突然の揺れは人間でも怖いですよね。
犬は地震のわずかな振動を察知しているのでしょうか。
敏感な犬は地震を怖がるのでしょうか?
その時どのような反応をするのでしょう。
そこで今回、この記事では犬は地震を怖がるのか理由を詳しく説明。
地震が発生した時、発生する前の反応と対策を併せて解説していきます!
犬は優れた感覚をもつ動物です。
犬は地震を察知しているのでしょうか。
こちらも分かりやすく説明していきます!
是非最後までご覧下さいね!
Contents
犬が地震を怖がる理由
地震は建物の揺れや物が転倒します。
そのような状況では、犬はパニックになることもあります。
地震の経験が少ない仔犬や地震のトラウマが過去にある犬は、不安になりやすく地震を怖がります。
地鳴りの音にもびっくりし、その場から動けずにガタガタ震える臆病な犬もいます。
警戒心の強い犬は大きな地震に遭うと危険信号をだします。
犬は地震の原因や揺れがおさまるタイミングが理解できないことから、小さな地震でも命の危険を感じることが犬が地震を怖がる理由です。
犬が地震を怖がるときの反応と地震前の異常行動
地震が起きたとき犬が怖がるとき見せる反応や地震の前の異常行動があります。
詳しく見ていきましょう。
吠える
犬は不安から吠える行動をとることがあります。
地震の揺れが強くなり不安を表現するためです。
隠れる
不安から犬が家具の下など狭い場所に隠れます。
犬は安心感を得るためにする行動です。
飼い主さんのそばにずっといる
地震が起こると、飼い主さんのそばにいることが多いようです。
信頼している飼い主さんは不安な犬には安心を得ることができるからです。
犬によってさまざまですが、地震の前に異常行動を見せています。
犬が見せる地震前の行動を見ていきましょう!
犬が地震を察知した時の5つの行動!
そわそわ落ち着かない
最も多い異常行動です。
そわそわ落ち着かなく歩き回ります。
地震が起こることを察知している犬は、不安でその場を歩き回っています。
犬によって玄関に走って外に出ようとする行動をとることもあるようです。
小刻みににぶるぶる震える
地震の振動と地鳴りを察知しているからなのか、小刻みに震えます。
このとき犬はとても不安そうに、飼い主さんの側にくる行動を地震の前にみせます。
飼い主さんを見つめてくるときは、何か言いたげな様子です。
行ったり来たりする行動をとる犬もいます。
このとき犬は怯えた様子をみせます。
激しく吠える
多く耳にするのが普段は吠えない犬が吠える、唸る、激しく吠え出す行動です。
犬の習性から地震を察知し危険を仲間に知らせるため合図を出したと考えられます。
しつこく床を嗅ぐ、掘る仕草をする
不安があるときや気持ちが落ち着かないときに犬は床を執拗に嗅ぐことや掘ることがあります。
この行動は地震の前にもよく見られます。
犬は本能から地面に潜ることで逃げ出そうとしていることから地面を掘る仕草をします。
この場合、地震が起こる前兆かも知れません。
犬によって体調を崩してしまう
かなり前から何らかの異常を感じとっています。
また、犬は体調を崩すピークが2つあると考えられています。
一つは地震発生の数日前から1ヶ月ほど前です。
もう一つは地震が発生する数時間です。
実は、動物たちの予知能力が異常を察知しているとも言われています。
原因不明の体調不良もあると言うことを覚えておくといいですね。
ですが体調不良が続いた場合は、まず動物病院で見てもらいましょう!
犬が地震を怖がるときの地震対策
ある日突然やってくる地震は飼い主さんが愛犬の安全を考えることが必要です。
大きな音とグラグラした揺れに敏感な犬はパニックとなることも考えられます。
そこで、怖がる愛犬に飼い主さんができる対策をご紹介していきます!
飼い主さんが落ち着くこと
地震が起こったときには、飼い主さんがパニックになってしまうと犬もパニックがおきてしまいます。
犬の不安を少しでも取り除けるように、飼い主さんが落ち着いて対処をしましょう。
犬に寄り添ってあげること
地震のとき愛犬に寄り添ってあげましょう。
犬は家族が一緒だと安心することができますが、不安を感じた犬が飼い主さんの側から離れたがることがあります。
そのときは愛犬のペースで寄り添いましょう。
地震後はしばらく強く叱らないこと
犬は興奮から噛みつく、鳴き声を出すこともありますが地震や災害の中で恐怖を感じています。
叱られると余計に恐怖心と不安感が大きくなってしまいます。
大切なのは地震が落ち着き少しずつ様子をみながら対応をしていくことです。
地震は予測できません。
飼い主さんは愛犬の安全を考え、どのような地震対策を取るか地震が発生する前に対策が必要です。
犬を飼っているときの3つの地震対策!
愛犬が安心できる場所を準備しておく
犬は地震の揺れや大きな音に敏感です。
いざというときに安心できる場所を準備しておくことが必要となります。
愛犬のストレスを少なくするには、普段の寝床にクッションや毛布を敷きます。
その上にお気に入りのおもちゃや好きなおやつを置き愛犬に安心感を覚えさせましょう。
万が一、地震が起きたときに愛犬がパニックになってしまったときは、この場所に誘導しましょう。
愛犬のストレスが軽減されます。
大切なのが外に出られるようにしておくことです。
犬は運動をすることでストレスを発散させることができるからです。
そのために、地震が発生したときは愛犬が外に出られるように必要となる物、リードや首輪を準備しておきましょう。
注意しなければならないのが、地震発生の最中に愛犬を外に出すことです。
危険なので地震がおさまった後、外に出しましょう。
ストレス発散のための運動をする
地震が発生した場合に、犬が地震を怖がることからパニックになることがあります。
人間もそうですが、長い間このような状態が続くとストレスから体調を崩してしまうことがあるので、地震後にストレスを発散させる運動が必要となります。
地震発生の後は室内での運動がおすすめです。
軽く飛び跳ねるだけでもストレスを軽減してあげることができます。
好きなおもちゃを与えることや、一緒に飼い主さんが遊んであげることも愛犬が安心できます。
食欲低下に注意する
不安から犬は食欲が落ち体調を崩してしまう恐れがあるので注意が必要となります。
愛犬が長時間ご飯を食べていないときや、普段のフードを嫌がるときは手作りご飯にしてみましょう。
食欲が落ちている場合、水分を摂ることが必要です。
水の入った器をいくつか準備しておくと、愛犬が飲みやすいでしょう。
犬が地震を怖がる原因と対策【まとめ】
いつ起こるかわからない地震は、犬を飼っている飼い主さんが対策をしておくことが必要です。
犬が地震を怖がり、パニックにならないように落ち着いた行動を飼い主さんがとることも重要です。
慣れない生活にストレスも溜まります。
運動をさせて発散させることも必要なことから首輪やリード、ケージや備品を用意しておきましょう!
犬も地震を怖がります。
なので、安心で安全な場所を用意してあげたいですね。
飼い主さんは地震対策をして愛犬を守りましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!