りんごを食べていると、愛犬が欲しそうにのぞいてくることってありませんか?
りんごは、犬に与えても問題のない果物です。
りんごには、犬にとって悪い影響を与える成分は含まれておらず、おやつやご褒美として与えることができる果物です。
りんごはスーパーなどで、いつでも手軽に手に入る果物ですから、愛犬のために買ってあげてもいいでしょう。
与える量や、注意点さえ気にしてあげれば、毎日与えても問題ないでしょう。
今回は、犬にりんごを与えるメリットや注意点についてご紹介していきます。
Contents
犬にりんごは毎日あげてもいい?
りんごは犬にとって悪い成分はないといっても、与えすぎはよくありません。
毎日あげてもいいですが、りんご糖質が多いため、肥満につながる可能性もあるため、与える量には注意しましょう。
一般的なりんご1個のカロリーは、約180Kcalです。
一日に与えてもいいりんごの量は、犬の大きさや体重によっても変わります。
●中型犬(体重6kg~15kg) : 3/8個~3/4個
●大型犬(体重20kg~50kg): 1個と1/4個~3個と1/8個
この数値は、あくまでも目安なので、実際りんごを与えるときは、犬の体重や体調なども考えて決めてくださいね。
また、りんごには糖質が多く含まれているため、食べすぎると肥満につながります。
糖質制限や、食事制限がある場合は、獣医さんに相談の上、与える量を決めましょう。
犬にりんごを与える場合の注意点
実際、毎日あげても大丈夫なりんごですが、与える場合にはいくつかの注意点があります。
種や芯に注意
りんごの種や芯には、「アミグダリン」というシアン化合物が含まれています。
犬が誤って食べてしまった場合、体内で消化の過程でシアン化水素を発生し、中毒を起こす場合があります。
中毒を起こすと、嘔吐や下痢を引き起こすため、誤って食べてしまった場合は、獣医さんに相談しましょう。
りんごの皮に注意
りんごの皮には、汚れだけではなく「農薬」が残っている場合があります。
少量でも毎日りんごを与えようとする場合、しっかり洗ってからにしましょう。
もしくは、皮は与えないようにするのもいいでしょう。
りんごの大きさに注意
犬にりんごを与える場合、丸のみしないように小さくカットしてあげましょう。
あまり大きなサイズで与えると、喉につまったり、消化不良で履いたりするので危険です。
また、子犬や老犬には「すりおろして与える」ことがおすすめです。
アレルギーに注意
りんごには少量のタンパク質が含まれていて、このタンパク質に体内の免疫機能が異常反応することでアレルギーが発生します。
初めて与える子犬や、消化機能が低下しているシニア犬に与える場合は、少量にして様子を見ましょう。
りんごを食べたあとに、体を痒がったり、下痢や嘔吐にならないか観察して、少しでも異常だと感じた場合は、獣医さんに相談してくださいね。
与えるタイミングに注意
毎日でも与えていいとはいっても、ごはんのかわりに与えることは、おすすめしません。
りんごは、消化を助ける働きもあるため、フードと一緒に与えるのはいいでしょう。
また、りんごを与える場合、全部たべなかったからといって、茶色く変色したまま放置して、時間をおいてまた与えるようなことは避けてください。
たくさん残ってしまった場合は、小さくカットしてから、りんご酢やレモン酢をかけておくといいでしょう。
犬にりんごを毎日あげてもいい?【まとめ】
りんごの大きさや、与える量などに配慮すれば、毎日でも犬に与えても大丈夫な果物です。
りんごを手にしたら、しっかりと洗って、一口大の小さなサイズにカットして、犬が丸のみしても大丈夫な大きさにしてあげましょう。
あまりにも大きなサイズだった場合、喉に詰まったり、愛犬が苦しい思いをしたり、飼い主さんが悲しい思いをしたりします。
特に、子犬やシニア犬には、すりおろして消化しやすい状態にしてから与えましょう。
あなたの愛犬が、おいしくりんごを食べれるように、飼い主さんは注意してくださいね。