犬の爪切りをしていて、不注意で切りすぎて出血させてしまったとき、なかなか止血できなくて困ったことありませんか?
私も、自宅で爪切りをするのですが、切りすぎてしまって出血したこと、痛い思いをさせたことが何度もあります。
爪切りで起こった出血は、止血剤があればいいのですが、ないときは何か代用できるものがないか?と思うものです。
この記事では、止血剤が手元にないときに、代用できるものについてご紹介いたします。
Contents
犬の爪切り
犬の爪は、伸びすぎると巻き爪になったり、肉球に刺さったりと、犬にとっていいことはありません。
定期的に爪切りをしてあげる必要がありますが、切りすぎると出血してしまうため、爪切りをするときには止血剤を準備しておきましょう。
犬の爪は、白かったり黒かったり、犬ごとに違います。
私は3匹の犬を飼っていますが、1匹だけ黒い爪をしているため、爪切りをするときには血管を切らないようにすごく緊張します。
爪切りでの出血の原因
犬が爪から出血する原因は、爪切りだけではありません。
爪切りで深く切りすぎたとき
単純に、血管を一緒に切ってしまったときに、出血します。
血管が見えにくい黒い爪の犬の場合は、切断面をみながら慎重に切っていきましょう。
爪切りが不安な場合は、やすりを使うことをおすすめします。
地面で削れてしまったとき
お散歩で砂利道や、アスファルトを歩いたときに、爪が削れてしまって出血してしまいます。
爪切り直後のお散歩は、避けるといいでしょう。
爪が折れてしまったとき
メッシュのトイレで爪をひっかけてしまったり、老犬で水分量が減っている爪が裂けておれたりすることがあります。
爪切りをせずに、放置していると、犬が家具や絨毯などに爪をひっかけて折ってしまう可能性も高くなってしまいます。
など、出血する原因はいくつかありますよね。
犬がずっと足の裏を舐めているから何かあったのかな?と思ってみてみると、出血していたなんて経験があります。
活発な子犬や、筋力の落ちた老犬などは、どこかに爪をひっかけたり、お散歩中に何かにつまずいたり、出血の原因になることも多いでしょう。
爪切りで出血した場合の止血方法
爪切りのときに、出血させてしまった場合は、あせらずに対応してあげましょう。
まずは、コットンを2~3枚重ねて、出血した部分を1~2分程度圧迫してあげることで出血がとまります。
圧迫を続けても出血が止まらない場合は、止血剤を使ってください。
ただ、出血時には止血剤を使うのが最適なのですが、自宅になかった場合は代用できるものを準備してから爪切りをするべきです。
犬の爪切りの失敗に止血剤がない!代用できるものは?
犬の爪切りで出血した際に、止血剤の代わりとして使えるものがいくつかあります。
ただし、これらは応急処置として使用するもので、出血が止まらない場合や傷が深い場合はすぐに動物病院に相談してください。
小麦粉
多くの自宅にあるもので、止血剤の代用にできるものは、「小麦粉」です。
爪切りをする前に、水で溶いた小麦粉を準備しましょう。
水で溶くときは、少し固めに溶いておかないと止血剤の代用にはできませんので、注意してくださいね。
止血剤の代用としての小麦粉の使いかたをご紹介しましょう。
- 止血したい爪に、水に溶いた小麦粉を多めに塗る
- 小麦粉を塗った部分を、しばらく押さえて圧迫する
- 小麦粉が固まれば止血完了
圧迫を続けてもまだ血がにじむようなら、追加で小麦粉をつけるといいでしょう。
片栗粉
小麦粉以外にも、片栗粉も止血剤の代用として使うことができますよ。
小麦粉と同じく、片栗粉を出血部分に押し当てます。
粘度が高いので止血効果があります。
ベビーパウダー
無香料のベビーパウダーを使用すると、傷口をカバーし出血を抑えることができます。
コーンスターチ
料理用のコーンスターチも効果的です。
傷口に優しく押し当て、圧力をかけて止血します。
ティッシュやガーゼを圧迫
傷口を頻繁に触らないようにしましょう。
出血が止まらない場合や犬が痛がる場合は、早めに獣医師に相談してください。
次回からの爪切りでは、少しずつ慎重に切るよう心がけてください。
いづれにしても、爪切りをするときには、止血剤か代用できるものを準備してからにしましょう。
犬の爪切りの止血剤がない!代用できるものは【まとめ】
犬の爪は、血管を一緒に切ってしまうことで、出血してしまいます。
爪切りをするときには、万が一の事を考えて止血剤や止血剤の代用にできるものを準備してから行うことがおすすめです。
もし、出血した場合は慌てずに、しっかりと止血してあげましょう。
そして、痛い思いをさせてしまった愛犬に「ごめんね」「爪切りがんばったね」など、優しく声をかけてあげ、爪切りがトラウマにならないようにしてあげてくださいね。