ドッグフードをふやかすのはいつまで?水の量と温度も重要

スポンサーリンク

ドッグフードをふやかすのは、いったいいつまで続ければいいのだろう?と、子犬を育てている飼い主さんは考えますよね?

子犬って、すごい勢いでドッグフードを食べるので、喉に詰まったり、消化不良を起こしたりしないようにふやかすことで消化を助けています。

ふやかすことによるメリットはあるのですが、ふやかすときの注意点もあります。

今回は、ドッグフードをふやかすときのポイントと、ふやかすのはいつまで続けるべきか、などについて説明していきます。

スポンサーリンク


目次

ドッグフードをふやかす方法

ドッグフードをふやかすには、ぬるま湯を使うことが基本的な方法ですよね。

正しくふやかすことで、愛犬の食いつきもかわるのでチェックしてみてくださいね。

*ドッグフードをふやかす手順

1 普段与えている分量を、おちゃわんに入れる
2 35度~40度くらいのぬるま湯を入れる
3 ドッグフードをふやかす
4 一粒触ってみてふやけているか確認する
5 ふやけていなければぬるま湯を少し足す

ドッグフードをふやかすには、ある程度の時間を使います。

時間はあくまでも目安ですが、以下のような状態になります。

・5分経過…外側がふやけて、中は少し固い(食感を残す場合におすすめ)
・10分経過…中が少しふやけて、食べやすい状態(子犬や軟便などの場合におすすめ)
・15分経過…中までしっかりとふやけて、簡単に潰れる(胃腸が弱っている場合におすすめ)

ドッグフードの種類や、気温によっても違いはありますが、ふやかす時間はあくまでも目安として考えてください。

愛犬の体調にもよりますが、どのくらいの時間ふやかすことで食いつきがよくなるか試してみてくださいね。

ドッグフードをふやかす時の5つのポイント

ふやかす時には、いくつかのポイントがありますので、ご紹介しますね。

水分量

ドッグフードをふやかす時の水分量ですが、水分が多く残っていると軟便や下痢を引き起こす原因になってしまうので注意しましょう。

理想的な水分量は、おちゃわんの中にあるドッグフードがひたひたに浸るくらいの量が最適です。

水分量が少ないと中が固い状態のままだったり、水分量が多いとお腹がゆるくなってしまったりと、逆効果になります。

初めの頃は、水分量の調節に迷うかもしれませんが、慣れるまで何度か挑戦して、適正な水分量を探ってみてくださいね。

作り置きしない

固いドッグフードと違い、水分を含んだものは雑菌が繁殖しやすくなります。

食べ残したからといって、冷蔵庫で保管したりせずに、思い切って捨ててしまうようにしましょう。

ドッグフードをふやかす場合は、1食分だけにしましょう。

熱湯を使わない

熱湯を使うとふやかす時間が短縮できますが、ドッグフードに含まれている栄養素が熱湯によって破壊されてしまう場合があります。

犬の健康のために含まれている、ビタミンやミネラルは熱に弱いとされているので、栄養素が破壊されては意味がありませんよね。

ふやかした時の水分は捨てない

ドッグフードに含まれているたくさんの栄養素は、ふやかすことで水に溶け出てきます。

その水を捨てると、栄養バランスが崩れてしまうので、すやかすために入れた水は捨てずにそのまま与えましょう。

下痢を起こす可能性がある

ふやかす方法を間違えたり、体質に合わなかったりすると、下痢を起こす可能性があります。

水分量、ふやかす時間など、偏らないようにしてあげましょう。

ドッグフードをふやかすのはいつまで?

ふやかすときの注意点がわかったところで、次はいつまでふやかすべきか?ということを考えてみましょう。

結論から言えば、「生後3カ月頃までの子犬」に与えるのが基本と考えていいでしょう。

子犬の頃は、消化を助けるためにふやかすことをおすすめしますが、成犬であっても体調次第ではふやかすといいこともあります。

ただし、ドッグフードをふやかすのは、全ての犬に適しているとは限らないので、犬の体調などをみながらきりかえていくのがおすすめです。

いつまで?と考えるときには、まずは生後3カ月頃という認識から、成長の段階で必要に応じて与えかたをかえてあげるといいですよ。

ドッグフードをふやかすことのメリット

いつまでふやかすべきか考えることも必要ですが、ふやかすことで得られるメリットがちゃんとあります。

・老犬…噛む力や消化器官の衰えがみえるときには、しっかりふやかすことがおすすめ
・ダイエット中…水分を吸い込むことでかさましされ、満腹感を得ることができる
・水分補給…加齢や体調不良からくる水分不足を補うことができる
・食欲増進…ふやかすことで、ドッグフードの匂いが強くなり食欲がわく
・消化を助ける…消化しやすくなり、胃腸への負担が軽減される
・食べやすい…噛む力が弱くなった高齢犬でも、食べやすくなる

ドッグフードをふやかすことのデメリット

ドッグフードをふやかすメリットだけではなく、デメリットがあることも知っておきましょう。

・手間がかかる…ふやかすことで、時間と手間がかかる
・噛む力が弱くなる…噛まなくてもいいので、固いドッグフードを食べなくなる
・虫歯になりやすくなる…柔らかいと歯にくっつきやすく、歯石の原因に繋がる
・軟便や下痢の原因になる…水分量の多い少ないで、体調が悪くなることがある
・保存がきかない…一度ふやかすと、雑菌が発生しやすくなり長期保管できない

ドッグフードをふやかす場合は、メリットもデメリットも両方を理解しましょう。

ドッグフードをふやかすのはいつまで?【まとめ】

・ドッグフードをふやかす場合は、正しい方法で行うこと
・ドッグフードをふやかす場合の5つのポイントをおさえておこう
・ドッグフードをふやかすのはいつまでがいいのか、考えながら与えよう
・ドッグフードをふやかすメリットとデメリットは、ちゃんと理解しよう

ドッグフードをふやかす場合、メリットもデメリットの両方があります。

愛犬の体調や年齢に合わせた食事管理をすることが、飼い主として必要ですよね。

成長するに伴い、体調にあわせてふやかすかどうか決めてあげるようにしましょう。

あなたの愛犬が、元気で健康ですごせるように、参考になったら嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次