「犬がお風呂に入らないとどうなる?」と、考えてみたことはありますか?
長い間お風呂に入らないと、ノミやダニが発生して皮膚病の原因になったり、強いにおいを放ったりすることがあります。
犬の皮膚は、人間よりもデリケートで傷がつきやすいため、いい状態を保ってあげる必要があります。
愛犬には、いつも元気で愛らしくいてもらいたいと、飼い主さんなら考えるものです。
定期的にトリミングに行く飼い主さんや、スキンシップの一環として自宅でお風呂に入れる飼い主さんもいます。
今回は、自宅でお風呂に入れる場合の「頻度」や「最適な温度」についてご紹介していきますので、参考になれば嬉しいです。
Contents
犬がお風呂に入らないとどうなる?
犬がお風呂に入らないとどうなるか、ということをデメリットとメリットそれぞれでご紹介していきましょう。
*デメリット
犬がお風呂に入らないとどうなるかのデメリットは、下記の通りです。
2 ノミやダニが寄生して、皮膚病につながる
3 毛のつやがなくなってしまう
*メリット
犬がお風呂に入らないとどうなるかのメリットは、下記の通りです。
2 人間よりもデリケートな肌を健康に保つことができる
3 皮膚の細菌防止や、悪臭の対策になる
お風呂の頻度は?
犬のお風呂の頻度は、月に1回〜2回が目安です。
頻繁にお風呂に入れると、必要以上に体にある皮脂を洗い流してしまい、皮膚病を起こす場合があります。
臭いが気になって、頻繁にシャンプーを使うことで、皮膚を痛めてしまうことがあります。
シャンプーを選ぶときも、できるだけ低刺激で皮膚に優しいものを選んであげたいものです。
臭いが気になる場合は、シャンプーを使わずお湯だけで洗い流すようにするといいでしょう。
どうしても自宅でお風呂に入れることが難しい場合は、トリミングサロンでプロの方に対応してもらうのもおすすめします。
犬にとって最適な温度は?
犬にとって最適な温度は、37度〜38度くらいです。
全身が毛に覆われている犬は、人間と違って素早く体温を調節することができません。
犬にとっての最適な温度は、人間には「少しぬるい」と感じますが、熱い温度では犬の体力を奪ってしまうのです。
また、冷たすぎる温度の場合は、風邪をひいてしまったり、お腹を壊したりするので、温度調節はしっかりと行う必要があることを理解しておきましょう。
お風呂あがりの注意点は?
強く体を擦らないよう、濡れた体の水分はタオルを当ててしっかりと吸い取ってあげましょう。
人間用のバスタオルではなく、吸水性の高いタオルを使ってあげるといいですね。
タオルで水分を吸い取った後は、ドライヤーでしっかりと乾かしてあげることです。
先にも述べましたが、犬は体温調節が苦手なので、濡れたままの時間が長くなると、体温が下がって風邪を引いてしまうなどのトラブルにつながります。
また、早く乾かしてあげようと、ドライヤーの熱風を当てすぎないように注意しましょう。
ドライヤーの風を自分の手に当てながら、濡れている部分がなくなるまでゆっくりと、しっかり乾かしてあげてください。
濡れた部分が残っていると、皮膚トラブルにつながる可能性があるので注意してあげましょう。
犬がお風呂に入らないとどうなる?【まとめ】
犬がお風呂入らないとどうなるのか、メリットとデメリットの両方を理解していただけたでしょうか?
犬をお風呂に入れることで、見た目の愛らしさや美しさを保つだけではなく、健康の維持にも繋がります。
お風呂が苦手な犬もいると思いますが、スキンシップを図りながら自宅で楽しくシャンプーできるようになれば、飼い主さんとの距離も縮まります。
お風呂って楽しい!と思えるように、根気よく愛犬に付き合ってあげてくださいね