子犬を撫でると噛む!甘噛みは怒ってる?噛む時の理由と対策を解説

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子犬って本当にかわいいですよね。

近くにいると、つい撫でたくなってしまいます。

でも子犬は、撫でると噛むことが少なくありません。

甘噛みなのにうなっていたりして、怒ってる?って心配になるかもしれませんね。

ちなみに「甘噛み」とは、噛まれても痛みや傷がつくことのない噛み方です。

犬が本気で噛むと小型犬でも出血する怪我になることもあります。

私はゴールデン・レトリーバーの子犬に甘噛みされたことがありますが、長袖の上からでも「本気出されたら骨砕けるかも」って思ったりしました(笑)

子犬を撫でると噛む時には、怒る、楽しい、ムズムズ、怖いなどたくさんの理由が考えられます。
愛犬に当てはまる理由を探し、対策してみてくださいね。

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目次

子犬を撫でると噛む!怒ってるの?

初めて子犬を迎えた方なら、甘噛みでも怒ってる?と気になるところだと思います。

確かに怒りに似た気持ちになっていることもあるかもしれませんが、基本的に子犬は噛むことが多いのが特徴です。

犬は人間のように手で何かを握って確かめたり、言葉で気持ちを伝えることができないから、一番稼働力のある口で色々なものを確認し、意思を伝えようとするんですね。

以下の理由を参考にして子犬の様子を見てみてください。

子犬を撫でると甘噛みする主な理由

・飼い主さんの手をおもちゃだと思っている(遊びたい)
・好奇心(どんなものか確認したい)
・歯がムズムズする(乳歯の抜け替わり)
・手が怖い(不安・恐怖)
・コミュニケーションがうまく取れずストレスがある(不満)

飼い主さんの手をおもちゃだと思っている(遊びたい)

子犬で一番多いのは、このタイプではないでしょうか。

自分に近づいて来た飼い主さんの手を「動くおもちゃ」だと思って遊ぼうとしていることも考えられます。

こんな時の子犬は動く手を追いかけまわし、だんだん興奮して吠えたりすることもあります。

目がキラキラして、ひとりで楽しくなっちゃって、走り回ってしまうこともあるかもしれません。

好奇心(どんなものか確認したい)

子犬は噛むことで物を確認することがあります。

人間の赤ちゃんも何でも口に入れてしまう時期がありますよね。
それに似ています。

飼い主さんの手をおもちゃだと思うのと同じように、「これなんだろう?」という好奇心から甘噛みすることもあります。

歯がムズムズする(歯の生え替わり)

子犬は生後4ヶ月頃から1歳頃にかけて、乳歯から永久歯への生え替わりがあります。

この頃は歯がとてもムズムズするので、色々なものを噛みたくなってしまうんですね。

そのため、飼い主さんの手は噛み心地の良いものとして認識されてしまう可能性があります。

手が怖い(不安・恐怖)

子犬は好奇心旺盛な子が多いのですが、中には怖がりの子もいます。

特に犬は頭の上で動くものに反応することが多く、そのようなものに不安や恐怖を感じることがあります。

だから子犬の頭の上から手をやって撫でようとすると、怖くて噛んでしまうことがあるのです。

コミュニケーションがうまく取れずストレスがある(不満)

飼い主さんとの関係がまだしっかりとできていないとか、留守が多くて散歩の時間が取れない場合などは、不満からストレスがたまり噛むことがあります。

手を甘噛みすることで、どうして良いかわからないストレスを発散させようとしているのかもしれませんね。

子犬を撫でると噛むことは直すべき?

結論から言うと、子犬が噛むことは直した方が良いことになります。

飼い主さんはブラッシングやシャンプー、歯磨きや耳掃除など、子犬に触れる機会が多いですよね。

そのたびに子犬が噛んでしまうようになると、日常的なお世話が難しくなります。

また、飼い主さん以外の人を噛んでしまうようになることも避けなければなりません。

大型犬であれば甘噛みでも力があるし、小型犬でも「噛む」という行為は犬を飼っていない人には恐怖感を与えるし、子どもであれば、怪我をさせてしまうこともあります。

ただ、犬が噛むことは本能的な行為だとも言えるんですよね。

だから噛むこと全部をダメってことにするよりも「飼い主さんが日常のケアをできるようにする」「他の人に怪我をさせない、怖い思いをさせない」ことを目標にしてしつけるのが良いのかな、と思います。

子犬が撫でると噛む時の理由ごとの対策

飼い主さんを含めた人間を噛むことをさせないこと、日常のケアをしっかりできるようにすることを目標にして、子犬が噛んできた時の対策をご紹介します。

飼い主さんの手をおもちゃだと思っている(遊びたい)時

・噛まれたら無言でその場を去る(噛まれたらかまってもらえないことを教える)
・子犬の頭から手を出さない(頭上は気になって噛もうとしてしまう)
・子犬の前で手をヒラヒラと動かさない(動くものに子犬は反応する)

好奇心(どんなものか確認したい)から噛む時

・顎の下からゆるく手を握って出す(こうすることで噛まずに匂いを嗅いでくれる)
※もしここで噛まれたら無言で立ち去る

歯がムズムズする(乳歯の抜け替わり)時

・噛んでも良いおもちゃを与える(ロープ、耐久性のある天然ゴムのおもちゃなどがおすすめ)
※子犬の好みがわかるまで色々なタイプのおもちゃを試してみてください

手が怖い(不安・恐怖)時

・子犬を撫でる時は正面からではなく脇腹の辺りから触るようにする
・手からフードやおやつをあげて「手はおいしいものをくれる」と認識させる

コミュニケーションがうまく取れずストレスがある(不満)時

・子犬が落ち着ける環境(夜は静かに休める場所など)を提供できているか確認する
・留守番のストレスの場合は適度に遊びに誘ってストレス発散を心がける
・散歩時間を少し多めに取れるように工夫する
・散歩時間が短くなる時は週末などに普段行かない場所へ連れて行くのも効果的

番外編「人間の幼児に注意」

1~3歳くらいの、ちょっと動きがおぼつかない小さな子には、十分ご注意ください。
犬は不規則な動きをしながら近づいてくるものをすごく嫌がります。

親御さんがお子さんを落ち着かせながら一緒に近づいて来る場合は良いのですが、子どもだけで叫びながら近づいてくると、犬は怖がって吠えたり噛んだりすることがあります。

こんな時は甘噛みではなく本気で噛みます。

飼い主の間でよく話すのですが、私たちは子どもだけでワーッと近づいて来る時は、申し訳ないと思いつつ、その場をすぐ去るようにしています。

犬には本能的に受け付けられない状況でも、噛めば犬が悪者になってしまいます。

愛犬と子どもを守るためにも、マズイと感じたら逃げるのが一番ですよ。

子犬を撫でると噛む!甘噛みは怒ってる?【まとめ】

子犬が撫でると噛む理由は、飼い主さんと遊びたい、歯がムズムズする、不安、恐怖、不満などいくつかのことが考えられます。

でもここで対象となっているのは「手」であるため、噛んだ時に叩いてしつけるという方法はおすすめできません。

「手」が悪者にならず、「噛むものじゃないけどいいもの」と子犬に理解してもらえるようなやり方でしつけてあげられるといいのかな、と思います。

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