目が見えない、目が見えづらくなってきた、など愛犬の様子に変化が起こると、飼い主さんはとても心配になりますよね。
愛犬の安全を考えて、行動を制限したくなることもあるでしょう。
しかし、それでは愛犬が安全に楽しく生活できないし…と悩んでしまいます。
愛犬にとって、犬らしい生活をさせてあげるために、ぶつかり防止帽子を活用してみるといいですよ。
ぶつかり防止帽子を使うことで、どんな効果が出るのか?ぶつかり対策をする意味も含めてご紹介しましょう。
愛犬が盲目だったり、目が見えづらくなってきたりしている飼い主さんの参考になると嬉しいです。
Contents
犬が障害物にぶつかることが増えたらまずは動物病院の受診
愛犬が、壁やドアなどにぶつかるようになった時は、動物病院の受診をおすすめします。
なんどもぶつかったり、ぶつかっても後ろに下がれなかったり、などの症状がみられる場合は注意が必要です。
単純に老化現象だろうと考えていると、重大な病気を発見するのが遅くなってしまい、大切な愛犬に辛い思いをさせてしまうことでしょう。
少しでもいつもと違うと感じたら、動物病院で獣医さんに判断してもらうといいですね。
老犬のぶつかり対策をする意味
あなたの愛犬が壁などにぶつかる頻度が多くなってきたら、早めに対策をとりましょう。
対策をする意味は、愛犬をケガから守るためです。
主な対策を、3つご紹介しましょう。
床を滑りにくくする
フローリングになっている場合は、滑って転ばないようにしましょう。
おすすめなのは、クッション性のあるマットや、タイル型のマットです。
クッション性のあるマットの場合は、万が一転んでも愛犬へのダメージが少ないでしょう。
タイル型のマットの場合は、汚れた場所だけ交換することができるため、衛生面でも優秀です。
あとは、愛犬の肉球周りの毛が長くなって滑らないように、定期的にカットしてあげるといいですね。
家具にクッションをあてる
壁や家具など、ぶつかりそうな場所にクッションをあててあげるといいですね。
コーナーガードなど、ホームセンターや100円ショップで手軽に購入できる物があるのでおすすめですよ。
愛犬の目や頭の位置に近い場所に、クッションをあててあげることがポイントです。
ただあてるだけでは、意味がないので愛犬の目線を考えて対策してあげましょう。
頭を守ってあげる
転んで頭をぶってしまわないように、ぶつかり防止帽子をかぶせてあげるのもおすすめです。
慣れないうちは、帽子をかぶることに抵抗をしめすかもしれませんが、少しづつ慣らしていきましょう。
愛犬のぶつかり対策は、大幅な模様替えなどをしなくても、身近な対策をとることで対応は可能です。
大幅な模様替えをすると、家具などの配置を記憶をたどって歩く愛犬にとっては逆効果になってしまいます。
犬のぶつかり防止帽子に効果はある?
目が見えない、目が見えづらい、などの場合に効果を発揮してくれるものです。
室内だけでなく、屋外でのお散歩中など、ぶつかり防止帽子をかぶっていることで、転んだ場合に頭を守ってくれます。
帽子をかぶっていることで、頭だけではなく目に物が当たることを避ける効果もあるでしょう。
また、帽子には、「寒さや暑さの対策」という効果もあります。
愛犬の頭のサイズにあった帽子を用意してあげましょう。
犬のぶつかり防止帽子【まとめ】
ぶつかり防止帽子を使うことで、目が見えなかったり、見えづらくなったりしている愛犬をケガから守ってあげることができます。
愛犬の様子が少しでもおかしいと感じたら、獣医さんに診断してもらい、対策をとってあげましょう。
ただし、嫌がるものを無理にかぶせることで、帽子を見ただけで逃げてしまうようにならないようにしてください。
お散歩中に慣らしてみたり、室内で遊びながらかぶせてみたり、愛犬が帽子をかぶれば楽しいことがある、と認識できるといいですよね。
あなたの愛犬が、楽しく元気にすごせるようになるといいですね。