ドッグフードに熱湯はダメ?ふやかす時の注意点を解説!

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子犬の離乳食やシニア犬が食べやすいように、また成犬でもドッグフードの食いつきが悪い時や体調がすぐれない時など、ドッグフードをふやかす機会は意外に多いものです。

お腹が空いている愛犬を前にすると、「早くごはんをあげたい」と思い、つい早くふやかすために熱湯を使いたくなってしまいます。

でも熱湯って実はおすすめできないふやかし方なんです。

せっかく栄養満点のドッグフードをあげるのだから、愛犬が食べやすく、より多くの栄養を体に摂り込めるようなふやかし方をしませんか?

ドッグフードをふやかす時はぬるま湯がベストですよ!

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目次

ドッグフードに熱湯は栄養破壊の可能性が

ドッグフードをふやかす時の一番重要な注意点として、熱湯を使わないということがあります。

ドッグフードは犬に必要な栄養素を考えて作られているものです。

袋を見ると、体重ごとに1日の目安量が書かれていますよね。

この量を与えると、その犬が1日に必要な栄養を摂れますよってことになります。

でも急いでふやかすために熱湯に浸してしまうと、栄養素が破壊されてしまい、決まった量をあげても栄養が足りなくなってしまう可能性があります。

体調がすぐれない時や子犬、シニア犬は、消化能力も弱く少しの量でしっかりと栄養補給をする必要があるので、熱湯で大切な栄養が破壊されてしまわないようにしたいですね。

ぬるま湯でドッグフードをふやかす時の注意点

ドッグフードをふやかす時は、人肌(40℃)くらいのぬるま湯が最適です。

先ほどお話しした通り、熱湯は栄養分を破壊してしまう可能性があるので避けましょう。

その他にも3つの注意点があります。
下痢を起こさせないために気をつけてみてくださいね。

・冷たすぎる水は使わない
・水分量が増えすぎないようにする
・硬さが残らないようしっかりふやかす

冷たすぎる水と水分量に注意

冷たすぎる水を使ったり、大量の水を使ったりしてドッグフードをふやかすと、お腹が冷えて下痢を起こしやすくなることがあります。

時間が経ってふやかしフードが冷えすぎてしまった時は、電子レンジで10秒ほど温めてあげると良いでしょう。

水分量については、ふやかしフードの上に大量の水分がある場合、多すぎる可能性があります。

この場合は少し水分を捨てて与えることも考えなくてはいけませんが、実はこの水分にもドッグフードの栄養が溶けだしています。

本当は捨ててはいけないものなのです。

無駄な水分を出さないためにも、容器にドッグフードを入れた時のぬるま湯の量は、フードが隠れるギリギリのところまでにしていったんふやかし、その後は様子を見ながら必要に応じてぬるま湯を足していくのが良い方法です。

ドッグフードの硬さをなくす方法

ドッグフードを容器に入れてヒタヒタまでぬるま湯を入れたら、10分ほど放置します。

10分ほど経ったらスプーンで硬さがないかを確認してみましょう。

ふやけて柔らかくなっているような感じがしますが、時々ゴツゴツした硬いフードに触れると思います。

硬いフードをスプーンで潰して、さらにふやかしてみてください。

もし水分がなくなっていたら、ほんの少しだけぬるま湯を足しても大丈夫ですが、水分量が多くならないように気をつけてくださいね。

初めからドッグフードの粒を細かく砕いたり粉状にしたりしてからふやかせば、ぬるま湯の量を増やさなくても硬さは取れやすくなりますよ。

まとめ

・ドッグフードを熱湯でふやかすと栄養素が破壊されてしまうのでやめよう
・40℃くらいのぬるま湯が適温
・体調や体質によってはふやかすと下痢を起こすこともあるので、心配な時は硬さを残さない
・水温に気をつける・水分量が多くなりすぎないという注意点に気をつけて

ドッグフードの食いつきが悪いという理由以外でふやかしフードを作る時は、犬が消化に対してデリケートな状態であることがほとんどだと思います。

体調管理をしっかりするとともに、ドッグフードの栄養素を犬がきちんと消化吸収できるようなふやかしフードを作ってあげたいですね。

熱湯を使えない分、少し時間が必要になりますが、計画的にフードをひたして、おいしくて栄養のあるふやかしフードを作ってあげてくださいね。

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