チワワにトリミングは必要なのか不要なのか、どうなのかと考える飼い主は多いでしょう。
実際、チワワはトリミングをしなくても、日常的にブラッシングをしてあげることが必要なのです。
しかし、暑い夏をのりきるためにサマーカットをしたり、汚れやすいお尻周りをカットしたり、年齢に合わせてカットしたり、その子に合わせて対応してあげることをおすすめします。
今回は、チワワにトリミングがいつ用なのか、頻度や自分でカットするときにコツはあるのか?などについてご紹介していきますね。
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チワワの毛質は?
チワワは、ダブルコートという2重の毛に覆われています。
1年中生えている太く硬い上毛(オーバーコート)と、やわらかい下毛(アンダーコート)の2重構造になっています。
また、ある一定の長さになると伸びないという特徴があり、伸びないかわりに毛が抜けて新しい毛が生えてくるようになっています。
全てのチワワが抜け毛が多いということはなく、個体差はありますが、比較的抜け毛が多い犬種だということは理解しておくといいでしょう。
チワワにトリミングは必要?
一定の長さまで伸びると、それ以上伸びずに抜けて生え変わるという特徴があるので、トリミングというよりは、ブラッシングをしてあげるといいですね。
ただ、ロングコートチワワに関してはアンダーコートが密集していて絡みやすいことから、トリミングを行うことをおすすめします。
プロの力を借りて、トリミングをするといいのですが、普段からブラッシングをしてあげることで、トリミングサロンでのケアにも怖がらずに我慢できるようになりますよ。
チワワのトリミングの頻度は?
犬にとって、トリミングができるようになるには、生まれてから3カ月~6カ月が目安とされています。
これは、ワクチン接種と狂犬病接種が終わるとされるのが、ちょうどこの期間にあてはまってくるからです。
トリミングサロンでも、トリミング予約するときに「ワクチン接種証明」の提示を求めてくる場合があります。
トリミングができるようになったら、2週間から1カ月に1回の頻度を意識して、トリミングサロンでシャンプーをしてもらいましょう。
顔まわり、肉球まわり、お尻周りなどは、伸びる頻度も違い、汚れもたまりやすいので、状態を見ながら定期的なトリミングをするといいですね。
自宅でカットするときの5つのコツ
定期的なトリミングをおすすめしていますが、どうしてもトリミングに連れていくことが難しい場合や、目の周りやお尻周りなどが気になることってありますよね。
自宅でカットするとき、注意するべきポイントを5つご紹介します。
トリミングに必要なアイテムを準備する
スリッカーや、コーム、トリミング用のはさみを準備しましょう。
トリミング前にブラッシングをしましょう
いきなりカットすることは好ましくなく、一度しっかりとブラッシングをしてあげましょう。
毛がもつれていたり、絡まっていたりするままカットすると、逆に毛玉ができやすくなってしまったりします。
足裏の毛をカットしましょう
足裏の毛が伸びていると、ゴミがからまったり、床で滑ったり、ケガの原因になったり、などいいことはありません。
足をしっかりにぎって、肉球を切らないように注意しながらカットしましょう。
お尻周りの毛をカットしましょう
お尻周りが伸びていると、排泄したときに毛に絡まって、不衛生になってしまいます。
尻尾をしっかり持ちあがて、皮膚と平行になるようにハサミを使ってカットするといいですね。
ヒゲをカットしましょう
硬くピンと伸びたヒゲは、カットするだけで抜くことは絶対に避けてください。
無理にヒゲを抜くと、皮膚や毛根を傷つけてしまい、愛犬に痛い思いをさせてしまうことになります。
積極的にカットする必要はありませんが、食べ残しがついたり、不衛生な見た目になったりすることもあるので、愛犬の状態を見ながらカットすることをおすすめします。
チワワのトリミングの頻度は?【まとめ】
身体の小さいチワワにとって、トリミングにかかる時間はストレスになることもあります。
トリミングをするべき頻度や、トリミングサロンや自宅でのセルフカットの頻度をしっかりと見極めてあげることが大切です。
トリミングを一生懸命頑張った愛犬には、「偉かったね」「頑張ったね」など、やさしく声をかけてあげてくださいね。