でも好奇心旺盛な子犬を自由にさせるのはまだちょっと怖いなって思いますよね。
そこで、子犬がケージから出たがって暴れる、吠えるなどの対処法についてご紹介します。
参考にしてみてくださいね。
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子犬がケージから出たがって暴れる理由とは?
慣れているはずのケージを子犬が嫌がるとしたら、それにはいくつかの理由が考えられます。
主な理由を挙げてみると、次のようになります。
・ケージが落ち着かない場所に設置されている
・ケージが汚れていて不快
部屋で遊びたい
もっと遊びたいのにケージに閉じ込められてしまうと、子犬は面白くなくて吠える、暴れるという行動に出ることがあります。
ケージが落ち着かない場所に設置されている
眠りたいと思っても、周りがテレビの音や人の話し声などでにぎやかだと休めませんよね。
また、休もうと思っても誰かに話しかけられたりケージの中に手を入れて触られたりするのもストレスになります。
落ち着いて休むことができない環境が嫌でケージを嫌がることもあります。
ケージが汚れていて不快
犬はとてもきれい好きな動物です。
自分の巣(家)を汚すことを嫌がって、外でしかトイレをしない子もいるほどです。
子犬のケージはトイレと食事を一緒にする場所になることも多いため、ご飯の食べカスがこびりついていたり、排泄したペットシーツが放置されていたりすると、不快でケージを嫌がるようになることもあります。
子犬がケージを嫌がる時の対処法
子犬がケージを嫌がる理由に思い当たることがあれば、早速改善してみましょう。
まずは環境面から考えてみたいと思います。
以下の3点を見直してみてください。
・子犬が安心して休める環境になっているか
・ケージは清潔に保たれているか
静かな場所にケージを設置できているか
子犬は1日18時間くらい寝て過ごすのが普通です。
眠る時は静かな環境で、夜なら暗くしてあげる方がゆっくりと休むことができます。
犬は眠りが浅いので、わずかな音でも目を覚ましてしまいます。
静かに過ごせる場所にケージが設置されていることが理想です。
子犬が安心して休める環境になっているか
せっかく落ち着ける環境にケージを設置しても、飼い主さんたちが代わるがわる様子を覗きに行ったり、かまったりすると子犬は落ち着いて休むことができません。
睡眠不足は子犬の心や体に影響を与えることもあるので、眠っている時はそのまま静かにしておいてあげることも大切です。
ケージは清潔に保たれているか
子犬は1日に3~4回食事を摂ることもあって、ウンチやオシッコをする回数も成犬より多くなります。
飼い主さんからすると、ペットシーツの端っこにちょっとオシッコをしたくらいなら、もったいないからもう1回オシッコしたら片付けようと考えるかもしれませんが、できればペットシーツは都度交換した方が良いです。
犬によっては、1度使ったシーツでは2度と排泄しない子もいます。
うちのワンコも、オシッコをしたペットシーツを片付け忘れていたら、次にオシッコをした時はその場所を避けようとして思いっきりペットシーツから外れた方向にしていました。
また、子犬はご飯を上手に食べられないことも多くて、ふやかしフードが周りに飛び散ってしまうこともよくあります。
食べカスが残ることは衛生面でも問題が起こりやすく、子犬が不快感からご飯を食べなくなってしまうこともあるので、ご飯のたびにケージ内を清潔にしてあげるようにしてくださいね。
子犬がケージを嫌がる時の対処法①遊び
子犬がケージから出たがる理由に、もっと遊びたいということもあります。
子犬のうちはあまり体力がないので、ケージから出しても15~30分くらいしか遊べませんが、もしかしたら遊び足りないのかもしれません。
そんな時は15分程度の室内での遊びの回数を少し増やして、満足させてあげることで解決できる可能性があります。
十分に遊んで満足して、疲れたからケージで休むという生活スタイルにすることで、子犬はケージが寝るところと理解して落ち着いて過ごせるようになります。
子犬がケージで暴れる時の対処法【まとめ】
子犬がケージを嫌がって出たがる、暴れる、吠えるという行動は、飼い主さんからするととても困ったことですが、子犬から見ても困ったことが起きている可能性があります。
落ち着いて休めるところにケージが設置されていて安心して眠れているか、ケージは清潔かということに気を配り、遊び足りなくて暴れてしまうようであれば、十分に遊んであげるなど、子犬の気持ちを考えてあげるようにしたいですね。
ケージで暴れるからと一方的に叱りつけると、子犬はストレスが溜まってしまうこともあります。
なぜ嫌がるのか、出たがるのかを考えて、それに合わせた対処をしてあげてくださいね。