雑種犬の平均寿命はどのくらい?雑種犬を長生きさせるためのコツとは

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犬を飼いたいと思ったら、できるだけ長く一緒にいられる子がいいな、と考えたくなりますよね。

長生きしてくれるということは、きっと病気もしづらいということ。

それには雑種犬が良いと思う方もいるかもしれません。

でも純血種ならネットで簡単に平均寿命がわかるけれど、雑種犬はちょっとわかりにくい。

雑種犬の平均寿命はどのくらいなのでしょうか。

長生きさせるためのコツはあるのでしょうか。

これから雑種犬を迎える方、最近、雑種の子犬を迎えた方、ぜひご覧ください!

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目次

雑種犬の平均寿命はどのくらい?

結論からお話しすると、雑種犬だからとても平均寿命が長いというわけではありません。
そのため、体の大きさから平均寿命は以下のようになります。

・小型の雑種犬:13〜16歳
・中型の雑種犬:12〜15歳
・大型の雑種犬:10〜12歳

雑種犬の平均寿命は一般的な純血種の平均寿命とほぼ同じですね。

雑種犬はミックス犬よりも親犬たちの病気の遺伝子を受け継ぎやすいとも言われています。

しかし逆に良いところばかりを受け継いだラッキーな子もいるので、なかなか平均寿命が割り出しにくいところもあるのです。

雑種犬は病気になりやすいの?

犬種特有の病気に注意

初めにお話ししたように、雑種犬はどんな遺伝子を受け継いでいるかによって、体質は大きく変わります。

そのため、どんな犬種が入っているかがわかる場合には、その犬種特有の病気にも注意しなくてはいけません。

例えば、ミニチュアダックスが入っていて胴が長い体であればヘルニアなどの腰の病気に注意が必要だし、トイプードルのような体型ならば高い所からジャンプして骨折することもあるかもしれません。

うちのワンコは父犬がチワワ、母犬がシーズーとミニチュアピンシャーのミックスですが、見た目はシーズーで活発さはミニチュアピンシャーの血を受け継いでいるようです。

そのため、チビなのに2時間くらい歩き回ることも多く、シーズーの体でミニピンの動きが耐えられるのか、少し不安になることがあります。

体質や体型と性格にギャップが生じやすいところも、雑種犬は気をつけた方が良いかもしれませんね。

どんな犬種が入っているか分からない場合

どんな犬種が入っているかがわからない場合には予測がつきにくいところもありますが、愛犬の体の特徴を観察して考えてみるのも良いし、動物病院で相談してみるのも1つの方法です。

定期的に血液検査を受けたり、体の様子を診てもらったりようにすると、その子自身の特徴も把握できるので、1年に一度はぜひ検査してみましょう。

雑種犬を長生きさせるためのコツとは

雑種犬は、どのタイミングでどの犬種の特徴が表れるかの予測が付きにくいというところはありますが、どんな犬であっても長生きさせるためのコツとして、こんなことがあります。

・良質なドッグフードを与える
・人間用に味付けした食べ物を与えない
・朝日を浴びられるような散歩習慣を作る
・散歩は1日2回以上行う
・歯磨き、耳掃除、爪切りを定期的に行う
・シャンプーも定期的に(必要ならトリミングも)
・ブラッシングも小まめに行う
・換毛のある犬は換毛期対策を万全に
・愛犬とのスキンシップの時間を持つ

犬を迎えたらこうしたことを意識して行うことで、愛犬の異常にも気づきやすくなり、健康効果も高まります。

たぶん長生きさせるコツって、日常的な愛犬との時間の中にあるのでしょうね。

特別な素材の高価なサプリメントを与えることではなく、毎日愛犬と触れ合い、綺麗に保ってあげること、それが長生きの秘訣のように思います。

室内飼いを基本にした飼育環境を

「雑種は丈夫だから、外飼いできるんでしょ?」

そんな声を聞くことがあります。

確かに、日本犬の血が入っている犬の場合、独立心も強く、ダブルコートで寒さにも比較的強い体です。

しかしうちのワンコのように、見た目と性格が違う犬種のように見えることが多いのも雑種犬の特徴です。

例えば柴犬のような日本犬に洋犬の血が入った雑種犬がいたとします。

見た目は日本犬なので外でも飼えるかな? と思うかもしれませんが、性格が洋犬だった場合、飼い主と共に生活することを好みます。

そんな犬を外飼いすると、寂しさやストレスでとてもつらい思いをさせてしまうかもしれません。

これでは長生きどころか短命になってしまいます。

また、犬だって暑さや寒さは体にこたえますし、雨風だって不快です。

外にいればノミ、ダニ、蚊などの害も受けやすくなります。

長く快適に生きてもらうためには、室内で家族の一員として育ててあげられる環境を整えてあげてくださいね。

まとめ

・雑種犬の平均寿命は純血種とほぼ同じ
・長生きさせるコツは日常生活のケアがすべて
・室内飼いで家族の一員として育てて

「雑種」という呼び名は、なぜか「雑に扱っても良い」というイメージがつきまといます。

でも本当は「純血種ではない」という意味しか持たない言葉なのです。

だから雑種犬にも人間の愛情は不可欠だし、大切にしてもらえなければ長生きだってできません。

人間の子供を育てるように、大切に、そして時には毅然とした態度で、雑種犬にも当たり前の日常を与えてあげてください。

そんな毎日が長生きの秘訣以上に、雑種犬を幸せにできるコツだと思います。

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