柴犬の平均寿命は何歳?人間換算の年齢や長寿の秘訣も知りたい!

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犬を飼っていると、自分の年齢よりも愛犬の年齢の方が気になることがありませんか?
わかってはいるけれど、必ず訪れる愛犬との別れ。

1分1秒でも長く、その姿を見ていたい。

温かい身体に触れていたい。

犬は、10歳が一つの節目だと言われています。

大型犬では、10歳から先は、神様がくれた特別な時間だとも言われています。


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

柴犬は、中型犬に属します。

犬は小さいほど長生きだと言うけれど、柴犬はどのくらい生きてくれるのでしょうか。

少しでも長く元気に過ごしてもらうために、飼い主は何ができるのでしょうか。

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目次

柴犬の平均寿命は何歳?

柴犬は、柴犬、豆柴ともに、12歳〜15歳ほどが、平均寿命のようです。

ただし、柴犬に比べて、豆柴はまだ歴史も浅く、個体数も圧倒的に少ないことから、10歳〜12歳くらいとも言われています。

豆柴は、まだはっきりとした平均寿命が出ていないようです。

私の周りでは、最高齢は18歳で、実際に18歳の柴犬に会ったのは1回だけです。

2年ほど前に、散歩の途中で会った柴犬でした。

年齢のせいか、ゆっくりとした足取りで、感覚も少し衰えているようだと、飼い主さんが言っていました。

確かに、私とうちの犬にも無関心、というより、気づいていない様子。

毛並みは、少し白味がかった赤柴という雰囲気でした。

それでも毎日散歩をするのが日課で、ドライフードも食べるそうです。

一方で、平均寿命に達している柴犬は、とても多いです。

10歳から12歳くらいまでの間は、白い毛が増えたとか、散歩の時間が短くなってきた、という程度の変化しか感じないそうですが、13歳を過ぎた辺りから、明らかな老化現象を感じる飼い主さんが多いようです。

14歳のメスの柴犬は、13歳を過ぎてから認知症が出たり、食べられなくなったりして、飼い主さんは火葬場まで決めていましたが、最近会ったら元気に歩いていました。

「良くなったり、悪くなったりのサイクルが少しずつ変化して、具合の悪い時間が長くなってくる」
高齢の柴犬を看取った方は、そうおっしゃっていました。

柴犬の年齢を人間換算で出してみると…

あなたの柴犬は、人間換算だと何歳になるのでしょうか。

自分の年齢より上なのか下なのか。

一覧で見て見ましょう。




子犬から3歳になる頃までは成長が著しく、3歳で、人間換算だと30歳目前の年齢に達します。

その後は人間換算で、おおよそ4年ずつ年齢を重ねていきます。

先ほどお話しした18歳の柴犬の場合は、人間だと88歳という高齢なのですね。

柴犬の長寿の秘訣!理想と現実

柴犬をどのように管理したら長生きさせてやれるのか。

12歳〜14歳の柴犬と、その飼い主さんの様子を見てみましょう。

高齢でも、ドライフードを食べている

これは、歯が丈夫なのかと思いきや、ほとんど抜かなくてはいけない状況であるにも関わらず、高齢で麻酔のリスクが高いために断念したような柴犬でも、ドライフードを食べているそうです。

さらに驚いたことに、「犬に歯磨きをするなんて知らなかったよ」と言う、飼い主さんが少なからずいます。


獣医さんに言われて、歯磨きを実践しようとしたものの、高齢犬に突然歯ブラシを見せても抵抗されるだけ。

「あきらめた」と、何もしていない飼い主さんがほとんどでした。

散歩の質が良い

高齢犬の飼い主さんは、ご自身も高齢の方が多い印象があります。

時間に余裕があることと、早起きが苦にならないらしく、夏は夜明けの涼しい時間に散歩し、冬は日が出てから散歩をする、という、朝日をきちんと浴びる生活をしていらっしゃいます。

この、陽の光、特に朝日を浴びる生活が、柴犬の健康に良い効果を生み出しているように思います。

高齢のご夫婦、もしくは高齢の方がいる家庭環境である

不思議と、高齢の柴犬の飼い主さんのお宅には、同年代の⁈ 高齢のご家族がいる場合が多いと感じます。


高齢の柴犬と、高齢の飼い主さんが、ゆーっくり、ゆーっくり、お互いに支え合うように並んで散歩する姿は、とても温かく優しい気持ちになります。

高齢犬になると、家で静かに休める環境も必要です。

また、高齢の方は常にそばにいてあげることができるので、柴犬も安心するのではないでしょうか。

早めに部屋を暗くして、落ち着いて休み、日の出とともに活動を開始する。


我が家は共働きのため、冬は日の出前と日没後の散歩になるので、犬の健康が少し気掛かりです。

せめて朝日だけでも浴びさせてやりたいです。

豆腐と納豆を食べる?!

