実は、子犬から迎える場合は早くからしつけをするに越したことはありません。
また、しつけの中にはトレイのしつけ、吠える行動に対してのしつけ、噛む行動に対するしつけなど、様々なしつけがあります。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
しつけは人間社会に慣れる大切なことですので、甘やかしすぎないように、しっかりとしつけをしましょう。
この記事では、ブリタニースパニエルのしつけについて、具体的な例を交えて説明していきます。
Contents
ブリタニースパニエルのしつけはいつからしたらいいの?
ほとんどのワンちゃんは、生後2ヶ月~生後4ヶ月の子犬の頃に家に迎えられます。
しつけは、この時から始めていきましょう。
子犬に対するトレーニングをしていくことは、小さい頃から人間社会に慣れていくために重要なことです。
ワンちゃんの成長は速く、生後9ヶ月頃からはしつけが大変になり始め、無駄吠えや噛むなど、問題行動が増えてしまうので、なるべく早い時期からしつけするようにしましょう。
トイレや吠える、噛む行動のしつけはどうやってするの?
それでは、具体的にしつけの方法を説明します。
まずは1番の問題になりやすい
・無駄に吠える行動へのしつけ
・噛む行動へのしつけ
について、ご紹介していきます。
*トイレのしつけ方法
①ペットシーツとシーツマットなど、ワンちゃん用のトイレ用品をそろえる
②ワンちゃんを観察する(どんな時に排泄をするのか、排泄前にどんな行動をするかなど)
③ワンちゃんが排泄するタイミングや素振りが見えたら、トイレに連れていく
④排泄が成功したら、大げさに褒める(おやつをあげるのも効果的)
ワンちゃんは初めの内はトイレの場所も分からないので、失敗することが当たり前。
例えばショップでトイレのしつけが出来ていたとしても、環境の変化やトイレの場所の変化で分からなくなってしまうことがあります。
もし、失敗したとしても、絶対に怒らないようにしましょう。
「失敗する=怒られる」とワンちゃんが認識してしまうと、飼い主に隠れた場所で排泄するようになってしまいます。
失敗をしてしまった場合は、ペットシーツの場所まで連れていき、「だめだよ。
ここだよ。
」とマットをトントン叩いて音を出してあげましょう。
ワンちゃんは自分の排泄物のニオイがする所で排泄をする修正があります。
そのため、ワンちゃんのおしっこをシーツに吸わせたものをわざと置いて、ニオイで分からせることも効果的です。
*無駄に吠える行動へのしつけ
無駄吠えに対しては、なぜワンちゃんが吠えるのか目的と理由を知ることが大切です。
無駄吠えに繋がる理由として代表的なものはコチラです。
・寂しさや不安を表現している(分離不安など)
・警戒や縄張りを意識している(来客や、散歩中に出会う人や犬に警戒したり、縄張りを主張している)
・遊びや挨拶行動(他の犬や人への挨拶、「遊ぼう!」と誘っているなど)
・音に反応する吠え(玄関のチャイムや車の音に反応している)
我が家のブリタニースパニエルはもともと保護犬だからか、私の姿が見えなくなると吠えることがあります。
これは、上の「分離不安」にあたります。
分離不安とは、飼い主と離れた際、または分離が予測された際に不安を感じてしまい、吠えたり、破壊行動、不適切な排泄や下痢、震えなどの症状が出ることを言います。
まずは自分のワンちゃんがどうして吠えているのか理由を明確にしましょう。
そして、なぜ吠えているかの理由によって、対処を変える必要があります。
・飼い主の注意をひくための吠えに対するしつけ
注意をひきたいときに吠える場合は、それに飼い主が対応してしまうと「吠えれば構ってくれる」という学習をしてしまうので、基本的には無視することが大切です。
無視が出来ない場合は「あっ」などと言って、そのまま立ち去ります。
こうすることで「吠える=飼い主は構わない」という学習をさせます。
ワンちゃんが吠えている間には、絶対に要求を叶えないようにしましょう。
・人や犬、音に反応する吠えに対するしつけ
子犬の場合は、社会性がまだ養われていない可能性がありますので、たくさんの人や犬と関わりを持つようにしましょう。
すでに成犬になっている場合は、合図をすれば吠えるように教えることで、逆に「合図がなければ吠えない」という状態になります。
・分離不安から起こる吠えに対するしつけ
分離不安は、運動不足や刺激不足が原因になるケースもありますので、ワンちゃんにたくさん運動をさせ、退屈させないようにしましょう。
それでも吠えが治らず、分離不安も治らない場合は獣医の診察を受けることも大切です。
我が家では、分離不安から吠えに繋がった場合、まずは視界に入るようにしています。
それで吠えが治まるのであれば、分離不安からくる吠えであることがほぼ確定しますので、「大丈夫だよ。
いるよ。
」と優しく声をかけるようにしています。
それでも吠える場合は、構ってほしい場合のほうが多いので、基本的には無視をするようにしています。
無視をしている間でも、視界に入り「近くにいる」ということを認識させるようにしています。
*噛む行動に対するしつけ
ワンちゃんが人を噛もうとする場合でも、まずは理由を見つけることが大切です。
ワンちゃんが主に人を噛もうとする理由は
・甘噛み
・遊びの延長
など、があります。
まず、人を噛もうとした場合には甘噛みも許すことは絶対にいけません。
甘噛みを許してしまうと成犬になっても甘噛み癖が治らず、人に大けがをさせてしまうことがあります。
手や服など、人を噛もうとした時には「いたっ!」と大きな声を出して、実際に痛くなくても痛がるようにしましょう。
こうすることで「噛む=人が痛がる、嫌がる」という学習をすることが出来、噛み癖を治すことが出来ます。
この他にも、ハウストレーニング、リードトレーニング、待て・お座り・伏せなどのトレーニングなどがあります。
理想的なしつけの順番は?
それでは最後に、理想的なしつけの順番を簡単にご説明しますね。
②トイレトレーニングを開始する
③「ハウス」とケージに入るようにしつけをする
③「待て」「伏せ」など、興奮を抑えるための行動をしつける。
同時に体を触れることに慣らしていく
④リードを嫌がる場合は、リードトレーニングをする
ワンちゃんの中には、覚えるのに時間がかかる子もいます。
我が家のブリタニースパニエルは元々保護されたときが成犬だったので、しつけには少々時間がかかりました。
現在我が家で保護して3年以上たちますが、ドッグランや人の多い場所では「待て」「伏せ」などの簡単な指示も入りづらいので、現在いろいろな場所に連れて行って、トレーニング中です。
また、遊びもできない子でしたので、現在ボール遊びなどのやり方も教えている最中です。
しつけは焦ってしてしまうと、かえってワンちゃんがストレスになることがありますので、焦らず、ワンちゃんのペースに合わせてあげるのがポイントです。
ブリタニースパニエルのしつけはいつから?【まとめ】
いかがでしょうか?今回は愛犬のしつけについてご紹介しました。
しつけのポイントは
・失敗しても怒ったり叩いたりしないこと
・成功したら大げさに褒めること
が大切です。
外で大げさに褒めるのは少々恥ずかしい気もしますが、愛犬のためだと思って、大げさに褒めるようにしましょう。
我が家では、もし保護犬のブリタニースパニエルが何か新しいことに成功した場、「お利口じゃああああああんん!!!!!」と声を大にして盛大に褒め、たくさん撫でたりハグをしたりします。
そうすることで、褒めてもらえることを学習し、また同じように挑戦するようになります。
しつけは人間社会で生きていくためには必要不可欠なことですので、飼い主もしっかりと腰を入れて、愛犬と向き合うようにしましょう。