柴犬といえば、おとなしく落ち着いているという印象がありますよね。
うちの柴犬も落ち着いていてマイペースな性格です。
しかし子犬の頃はものすごくやんちゃで物を壊したり、むやみに噛んでくるなどの問題行動が多かったです。
「ずっとこのままだったらどうしよう…」と思ったりした時期もありましたが、成長していくたびにそういった問題行動が減り、気付いたら行動などが落ち着いていました。
“やんちゃな性格”から”落ち着いた性格“な犬に変わりました。
これは別に悪い意味ではなく、子供から大人に成長した証ともいえるでしょう。
みなさんが柴犬に対して落ち着いていると思うのは成犬になった姿を普段見ているからと思われます。
もちろん柴犬に限った話ではなく、犬はみんな子犬の頃はやんちゃな子が多いです。
歳をとっても子犬の頃のようにやんちゃな子はあまり見たことがないですよね。
犬は子犬の頃はやんちゃだが、成長するにつれて落ち着いてくると考えられます。
では具体的に柴犬が落ち着く年齢とやんちゃに対する解決策などを説明していきたいと思います。
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柴犬が落ち着く年齢
柴犬が落ち着く年齢は、3歳頃からといわれています。
もちろん性格でも変わってくるので絶対ではありません。
1歳になってから落ち着いた柴犬もいます。
やんちゃな方が犬らしい、可愛らしいと思う方もいると思います。
ではなぜ“やんちゃ”が悪い意味で捉えられているのか …
やんちゃからくる問題行動
犬のやんちゃは、物を壊す、むやみに噛む、吠えるなどの飼い主にとって問題行動と感じる行動が多いです。
犬だから物を壊したり噛んだりしてくることはあると思いますが、その行動がエスカレートすると手に負えなくなりお互いが怪我をする事態になりかねません。
ましてや他人・他犬に被害が及ぶ可能性もあります。
お互いストレスが溜まらないためにも、やんちゃな行動をやめさせたいですよね。
柴犬がやんちゃなのには理由がある⁉
やんちゃなのは性格もありますが、もしかしたら飼い主の行動が原因でやんちゃな行動をしてしまっている可能性もあります。
*環境の変化によって生じる問題行動
引っ越しして慣れない環境に来たことで不安になりストレスから物を壊す、むやみに吠えるなどの問題行動を起こす可能性があります。
まずは犬の安心できる場所をつくってあげることが大切です。
普段使っているケージ、タオルやベッドなどを使用するなどして安心できる場所をつくってあげましょう。
*運動不足によって生じる問題行動
運動し足りない、遊び足りない場合、あり余った体力を消費することができないため、物を壊す、家の中を走りまわる、むやみに吠えるなどといった行動がみられます。
家の中でおもちゃで遊んであげるだけでも解消されるので、是非遊んであげましょう。
*興奮落ち着き方が分からない
やんちゃといえば犬が活発に動きまわる姿を想像します。
犬が急に興奮して異常に走りまわる光景をよく見かけますよね。
実はこの興奮状態を放っておくのはよくありません。
興奮癖がついてしまう、また興奮状態になると自分で制御が効かなくなるからです。
飛びつく、吠える、噛むの限度がわからなくなり飼い主に怪我をさせてしまう可能性があります。
この興奮状態になったときは、お座りなどのコマンドをかけることによって動きが止まるので一瞬落ち着くことができます。
おやつを使って動きを止めてもいいでしょう。
柴犬が落ち着く年齢までにやんちゃをなおしたい
犬のおおよそ生後3週間から14週間までの時期を「社会化期」と呼びます。
刺激・人・犬・環境に慣れていき社会に順応していくための大事な時期です。
この社会化期にしっかり社会性を身につけることによって、してもいい行動やこれはしてはいけない行動というのを理解していきます。
また主従関係をしっかりと築くことが大切です。
主従関係がはっきりしておくとイタズラや飼い主に対してむやみに吠えるなどの問題行動がなくなります。
そのためにも、しつけやトレーニングを普段から行うことが必要です。
しつけやトレーニングは主従関係を築けるだけでなく、やんちゃからくる問題行動を防ぐことができます。
柴犬が落ち着く年齢は何歳?【まとめ】
柴犬が落ち着く年齢は性格によって変わってきますが、大体3歳からというのがわかりましたね。
とくに柴犬は自分で考えて行動できる犬種なので、しつけやトレーニングなど飼い主の行動によって落ち着く年齢が決まってくると思います。
柴犬だけでなく、どの犬種もやんちゃで起こる問題行動を飼い主の行動で抑えることができます。
人間もやんちゃな時期がありますよね、犬も同じようにやんちゃな時期があります。
大変で心が折れそうになることもあると思いますが、年齢を重ねるごとに落ち着いてきます。
生涯ずっと一緒に過ごしていく家族なので、ずっと良い関係を築いていきたいですよね。
問題行動は自分だけでなく、他人や他犬に危害を加えてしまうことがあります。
自分のためにも愛犬のためにもやんちゃな行動の「悪い」「良い」を見極めて、悪い行動をなくしていきましょう。