犬が足を伸ばす仕草は、起床の時や大好きな人に会った時など意外とあります。
可愛らしく犬が足をピーンと伸ばした姿勢は、どのような気分なのでしょう。
犬の感情や理由も分かると犬の気持ちに寄りそうことができます。
そこで、この記事では犬が足を伸ばす時の理由を詳しく説明。
病気の可能性についても解説していきます!
Contents
犬が足を伸ばす仕草には理由があった!
犬が足を伸ばす仕草を、よく見るとパターンに違いがあるのが分かります。
犬も同じ体勢で、しびれてしまったの?
と思うような愛犬の足を伸ばす仕草をみませんか?
犬が足をピーンとするときには、どのような理由があるのでしょう。
遊ぼう!と誘っている
犬や人に対しても見せる一緒に遊ぼう!の姿勢です。
犬が前足を伸ばし上体は低く、お尻を高く上げます。
遊びのお辞儀(プレイバウ)と、よばれていてる仕草で愛犬が散歩中やドッグランなどで他の犬を遊びに誘うときのポーズです。
犬の尻尾はというと、高い位置で左右に振られています。
愛犬が、お気に入りのおもちゃをくわえて目の前でこの姿勢をしてくる時には遊びに誘っている時なんです。
筋肉を伸ばしているこちらも、愛犬がよくするポーズではないでしょうか
犬が前足をピーンと伸ばし背中を反らして伸びをする姿勢です。
寝起きによくすることから、犬も人と同じように伸びをしているように見えます。
犬も同じ体勢から筋肉を伸ばすときの行動なんです。
後ろ足を片方ずつピーンと伸ばすことや横向きで寝ている状態でも犬は足を伸ばすこともあります。
リラックスしている
うつ伏せで後ろ足がピーンと伸びて見えます。
この状態のとき足には、力が入っていません。
犬は安心してリラックスしています。
横向きで四肢を伸ばして寝ているときにも足がピーンとしています。
こちらも力は入っていないリラックスした状態となります。
犬が足を伸ばす病気もある
犬が足を伸ばすのには理由がありました。
ぱっと見た感じが、遊ぼう!
と、プレイバウのポーズに似ています。
実は、痛みのある時にも同じポーズをとることがあります。
前足を伸ばし、お尻を高く上げていますがよく見ると尻尾を下げ股の間に挟んでいるポーズです。
また小刻みに震えている場合の多くが、お腹に痛みがあるときに見られます。
体に痛みがある時のサインの可能性も考えられ、痛みが強くかなり辛い場合に、このポーズを繰り返します。
いつもと様子が違うときは、すぐに動物病院を受診しましょう!
気をつけたいのが、遊びに誘っているポーズと似ているところです。
痛みがあるのか判断が難しいので注意しましょう!
犬が足を伸ばすときの心理は表情にも表れる
愛犬が前足、後ろ足を伸ばしている光景を目にしたとき飼い主さんは、そのときの心理にあった対応をとることは、なかなか難しいですよね。
ですが、犬の心理は状況と表情を照らし合わせることで判断できます。
飼い主さんは心理にあった対応を取ることで、犬との絆が深まります。
犬が足を伸ばす時、犬はどのような表情を見せるのでしょう。
柔らかい表情
飼い主さんを見て、犬が足を伸ばします。
お尻を高く上げ、尻尾を振ります。
また、飛び跳ねるような動きや急に体勢を低くして前足を伸ばします。
犬は遊んで欲しい時です。
柔らかい表情から読み取ることができます。
飼い主さんは、散歩やおもちゃを使って遊んであげるといいでしょう。
時間がある時には構ってあげてくださいね。
ボーっとした表情
床に伏せ、後ろ足を伸ばしている時、飼い主さんの呼びかけに反応がイマイチでな状態です。愛犬はスイッチがオフになっています。
表情はというと、ボーっとしたような表情をしていることが多いです。
愛犬は安心してリラックスして休んでいます。
無理に構わなくていいでしょう。
しっかりとした表情
犬が伏せて足を後ろにピーンと伸ばしている格好はリラックスしている時と同じ体勢ですが、暇であったり何か楽しいことはないかなと退屈しているときです。
表情は、しっかりとしています。
この時に見せる表情と、呼んだ時の反応の違いで犬の心理を見分けましょう。
飼い主さんは時々、愛犬の視線を感じることもあります。
リラックスして休んでいる時とは違い、飼い主さんの声かけにすぐに反応できるよう飼い主さんから見える位置で待機しています。
おもちゃで遊んだり、愛犬とスキンシップをしましょう。
ストレッチのように足を伸ばしているとき、状況によって犬は、ストレスからくる緊張をほぐそうとしていることも考えられます。
例えば、叱られた後や他の犬に威嚇された後に見られることがあります。
飼い主さんは、優しく接して愛犬の気持ちを落ち着かせましょう。
犬が足を伸ばす【まとめ】
犬が足を伸ばす姿をよく見ますが、足をピーンとする同じ仕草であっも感情が違うことがあるということが分かりました。
犬の心理を全て理解することは難しいですが、犬が足を伸ばすときの状況と表情を合わせることで愛犬が何を思っているのか同じポーズでも痛みがあった場合の判断にもなります。
愛犬の様子を観察してみてください。
遊んで欲しい時や、無理に構う必要がない時など表情の違いがあることが分かるようになります。