特に私の周りでは、柴犬と暮らしているお宅でその話を聞きました。
愛犬が一番つらいのはわかっていても、飼い主さんにとっても愛犬の夜泣きはつらいものですよね。
今日は飼い主さんが少しでも心身の負担が軽くなるように、できる限りの情報をご紹介したいと思います。
1つでもお役に立てるものがあれば嬉しいです。
Contents
老犬の夜泣きは動物病院の受診から
老犬の夜泣きが始まったら、まずは動物病院への受診をおすすめします。
原因を特定し、それに合った対策グッズを準備して、対策方法を考えることが一番早く解決できる可能性があるからです。
老犬の夜泣きの原因には、以下のようなことが考えられます。
・体調不良
・何かの不快感
ワガママで飼い主さんを呼ぶというよりは、具合が悪いのに動けないとか、不安になってしまって声を上げてしまうというのが理由ではないかと思います。
着けていたオムツが汚れてしまった、目や耳が不自由で不安になってしまったというのが周りで多く聞いた原因でしたが、中には病気で痛みが出てつらくて泣いてしまったケースもあります。
愛犬がどんな理由で夜泣きをするのかを探すため、獣医さんに相談してみましょう。
老犬の夜泣きに役立つ対策グッズ選び
原因がわかり、獣医さんに薬を処方してもらうことで解決することもあります。
でも原因がわかってもすぐに夜泣きがおさまらないこともあります。
そんな時、飼い主さんもつらいけれど、近所に迷惑をかけていないかも気になるのではないでしょうか。
そこで、防音グッズを中心に、夜泣き対策グッズをご紹介します。
BingoPaw ペットサークルカバー 犬用ケージカバー
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ケージで休む老犬におすすめのカバーです。
防音効果もあり、全体を覆うことで安心して休むこともできます。
汚れたら自宅で丸洗いできるのも良いと思います。
スーパーダッシュ 新しい 24 ピース
https://www.amazon.co.jp/dp/B06WGVVR33
こちらはプロ仕様の防音グッズです。
愛犬の周りをサークルなどで囲い、そこにこの防音材を貼り付けるという方法がおすすめです。
もちろん、部屋の壁全体に貼り付けてもOKです。
5重構造の防音カーテン コーズ
https://www.pialiving.com/fs/pialiving/08068
ピアノの音を周りに聞こえなくするために開発された5重構造のカーテンです。
リビングの大きな窓から音が漏れないように防いでくれます。
老犬の夜泣きで飼い主さんができる対策方法
夜泣きで介護をしていた飼い主さんが行っていた対処法をご紹介します。
つらいと思いますが、夜泣きをする愛犬を叱ったり、無駄吠え装置を使ったりするのは苦痛を増加させるだけなのでやめてあげてくださいね。
必ず朝に散歩をする
認知症など脳に関する原因で夜泣きをする場合、自律神経を整えるために朝日を浴びさせてあげると良いそうです。
柴犬の飼い主さんで、今も15歳の認知症の柴犬と暮らしていますが、朝は必ずいつもの公園にカートで散歩に来ています。
飼い主さんはもう定年退職して時間の自由がきくので、その子が出たがれば夜中でもカートに乗せて歩いていると話していました。
働いている飼い主さんがそこまでするのは大変なことですが、可能であれば朝日だけでもしっかり浴びるようにすると、愛犬の夜泣きに良い影響が出るかもしれません。
抱きしめる・覆う
不安が原因で夜泣きしてしまう老犬の場合、洋服を着せてあげたり、抱きしめてあげることでおさまることもあるようです。
夜泣きにノイローゼ気味になった飼い主さんが、ある日、愛犬にひどい言葉を浴びせてしまいました。
その直後ひどく後悔して、その飼い主さんは愛犬を抱きしめました。
飼い主さんがわからなくなっていた愛犬は、飼い主さんを強く噛んだそうです。
それでも飼い主さんは離しませんでした。
すると愛犬の夜泣きがおさまったのです。
不安を感じた時、何かに包まれていると安心できることがありますよね。
不安で泣いてしまう老犬も、何かに包まれることで安心できるのかもしれません。
オムツの汚れを確認する
不快感がある時に、泣いて訴える老犬もいます。
夜泣きで起こされた飼い主さんは、よくオムツの状態を確認するようです。
汚れていたらきれいにしてあげるだけでも、気持ちが安まることがあるそうです。
体制を変えたい
ずっと同じ姿勢で寝ていると、床擦れができて痛みが出ることがあります。
自分の力で動けない老犬は、飼い主さんに助けを求めているのかもしれません。
優しく声をかけながら、体制を変えてあげると落ち着くこともあります。
周りの飼い主さんに話す
これは飼い主さんに対してのケアになります。
老犬の介護をしているとつらくなってしまうこともあると思います。
そんな時、愛犬の散歩の時間に会う他の飼い主さんや近所の人と世間話をするだけでも、少し気持ちがほぐれることがあります。
今は老犬だけど、昔は元気に散歩していたでしょうから、きっと顔見知りの人も近所にいるのではないでしょうか。
そんな人たちと話すことで思わぬ情報を耳にできることもあるかもしれませんね。
交流がなかった場合でもSNSに投稿することで、全国の同じ状況の飼い主さんたちと気持ちを共有できることがあります。
ひとりで抱え込まず、気持ちを発信しましょう。
老犬の夜泣き対策グッズ【まとめ】
今回は老犬の夜泣き対策のグッズについて解説しました。
老犬の介護は飼い主さんにとっても想像以上につらいことだと思います。
できるなら家族にも協力してもらう、防音対策グッズを利用するなど、飼い主さんがひとりでがんばりすぎないようにする工夫をしてくださいね。