とても元気で活発に動き回る姿がとてもかわいいポメラニアンですが、よく吠えることで飼い主を悩ませることが多いようです。
きゃんきゃんうるさい、こんなに吠えると思わなかったとポメラニアンを飼ってから後悔しないように、吠える理由と対策を考えてみましょう。
吠える理由を知ることで、しつけの方法もわかり、賢くおりこうさんなポメラニアンになってくれますよ。
今回は、ポメラニアンがよく吠える理由と、対策についてご紹介します。
Contents
ポメラニアンがよく吠える理由
ポメラニアンは、きゃんきゃんと甲高い声で鳴くため、飼い主だけではなく隣近所にも迷惑をかけてしまう可能性があります。
なぜポメラニアンがよく吠えるのか、その理由をちゃんと理解して、しつけをしていくことが大切ですね。
警戒心の強さ
ポメラニアンは、非常に警戒心が強く縄張り意識の強い犬種です。
掃除機の音、インターホンの音、散歩中に自分より大きな犬に出くわした時など、自分と飼い主を守るために吠えることも少なくありません。
デリケートな一面のあるポメラニアンは、ひとりでお留守番をしている時や、初めてみる人が恐いなどの不安から吠えることがあります。
要求吠え
お腹がすいた、遊んでほしいなどの要求から、飼い主の気を引こうとして吠えることがあります。
要求吠えは、要求されるままにおやつをあげたり、遊んであげたりすると、飼い主へ要求すれば自分の要求が通ることを覚えてしまうため、我慢することを教えることが必要です。
ケガをしている
フワフワのボリュームのある姿から想像しにくいですが、ポメラニアンの骨格は小さいため、遊んでいる時にジャンプしたり、高いところから飛び降りたりした時にケガをする可能性があります。
いつもよりも甲高い声や、触ろうとした時に吠える場合は、どこか異常がないかチェックしてあげましょう。
ポメラニアンが吠えたときの飼い主の間違った対応
よく吠えてうるさいとき、どうやったら吠えることをやめてくれるのか、考えない飼い主はいませんよね?
吠えている理由がわかったら、次は吠えることをどうやってしつけで改善していくか?ということを考えることですよね。
ポメラニアンが吠えてうるさい時の間違った飼い主の行動をまとめてみました。
・吠えている時に抱きかかえて静かにさせる
・おやつを与えて静かにさせる
・叩いたり、押さえつけたりして静かにさせる
よかれと思ってとった飼い主の行動が、さらに「よく吠えるポメラニアン」になってしまうことになるので、注意が必要です。
吠えることへの対策
ポメラニアンは、飼い主に誠実で賢く、しつけがしやすい犬種なので、根気よく吠えることへの対策をすることが大切です。
なぜ吠えるのか理解していれば、間違った対策をしてしまって、全然改善されないなんてつらい思いをしなくてもすみますよね。
好奇心旺盛で、協調性のある性格を理解した上で、対策をしていきましょう。
対策をとって、ちゃんと対応できたときは、思いっきりほめてあげて信頼関係を高めていきましょう。
おすわりや、伏せを覚えさせる
吠え始めたら、低めの声で「おすわり」や「ふせ」を指示しましょう。
最初は、なかなか覚えてくれませんが、根気よく続けることが大切です。
遊びを通して覚えさせることもおすすめですし、ちゃんと出来たらしっかりと褒めてあげるといいですよ。
時には無視することも大切
おやつが欲しい、遊んで欲しいなどの要求吠えにいちばん効果があります。
無視することで、吠えても何もしてもらえないことを理解し、最初は吠え続けていても静かにできるようになります。
しつけ教室や犬の保育園へ通う
費用はかかりますが、どれだけ頑張っても吠えることをやめない時は、しつけ教室にまかせることも考えましょう
根気負けして、飼い主もポメラニアンも疲れてしまうくらいなら、専門家にお願いすることも悪くありません。
ペットショップにある犬の保育園を覗いたことがありますが、飼い主がびっくりするくらい、おりこうさんになると言われて驚きました。
ポメラニアンがよく吠える理由は?【まとめ】
・ポメラニアンがよく吠えるには、ちゃんと理由がある
・吠える理由をしったら、行動別に対策をとりましょう
・根気よく対策をすることで、信頼関係も生まれる
ポメラニアンがよく吠える理由をしっかり理解して、対策をしていくことが重要です。
甲高い声で吠えるので、イライラしたり頭を抱えたりすることもあるかもしれませんが、根気よく愛情をもってしつけてあげてくださいね。