トイプードルといえば垂れた耳が特徴ですよね!とってもかわいいのですが、実はこの耳の形のせいで、中が蒸れやすくなっているんです。
皆さんも、トイプードルの耳から嫌なニオイがすると思ったことはありませんか?
トイプードルが頻繁に耳を気にしていたら、それは耳の中で菌が増殖して痒みや痛みがでているかもしれません。
そこでこの記事では、トイプードルの耳が臭いと思った時の原因を詳しく説明。
併せてケアの仕方や対策法もいくつか紹介していきます。
是非、最後まで目を通してくださいね!
Contents
トイプードルの耳が臭い原因
垂れ耳のトイプードルは、耳の形のせいで蒸れやすいということを冒頭で説明しました。
そんなトイプードルの耳の構造はどのようになっているのでしょうか。
トイプードルの耳が臭い原因の一つは耳のつくりと関係しているのでしょうか?
耳が臭くなる病気はあるのか解説します。
*トイプードルの耳の構造
トイプードルの耳は外耳、中耳、内耳に加えて外耳道と鼓膜があります。
トイプードルの特徴でもある外耳道とよばれている器官が耳の穴に相当する部分です。
外耳道はL字型で鼓膜は、その1番奥にあります。
これらの器官を守るために、トイプードルの耳の中には毛があるんです。
この耳の毛に菌が繁殖してしまうことで、トイプードルの耳から臭いニオイがしてしまうんですね。
*トイプードルのなりやすい耳の病気
トイプードルがなりやすい耳の病気はこのような種類が挙げられます。
•異物
•耳ダニ感染症
•アレルギー、アトピー性皮膚炎
内因性の炎症が原因も多いんです。
•ホルモン疾患
•腫瘍による炎症
中でも垂れ耳のトイプードルは外耳炎に比較的なりやすいです。
細菌や真菌など耳垢の中で繁殖、外耳に炎症をおこすと粘り気があるニオイの臭い耳垢がたまるようになります。
外耳炎は痛みと痒みを伴うので、頻繁に耳を気にする様子がみられます。
耳の中が赤く見た目にも異常が現れている時はかなり症状が進行しています。
外耳炎になると完治しても再発する可能性が高い病気です。
病院へ連れていくことをオススメします。
また、仔犬によく見られる耳ダニによる炎症も注意が必要です。
理由はさまざまですが、トイプードルの耳の臭いがひどくなる前に基本は清潔にしておくことが大切なんですね。
蒸れやすいトイプードルの垂れ耳、いい状態を保つために対策はないでしょうか。
トイプードルの耳の臭いが気になる前に気をつけてあげる事4つ
2、耳の中の汚れを月1回、外側の汚れを週1回ケアする
3.自分でケアできない場合、定期的に動物病院でのチェックで予防する
4、サロンなどでお手入れをする
トイプードルの耳が臭い時は外耳炎に関係していることが多いんです。
自然に治ることはないので早期に治療することで耳垢洗浄を行う程度で良い場合もあります。
ひどい炎症になると外用薬や内服薬の治療が必要となります。
そこで対策の他に毎日のケアが必要となるんです。
トイプードル耳の臭いケアの仕方
ここからは、耳の臭いケアの仕方と注意点をご紹介していきますね!
まずは、耳掃除のやり方です。イヤーローションとコットンを用意しましょう!
耳掃除のやり方はとても簡単!
イヤーローションを耳に入れ付け根を軽くマッサージします。耳に液体を入れると頭をふるので汚れがでてきます。その汚れを優しく拭き取ってあげるだけ。
嫌がる場合、ローションをコットンに染み込ませ、汚れをふやかします。
耳の掃除は必要ですが、やりすぎはよくないので気をつけてくださいね。
ここで注意していただきたいのは、アレルギーをもっているトイプードルは、イヤーローションを使う前に獣医さんに相談して購入してください。
また耳に残留してしまうと炎症のリスク要因となるのでお湯、オイルで代用するのはやめましょう。
耳かき、綿棒は使用しないでくださいね。
トイプードルの耳が臭い!【まとめ】
皆さん、トイプードルの耳が臭い原因や対策法はどうでしたか?
トイプードルのかわいい垂れ耳は1年中、耳の入り口がふさがっている状態で蒸れやすいということがわかりましたね。
トイプードルの耳の中をいつでも清潔にしてあげるのはもちろんのこと。
蒸れがひどくなる梅雨時期や夏の湿気の多い時期は特に気をつけてあげましょう。
普段からトイプードルとのスキンシップのひとつとして、耳のニオイチェックをするのもいいですね。
そうすることで細菌の感染が進行してしまう前に治療ができますね。
日頃のケアは必須ですがトイプードルのかわいい垂れ耳を臭いニオイにしないためにも飼い主さんは耳の状態を観察する習慣をつけることを課題にしましょう!
最後までご覧いただきありがとうごさいました。