かわいい子犬を迎えたけど、トイレが上手くできずおしっこやうんちで汚れてしまった!
毛が伸びてきてモサモサしてきたから早くカットしてあげたい…。
でも小さい子犬をおうちでお手入れするのはちょっと怖いですよね。
仔犬は、トリミングサロンにはいつから出せるのか?
どれくらいの頻度でトリミングしてるの?
そんな初めて飼う子犬でわからないことばかりという飼い主さんのトリミングの疑問を解消していきます!
子犬のトリミングはいつからできる?
一般的に初めてのトリミングに適した月齢は3~5ヶ月目とされています。
ペットサロンに子犬のトリミングをお願いする場合、生後いつからでも出せるというわけではありません。
産まれて間もない子犬はまだ免疫力がついていないので、感染症を防ぐため他の犬との接触を避けなければなりません。
免疫力をつけるために、混合ワクチンを生後2ヶ月頃から月に一度、3回に分けて打つ必要があります。
なので、生後2ヶ月目に1回目、3ヶ月目に2回目、4ヶ月目に3回目のワクチンを打つことになります。
その1ヶ月後に狂犬病ワクチンを接種し、1年目の全てのワクチンが終了します。
ワクチンを打った後は安静にしなくてはならないので、打った後は数日空けてからトリミングに出しましょう。
サロンによって、初めてのトリミングをいつから受け入れるかは異なります。
混合ワクチンが全て終わってから受け入れるところや、狂犬病ワクチンまで終了していないと受け付けないところもあります。(接種証明書が必要なところもあるので事前に確認しましょう)
感染対策の管理がきちんとできているサロンはもう少し早めに受け付けてくれる場合もあるので、急ぎでトリミングに出したい方はお店に相談してみてくださいね。
どれくらいの頻度でトリミングに出せばいい?
理想的なトリミングの頻度はひと月に1回です。
個体にもよりますが、犬の毛は1ヶ月で大体1cmほど伸びます。
プードルなど顔の毛が伸びる犬種は、1ヶ月経つと目や口の周りの毛が伸びてきてカットしたくなる頃だと思います。
毛の伸び以外にも、爪や肛門腺も1ヶ月後くらいにお手入れしたほうがいいです。
犬は人間と違って、基本的に毎日シャンプーする必要はありません。
洗いすぎると必要な皮脂まで流されてしまうので、最低でも2週間は空けるのが理想的です。
逆にトリミングの期間を空けすぎてしまうと、毛の長い犬種は毛玉ができてしまったり、不衛生な状態から皮膚病につながる恐れもあります。
肛門腺も定期的に絞らないと、溜まりすぎて皮膚が破裂してしまう場合も。
トリマーさんはトリミング中に皮膚の状態なども見てくれるので、毎月トリミングに出して健康チェックもしてもらいましょう。
初めてのシャンプーやカットは自分でしてもいい?
ワクチンが全部終わるまで待てないから、おうちで初めてのシャンプーやカットをしてみようと考える飼い主さんもいると思います。
ですが、それはあまりおすすめできません。
子犬のトリミングはプロのトリマーでもかなり慎重になります。
子犬は自分が何をされているのかまだ理解できません。
怖がって暴れたり、ハサミをおもちゃだと思ってじゃれたりしてとても危険です。
慣れていない飼い主さんが無理なトリミングをしてしまうと、今後一生トリミングに対して恐怖感を抱いてしまう恐れもあります。
早くかわいく綺麗にしたい気持ちはわかりますが、ぐっとこらえて初めてのトリミングはトリマーさんにお願いしましょう。
犬のトリミングはいつから?【まとめ】
子犬の初めてのトリミングについてまとめました。
・犬の初トリミングは3~5ヶ月目から
・初めてのトリミングはいつからでも出せるわけではない
・サロンに出すには混合ワクチン、狂犬病ワクチンの接種が必要
・理想的なトリミングの頻度は月に1回
・初トリミングはプロに任せたほうがいい
トリミングは一生わんちゃんに関わることです。
いいスタートを切って、今後もトリミングを楽しくハッピーなイベントにしてあげてくださいね。