柴犬の育て方〜オスとメスの性格と、しつけの意味を知ろう〜

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毎日、自分犬の散歩で様々な犬に会いますが、子犬と成犬で雰囲気の変化が大きいのは、柴犬が一番ではないかと思います。

子犬の頃はとにかく元気で、いつもはしゃいでいるのに、2歳を過ぎた辺りから急に落ち着いた性格になることが多いのです。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

オスとメス、そして一頭飼いか多頭飼いかによっても、少しずつ性格が変わります。

柴犬とはどのように接していけば良いのでしょうか。

性格や年齢による育て方やしつけについて、飼い主さん達の様子を見てみました。

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目次

柴犬の育て方と、しつけの大前提

「生涯愛情を持って、健全な環境で育てる」
これは当たり前のことだし、そんなこと言われなくてもできる。

私はそう思っていました。

でも、人間が思う愛情と、犬が欲する愛情が、時にすれ違うことがあるのです。

柴犬の場合、過剰なスキンシップが心の負担になることもあります。


目一杯触れて撫で回すことだけが、柴犬の幸せにはつながらないのですね。

遊びたい気持ちの時と、静かにしておいてほしい時があります。

適度な距離感をつかめるようになりたいですね。

そして、「しつけ」という言葉の意味とは、何でしょう。

お手、お座り、待て、来い、などのコマンドが実行できること。

それも「しつけ」です。

この後でお話ししますが、トイレ、グルーミングなどを教えることも、しつけになるでしょう。

でももう一つ、とても大切なことがあります。

それは「社会化」です。


柴犬は、散歩に出ることで、外の匂いを知り、他の犬や人に慣れ、様々な音や物を理解して学びます。

何もかもに怯えて唸ったり吠えたりするような柴犬になってしまうと、他の犬とのコミュニケーションも不可能ですし、最悪の場合は犬や人に危害を加えてしまう恐れがあります。

そうなると、動物病院で診察を受けたり、万が一の時にペットホテルに預けることも難しくなります。

誰にでも尻尾を振る愛想の良い子を目指す必要はないと思います。

飼い主が一番!という柴犬に、それを求めるのは酷なこともあります。

*平常心を保てる
*人や犬と最低限のコミュニケーションは取れる

がんばって外に出て、柴犬にたくさんの経験をさせてあげましょう。

毎日の何気ない散歩が、実はとっても重要です。

人見知りでも、散歩で他の飼い主さんとすれ違う時に挨拶するだけで、けっこう何とかなります。

サラリーマンも社長さんも、スナックのママも主婦も学生も、犬を連れて散歩に出れば、みんな同じ「犬の飼い主」です。

しがらみがない分、意外と気楽ですよ。

柴犬にやりたいしつけ

柴犬に必要なもの、できれば覚えたいもの、お好みで、の3項目に分けてみます。

必要なもの

柴犬の心身の健康と、不測の事態に備えるためのしつけです。

*社会化(前述のとおり、柴犬の幸せに必須です)
*待て(突然の飛び出しによる事故を防ぎます)
*来い(呼び戻しはドッグランで有効です)
*ハウス(ペットホテルや災害時に、狭い空間でも落ち着けるため)
*トイレ(自然災害時や病気で散歩に出られなくても、家で排泄できる)
*ブラッシング(換毛期は特に必要です)

できたらいいな

柴犬のケアとしては必須ですが、社会化ができていれば、トリミングサロンや動物病院でお願いすることもできます。

*歯磨き(歯石除去は全身麻酔です。

予防したいですね)
*爪切り(白爪と黒爪で難易度が変わります)
*耳掃除(立ち耳でも外耳炎を起こすことがあります)
*シャンプーとドライヤー(換毛期は特に必要)
*肛門腺絞り(コツが必要です)

お好みで

これは飼い主さんの楽しみの一つですね。

*洋服(子犬の頃から着せれば、慣れます)
*ハーネス(洋服がダメでも、ハーネスなら着けてくれる柴犬もいます)

オスとメスで性格は違う!一頭飼い、多頭飼いでも違ってきます

警戒心が強い性格は共通しているようですが、近所の柴犬は、オスとメスで性格の違いもあるように見えます。

オス

*散歩中、他の犬の前ではけっこう強気
*他の犬がいない時は、甘えたりもする
*かなりのマイペース
*去勢していないと、ご飯より排泄より、メスに夢中(メスのひーと時)
*大好きな飼い主がいないと、かなり寂しい
*2歳を過ぎると、飼い主以外の犬や人に敏感になる

メス

*愛嬌がある
*甘え上手
*みんなが吠える犬でも、意外に平気
*多頭飼いだと、仲間意識が強くなる子もいる
*2歳を過ぎた頃から、落ち着く子が多い
*気が強い子は、外で脚を上げてオシッコをする

オスの印象は大体同じような感じですが、メスは気の強い子と落ち着いた子で、やや大きく性格が分かれるようです。

近所のメスの柴犬で、脚を上げてオシッコをする子が何匹かいます。

オス同様に片脚を上げる子もいれば、逆立ちをするかのように、両脚を上げて木に向かってオシッコをする子もいます。

できるだけ高い位置にオシッコをして優位に立ちたがる気持ちは、かなりの男勝り⁉︎
また、多頭飼育の場合、2匹ともメスならどちらかが、オスとメスならメスの方が、飼い主以外の人や犬に対して警戒心が強まる傾向があるようです。

うちの犬はオスとメスの柴犬の家のオスと仲良しなのですが、メスの柴犬が猛烈に怒るので遊べなくなりました。

多頭飼育だと、仲間意識が強くなるのかもしれませんね。

柴犬の育て方【まとめ】

柴犬に大切なしつけに、オスとメスの区別はないと思いますが、性格の違いによる接し方には工夫が必要かもしれません。

オスは外では虚勢を張り、家では甘えん坊な一面を見せます。

一方メスは、愛嬌があるまま成犬になる子と、落ち着く子、気が強いタイプなど様々です。

でもこうして見ていると、柴犬って人間みたいな性格ですね。

人間的で、人間の気持ちもよく理解してくれるところが、柴犬の魅力だと思います。

一番大切なことは、柴犬の「社会化」がきちんとできること。

散歩と挨拶、これだけでグッと社会化はしやすくなりますよ。

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