子犬の夜泣きは放置するべき?無視と防音対策について徹底解説!

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生後2~3ヶ月の子犬は、大型犬のゴールデンレトリーバーでさえ、3kgくらいしか体重がなくて弱々しく見えます。

でもその声は意外にもよく響く力強いものだったりするんですよね。

特に辺りが静かになった時間の夜泣きは、ご近所から苦情が出るんじゃないかと心配になるくらい大きかったりします。

子犬の夜泣きは放置するのが一番の対策だと言いますが、マンション住まいでこれを経験すると、「放置?無理でしょ」と思ってしまいました。

そこで今日は、夜泣きを無視できるようにする防音対策のヒントや、夜泣きがいつまで続いたかなどをお話ししたいと思います。

周りの飼い主さんのご意見も聞いてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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目次

子犬の夜泣きは放置をムリ!と感じた私の犬の夜泣き

うちのワンコも、我が家に来た当時は、すさまじい夜泣きをしていました。

迎えた当日の夜だけおとなしくケージで寝てくれたのですが、翌日からケージの扉を叩いたりかじったり、悲鳴のような夜泣きが始まりました。

インターネットで調べると、子犬の夜泣きは放置や無視の対策が有効だと言われていますよね。

夜泣きするたびに相手をしていると、「泣けば(飼い主さんが)来てくれる!」と子犬が学習して、やめなくなってしまうからです。

ここで負けて行ってしまうとしつけにならない!としばらく我慢していたのですが、うちの犬はいつまで経っても泣き止みませんでした。

夜の10時過ぎに、壊れかけた古い掃除機をフル回転させているような騒音で、両隣に部屋があるマンションの一室では、とても耐えられる音量ではありませんでした。

「放置?無視?その前にご近所迷惑だよ……」

私はとうとう負けて、うちのワンコのところへ行ってしまいました。

子犬の夜泣きの原因を考えてみよう

ショップではケージで何の問題もなく寝ていられたのに、なぜ我が家に来たら夜泣きをするようになったんだろう?

どうやらこれにはいくつか理由があるようでした。

【子犬が夜泣きをする理由】
・環境の変化による不安や恐怖
・室内環境が合わない
・事故や体調不良

環境の変化による不安や恐怖

もしかしたら、我が家の場合はこれが原因かもしれません。

子犬って、生まれてからたった2ヶ月ほどで母犬から離れて全然知らないお店に連れて来られたり、そこがブリーダーなら飼い主さんの家に直接連れて来られたりしますよね。

子犬によっては不安と恐怖でいっぱいになってしまうのです。

そんな時に真っ暗な部屋でひとりぼっちにされたら、泣きたくなっちゃいますよね。

室内環境が合わない

子犬は室内の環境が合わなくて、訴えるために夜泣きをすることもあります

子犬のケージを設置している場所の強いにおい(消臭剤など)、エアコンの風が直接当たる、遅くまで明るくにぎやかで落ち着かないストレスなどがその原因になりやすいと言われています。

快適さを感じられない環境は、心身の成長に支障をきたすこともあるようです。

事故や体調不良

我が家のように来た翌日から夜泣きするのではなく、ある日突然様子がおかしいことがあったら、無視ではなく見に行ってあげた方が良さそうです。

もしかしたらケージに指を挟んで泣いているのかもしれないし、そうでなければお腹が空いてつらいとか、体調が悪くて吐いてしまった、下痢をしてしまったからきれいにしてほしいなど訴えている可能性があります。

子犬は長い時間空腹など低血糖を起こすこともあるので、体調に変化がないようなら少し食べさせてあげると良いかもしれません。

体調不良なら、まずはケージ内を清潔にして、翌日動物病院で診てもらってください。

子犬は体力を消耗しやすいので、早めの対策が必要ですよ。

これで子犬の夜泣きを放置?!押入防音対策

我が家の場合はケージに閉じ込めなければ落ち着くようだったので、夜はケージを開放し、ペットガードで囲んで好きにさせることにしました。

ケージの中に寝床を作り、ペットガードで囲った部分にはペットシーツを敷きました。

これでも初めは不満そうでしたが、夜泣きがいつまでも続くことはなく、数日できちんと寝てくれるようになりました

インターネットで検索すると、防音ケージも販売されているんですよね。

ただ、値段が普通のケージの10倍くらいなので、買うには勇気が要ります。

うちのワンコが散歩をするようになって他の飼い主さんから夜泣きの防音対策を聞く機会があったので、ご紹介したいと思います。

もっと早く聞いていたら、私もやりたかった対策です。

そのお家でも、愛犬の夜泣きで大変な思いをしていたらしく、ある日ご主人が耐えかねてケージごとご夫婦の寝室の押入れに入れてしまいました。

押入れの1/4を使い、ケージの横と背後をダンボールで囲んでみたところ、夜泣きの声が響かなくなり、子犬も飼い主さんの姿が見えることから徐々に落ち着いてきたそうです。

換気が悪くなることから、押入れの扉は撤去し、部屋の窓を開けたりエアコンを入れたりする調整は必要でしたが、1週間ほどで夜泣きはおさまりました。

今はケージをリビングに戻して日中の休憩場所にして、押入れのダンボールも処分したそうですが、寝床にしていた部分はそのまま愛犬のお気に入りスペースとして使わせてあげているそうです。

犬って狭くて暗いところが意外に好きなんですよね。

嫌なことがあったりすると、自分の安全地帯として押入れに逃げ込むようです。

こうした場所は犬の精神面の安定にもつながると言われているので、夜泣きの防音対策としてだけでなく、良いものかもしれませんね。

子犬の夜泣きは放置?【まとめ】

・夜泣きは放置や無視することで泣いても思い通りにはならないというしつけになる
・ただし体調不良やケージで怪我をしていることもあるので突然の夜泣きには注意
・飼い主さんが見える状態で押入などにケージを入れると防音対策になることも

子犬が夜泣きした家では、泣かなくなるまで徹底的に放置するということはほとんどないのではないかと思います。

ずっと泣き続けるのを無視するのって、かなり精神的にこたえるんですよね。

だからいつまで夜泣きが続くのかということをわかっている飼い主さんは私の周りにはいないようです。

でも対策をすると1週間ほどで落ち着いてきます。

早めに対策して、飼い主さんも子犬もゆっくり寝られるように工夫してみてくださいね。

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