人はやってみてもいいかもしれませんね。
二ホンザリガニは何を食べるの?餌について教えて
アメリカザリガニより小ぶりで茶色い色合いで地味目な二ホンザリガニは、植物質を好む雑食です。
二ホンザリガニはよく飼育していた時は、植物質の熱帯魚用人工餌・枯れ葉・熱帯魚用の赤虫を与えていたのですが、明らかに赤虫より植物質の人工餌の方が反応がよく、さらに反応が良かったのが枯れ葉でした。
そしてさらにさらに反応が良かったのは生まれ故郷の北海道の枯れ葉でした。
かなり偏食傾向ありです。
枯れ葉を準備するのは難しいですし、屋外から回収する場合衛生面が気になりますが餌食いとしては最高によいです。
二ホンザリガニも毎日与えるというよりは2~3日に一回のペースで与えれば問題ないです。
ザリガニは自分の殻も食べる!
見たことがる人は多いでしょうが、ザリガニは脱皮をします。
脱皮をすることにより、体を大きくするわけです。
感動的なほどきれいにこれまで自分が身にまとっていた殻を脱ぎ捨てるわけですが、この、脱ぎ捨てた殻はあまりに美しいからと言って回収しないようにしましょう。
脱ぎ捨てた殻をザリガニは食べるので、そのままにします。
貴重なカルシウム補給源になります。
また脱皮直後のザリガニは他のザリガニに狙われる危険があります。
脱皮直後は体がびっくりするほど柔らかくふにゃふにゃしています。おいしいのか他のザリガニに狙われやすいのです。
そのため、脱皮しそうなザリガニは一匹のみに隔離して飼育します。
体が硬くなってから元に戻してあげます。
ザリガニは何を食べるのか?【まとめ】
というわけでザリガニは人と同じように雑食でいろんなものを食べるからこそ、餌のメニューは大切です。
毎日同じ食事で偏食すると体の調子を崩すのは人と変わりません。
二ホンザリガニを最初に飼育していた時ですが赤虫しか与えてなかったのですが植物を与えだしてからの方が活動的になった印象がありました。
こういうところみると自分もファストフードオンリーの生活やめて野菜生活に取り組まねばと思います。
飼育する際はあたるメニューや量をしっかり様子をみながら与えましょう。