これは、番外編です。

18歳の柴犬と、別の場面で13歳くらいの柴犬に会った時に、「長生きの秘訣は何ですか?」と、尋ねたことがあります。

返ってきた答えが、「納豆をよく食べさせるなぁ」と、「豆腐をガバガバ食べています」でした。


全く別の場所で遭遇した、初めて会う柴犬2匹の飼い主さんが、口を揃えてそう答えたのです。

意外に大豆は、健康効果が高いのでしょうか。

高齢の柴犬と暮らす飼い主さんが、全て高齢者というわけではないのですが、見ていると、一緒に年を重ねてきている方が多いような気がします。

高齢者の飼い主さんからは、失礼ながら、最近の飼い主のように、フードやサプリにこだわるとか、アレルギー検査や血液検査を怠らない、という雰囲気はあまり感じません。

むしろ、時々、それで良いの? と、思うこともあったりして……
でも、もしかしたらここに、長生きの秘訣があるのかもしれません。

日の出とともに起床して、日没後は早く休む。

そして、何をするというわけでもなく、一日中、柴犬とともに過ごす。


お互いの気が向いたら、散歩に出る。

それは1日1回かもしれないし、3回かもしれない。

その柴犬が子犬の頃は、飼い主さんも体が動くので活発だったかもしれませんが、ともに年を重ね、生活も一緒に落ち着いていく。

これだけ情報があるのだから、良い部分は積極的に取り入れたいと思いますが、情報に踊らされて、本当に必要なことが疎かになっているのではないかと思いました。

大切なことは、柴犬の心を満たしてあげることなのではないか、と。

日々のケアは大切!

誤解がないように書き加えますが、長寿の柴犬の飼い主さん達を正として、歯磨きはしなくても良いとか、豆腐や納豆を与えましょう!というわけではありません。

日々のケアはとても大切なことです。

毎日の歯磨き

いつまでも元気に食べられるように

1年に1度以上の血液検査

犬は人間の4倍のスピードで年を取ります。

1年に1回の血液検査でも、人間で考えると4年に1度しか検査していないことになるのです。

できればシニア期に入ったら、年に2回は血液検査をして健康チェックをしたいものです。

人間の食べ物は極力与えない

正しい知識の下で、少量ということであれば特に問題はありませんが、人間の食べ物を与えることが犬の栄養に直結すると誤解しないようにご注意ください。

時には与えることで健康を害することもあります。


できればドッグフードや犬専用のおやつなど、安心できるもので管理してあげてくださいね。

さいごに

柴犬の平均寿命は12歳〜15歳。

人間換算では、64歳〜76歳。

昔、ロビン・ウィリアムズ主演の、「ジャック」という映画がありました。

普通の4倍のスピードで成長する人間のお話です。

柴犬と、ほぼ同じペースです。

大学卒業のシーンで、既に年老いていたジャックは、こうスピーチします。

「人間は楽しいことばかり覚えていて、将来を考えると不安になる。

どうせ人生は儚い。

悩んだ時は夜空を見上げてほしい。

流れ星が輝いたら僕を思い出してくれ。

君の人生を輝かせてくれ。

僕のように。

やったよ、ママ。

僕は大人になれた」

(Wikipediaより抜粋)
もしも柴犬が人間の言葉を話せるなら、最期の時は、飼い主にこんなメッセージを残してくれるのでしょうか。

1日でも長く、元気でいてほしい。

その願いは変わりませんが、できることならば、「長さ」だけでなく、「柴犬が幸せで満たされていること」も、願いたいですね。

私も自分の犬を見送る時は、たくさんの楽しい思い出や、嬉しい気持ちを、現世のお土産として持たせてやりたいと思います。

そのためにも、毎日を大切に、丁寧に過ごしたいと思います。

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