犬にとって、ブラッシングをすることで、毛並みをキレイに整えてあげることができます。
どんな犬種であっても、基本的にはブラッシングをしてあげる必要があります。
ブラッシングは、犬の外見を整えてあげることができ、体調を知ることにもつながります。
かといって、やりすぎると良くないこともありますので、注意が必要です。
今回は、犬にとってブラッシングをすることと、しないことについてご紹介していきますね。
Contents
犬のブラッシングのやりすぎのデメリットとは?
ブラッシングは、犬とのスキンシップをかねて行うことがおすすめです。
ブラッシングは嫌なものだと思われないように、リラックスした状態で、週に2~3回程度行うといいでしょう。
犬にブラッシングをし過ぎると、以下のようなデメリットが考えられます:
1. 皮膚のダメージ
頻繁なブラッシングにより、皮膚を傷つけたり炎症を起こす可能性があります。
特に敏感肌の犬では注意が必要です。
2. 被毛が切れる・傷む
適度なブラッシングは毛を美しく保ちますが、過剰に行うと被毛が切れたり、摩擦で質感が悪くなることがあります。
3. ストレスを与える
犬がブラッシングを嫌がる場合、無理に続けるとストレスを感じることがあります。
これにより飼い主との関係が悪化する可能性もあります。
4. 皮脂バランスの乱れ
過剰なブラッシングで毛や皮膚の表面の皮脂が取り除かれすぎると、乾燥やフケの原因になります。
5. 毛玉を増やす逆効果
特に長毛種では、適切でないブラッシング(間違った方向や力加減)により、かえって毛玉ができることがあります。
犬にブラッシングをする場合のメリット
犬を飼っていたら、毛並みをきれいに美しく、清潔にしてあげたいと思う飼い主さんは多いでしょう。
ブラッシングをすることで得られるメリットを、3つご紹介しましょう。
皮膚のトラブル防止
ブラッシングをすることで、皮膚の状態をチェックすることができます。
毛並みを整えるだけではなく、ノミやダニがいないかチェックすることもできます。
また、お散歩から帰ったときには、ゴミやホコリを落とす効果もあります。
皮膚が赤くなっていたり、ノミやダニがついていることに気付いたりすることで、早いうちに対策をとってあげることができるでしょう。
抜け毛対策
犬種によって、抜け毛が多い犬と少ない犬がいます。
どんな犬種でも、ブラッシングは必要なものです。
ブラッシングをしないと、毛玉ができてしまい、取り除くために犬が痛い思いをするので、しっかりとブラッシングをしましょう。
定期的なブラッシングをすることで、自然に抜け落ちた毛が家じゅうにたくさん転がることを防ぐこともできるでしょう。
体調管理ができる
ブラッシングをすることで、血行促進につながり、皮膚を健康に保つことが可能になります。
皮膚を刺激することで、皮膚の新陳代謝がよくなることで、皮膚トラブルを防止することができるのです。
ブラッシングをすることで得られるメリットは、たくさんありますよね。
定期的にブラッシングをすることで、皮膚の状態もよくなり、毛並みも整いツヤのある状態を保つことができます。
ブラッシングをしない場合のデメリット
ブラッシングを嫌がるからといって、全くお手入れしない場合はデメリットがあります。
ブラッシングをしない場合に起こるデメリットを、3つご紹介しましょう。
毛玉ができる
伸びた毛が絡まってしまい、毛玉ができてしまい、放置しておくと毛玉自体が大きくなりすぎてしまいます。
毛玉が出来ると、取り除くときに時間がかかって犬が痛い思いをしたり、トリミングでお願いしても時間がかかったりして、良いことはありませんよね。
毛玉を増やさないためにブラッシングをするにしても、やりすぎはいけませんよ。
無理に毛をひっぱっても、出来てしまった毛玉は簡単には取り除けません。
私は、出来てしまった毛玉を取り除きながら、「痛いね。もう少しだよ」と言いながら愛犬の毛玉とりをしますが、いつもごめんねと謝っています。
かゆみからかきむしることで皮膚が傷つく
毛玉ができにくい犬種でも、ゴミやほこりが皮膚に付いている状態が続くと、かゆみを感じて体を強くかきむしってしまうものです。
強く体をかきむしると、皮膚が傷ついてしまいます。
ブラッシングをちゃんとしていても、頻度が多すぎると肌に負担がかかり逆効果になる事もあるので、ブラッシングのやりすぎも良くありません。
ひっぱりすぎたり、毛玉がとれないからと強くひっぱったり、とにかくやりすぎは避けてくださいね。
ノミやダニなど皮膚トラブル発見が遅れる
ブラッシングをしないことで、皮膚が不衛生になり、ノミやダニが発生する可能性が高くなります。
お散歩に行ったあとに、ゴミやほこりをとるためにブラッシングすることもおすすめです。
ただし、ここでやりすぎは厳禁です。
せっかく楽しくお散歩に行って帰ってきたのに、毛を引っ張られたり、痛いことをされたりしたら、お散歩すら嫌になってしまうでしょう。
犬にブラッシングをやりすぎるとどんなデメリットがあるの?【まとめ】
ブラッシングは、どんな犬種であっても定期的に行うことが必要です。
ブラッシングは「やりすぎ」に注意しながら、外見を整えてツヤのある毛並みを保ち、皮膚を健康に保つためにも、定期的にブラッシングをしましょう。