犬がずっと舐めてくる8つの理由!舐めさせておいても問題ないの?

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犬を飼っている方なら、ほとんどが犬に舐められた経験があるのではないでしょうか。

自分の犬は舐めなくても、よその犬が舐めてくることもありますよね。

私も公園に行くと、必ずずっと舐めてくる犬がいます。

飼い主さんが止めても舐めるんですよね。

これはどういう理由から取る行動なのでしょうか。

そして、そのまま舐めさせていても問題がないのでしょうか。

犬がずっと舐めてくる理由と、私たちが取るべき対策をご紹介します。

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目次

犬が顔をずっと舐めてくる5つの理由

犬が人間の顔を舐めるのは、どんな理由があるのでしょうか。

色々な飼い主さんから聞いた話を元に、犬の気持ちをまとめてみました。

*かえって来てくれてうれしい!
*だいすき!
*どうしたの?大丈夫?
*おなかが空いたよ〜
*ちょっとストレスがあるんだ

出迎えのペロペロは、たくさんの犬に見られる行動ですね。

大好きな飼い主さんが帰って来たら、尻尾だけじゃ足りなくてお尻までブンブン振りながら「おかえり!」と出迎えてくれる愛犬。

あまりにもずっと舐めてくるから「呼吸困難になりそうだよ」と言う飼い主さんもいます。

これと似た愛情表現のひとつとして、飼い主さん以外の人間も舐めてくる犬がいます。

我が家のワンコに顔を舐められたことがない私ですが、他の犬にはよく舐められます。

飼い主さんが怖い夢を見てうなされていた時に、顔を舐めて起こしてくれる犬もいます。

その飼い主さんはよくうなされるらしくて、いつも愛犬のマルチーズが起こしてくれるから助かると話していました。

飼い主さんの悲しむ姿や苦しむ姿は、犬にもわかるし心配になってしまうのです。

だから「おきて!」と一生懸命飼い主さんを舐めて起こそうとするのでしょう。

優しいですね、犬って。

本能的に人間の口を舐める習性があるのも犬の特徴です。

これはオオカミを祖先に持つというところから来ているようですが、赤ちゃんオオカミはお腹が空くと母オオカミの口を舐めて食べ物をねだるそうです。

その習性を受け継いでいる犬も、やはり空腹になると飼い主さんの口を舐めて食べ物をねだることがあります。

最後にちょっと気がかりなのが、ストレスによって舐めてくる場合です。

これはなかなか気づきにくいのですが、実際に起こったことがあります。

そのご家庭は、お父さんにしか犬がなついておらず、日中はお母さんとお姉さんしか家にいないため、ストレスで下痢をしたり吐いたりすることもありました。

だからお父さんが仕事から帰って来るのが待ち遠しくてたまらないんでしょうね。

お父さんがまだ家に着いていないうちからソワソワし始めて、玄関に続くドアをカリカリ爪で引っかくそうです。

そしてお父さんが帰宅するとキュンキュン鳴きながらずっとお父さんの顔を舐めてくると言っていました。

大好きなお父さんに会えて嬉しいという気持ちもあるのですが、日中のストレスを舐めることで解消している可能性もあります。

「気をつけなくちゃいけないんだよね」と、飼い主さんは愛犬の反応に嬉しさ半分、心配半分という様子でした。

犬が手をずっと舐めてくる3つの理由

一方で、顔は全然舐めないけど、手は舐めてくるという犬もいます。

うちのワンコがそうです。

これにも犬ならではの理由がありそうです。

見てみましょう。

*パパ(ママ)の手は優しいもの
*おきて!
*おいしいにおいがするなぁ

これは私の個人的な意見なのですが、犬は飼い主さん以外の人間の「顔」は舐めますが、余程おいしい食べ物の匂いがしない限り、飼い主さん以外の人間の「手」を舐めることはないように思えます。

そう考えると、手をずっと舐めてくるという行為は、大好き! という愛犬の気持ちがあってのことかもしれませんね。

私が休日に寝坊をしても、うちのワンコはいつもどおりに起きてオシッコをします。

すると、私のところへ来て私が起きるまで手を舐め続けています。

「オシッコしたよ! おきて!」と一生懸命アピールしているようです。

それ以外にも、真夜中に私の手を舐めていることがあります。

飼い主の手って、ご飯やおやつをくれたり、洋服やハーネスを付けてくれたり、犬にとって嬉しいことをしてくれる魔法のパーツなのでしょうね。

だから「飼い主の手」は特別な意味を持つのかもしれません。

ちなみにうちのワンコは、手を舐めて私が起き上がると、すかさず私の枕の上にドンと横たわります。

「もう寝ないでね」と全身で訴えられているような仕草で、休日もかなり早起きを強いられています(笑)

犬がずっと舐めてくることはやめさせるべきなの?

犬が顔や手を舐めてくる理由を知ると、やめさせる必要なんてないんじゃないかと思えてきますよね。

でも実は気をつけなくてはいけないことがあります。

人畜共通感染症です。

犬の口の中には、さまざまな菌が存在します。

その菌が人間に感染することで、病気を引き起こす原因になることがあります。

また、犬にとっても女性のファンデーションやハンドクリームなどを舐めてしまったり、犬が食べてはいけないものを扱ってそのままの手を舐めてしまったりすると、体調を崩す危険もあります。

人間が持ち込んだ菌に感染させることも考えられます。
できれば避けた方が安全です。

他の人を舐めさせないようにする

私はあまり他の犬に舐められることは嫌ではありませんが、飼い主さんの中には「舐められるのが嫌だから自分の犬にも舐めさせない」という方もいます。

「舐めさせないで」と言えずに我慢している人もいるし、人畜共通感染症の心配もあるので、少なくとも家族以外の人を舐めることはやめさせた方が良いでしょう。

舐めそうになったら「ダメ!」と言ってリードを引くだけです。

これなら簡単にできますね。

自分を舐めさせないようにするには

これはとても難しいことかもしれませんが「やろう」と決めたならやり方は簡単です。

犬が舐められないように立ったまま落ち着くのを待つ、もしくは顔をそむけるのが効果的です。

大型犬で立ち上がれば顔に近づけてしまう場合には、飼い主さんが顔を避けてお尻辺りを抱え込むようになでるのも良いでしょう。

ストレスが原因で舐める時は、ストレスとなる原因を取り除くことも必要です。

むやみに飼い主さんが舐めることを拒絶すれば、犬は心の支えを失って余計につらくなってしまいます。

自分の体も舐める、毛をかじってむしりとるなどの他の症状もあるようなら、一度愛犬の生活環境や体調を見直してみることをおすすめします。

まとめ

犬が飼い主の顔をずっと舐めてくる5つの理由

*かえって来てくれてうれしい!
*だいすき!
*どうしたの?大丈夫?
*おなかが空いたよ〜
*ちょっとストレスがあるんだ

犬がずっと飼い主の手を舐めてくる3つの理由

*パパ(ママ)の手は優しいもの
*おきて!
*おいしいにおいがするなぁ

・人畜共通感染症にならないため飼い主さん以外の人は舐めさせないようにしよう
・ストレスが原因の場合はストレス解決を

犬が取る行動には、ほとんどの場合、何か訴えたい気持ちがあります。

その気持ちを理解しつつ、人間と犬が安全に生活するための軌道修正が必要になることもあります。

とはいえ、私は「手を舐めないで」とは愛犬に言えません。

一生懸命私の手を舐める姿を見ると「病気になったらなったでいいや」と思えてしまいます。

でも免疫力の弱い高齢者や子供、そして犬に舐められることに抵抗がある人への配慮は、忘れないようにしたいですね。

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