保護猫を引き取ったがトイレをしない場合の、しつけや対策は?

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保健所からの譲渡前や譲渡会、近所にいる野良猫がほっとけないと引き取ったけど…。

トイレ自体をしてくれない!!用意したトイレできちんとしてくれない!!
そんな時どうすればいいのかわかりませんよね?


*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。

実際猫のトイレをしない、膀胱炎などの排泄問題は命に関わりますし、決まった所でしてくれないと匂いが気になるというトラブルも…。

筆者自身、実家で飼っている元野良猫とその子供のトイレ問題に悩まされた事がありました。

少しでも同じ悩みを持つ方の参考になればと思いますので是非最後まで読んでみてくださいね。

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目次

まずは保護猫がトイレをしない理由を知ることが大事!

どうしてトイレをしないのかを知らないと対策が取れませんよね?まずは保護した猫の気持ちと状況を知りましょう。

理由としてはこれらの5つが考えられます。

1生まれた日が浅く、まだ自分でトイレ自体ができない(生後1週間〜1ヶ月以内)
2慣れない環境で緊張している
3落ち着かない位置にトイレがある
4トイレの砂が気に入らない
5トイレが汚れている

保護猫のトイレ問題を感じている人は意外と少なくなく、初めて猫を飼う人は特に戸惑うでしょう。

猫は環境が変わる事が苦手な生き物です。

保護猫は野良や脱走して保護されるまで外の環境で生きてきたので、家の中は不思議だらけで戸惑いだらけです。

人に慣れず、警戒する猫も少なくありません。

実際私が飼っている猫も実家の猫も同じでした。

少しでも猫の気持ちを知り、不安に寄り添う事でお互いが気持ちよく過ごせるように、これから対策やしつけ方法をお話ししていきます。

自分でトイレができない子猫のしつけ方

生後間もない時は、本来母猫が排泄部分を舐めて排泄を促します。

保護された子猫には母猫はいません。

ではどうやってトイレを教えるのか?人ができるやり方で母猫の仕方に近い状態で排泄の仕方を教えてあげます。

まずコップに人肌くらいの温度のぬるま湯を用意します。

ティッシュペーパーやコットンなどにぬるま湯を浸し、トイレの上で子猫を持ち上げ排泄部分を優しくポンポンと刺激してあげます。

ミルクをあげた後にしてあげてください。

少量の尿が出れば成功です。


もしそれでも出ない場合は少し時間を空けて、もう一度チャレンジしてみましょう。

私の実家で生まれた子猫もこの方法を繰り返すことで、生後1ヶ月くらいに自力でトイレができるようになりました。

トイレを催す時は実家の子猫もよく鳴いていました。


急によく鳴くようになったらトイレかも?とトイレに連れていって様子を見てあげてください。

その時に自分でできるようになっていれば、徐々に自分から所定の場所に行き、トイレをするようになっていきます。

実家には母猫がいましたが、育て方がわからずひたすら鳴いて寄ってきたと聞き、離れて暮らしていた私がビデオ通話で様子を見ながら母に教え、しばらく世話をしていました。

自分でできるようになってきた時、その成長に私も母も親心が芽生え嬉しくなりました。

きっと皆さんもその成長に嬉しくて、思わずガッツポーズをしてしまうかもしれません。

大変かもしれませんが、上手にトイレができた時は褒めながら楽しく気長に育ててあげてくださいね!!

慣れない環境への緊張をほぐしてあげよう

保護猫は人に慣れていない事が多く、保護してくれた人、その家族に対して警戒心を抱いて緊張状態でいることは少なくありません。

猫は本能的に天敵が襲ってくる事ができない隙間に身を隠す事で自信を守り安心します。

実際私が引き取った2匹のうち1匹は完全なる野良猫でかなり警戒心が強く、「シャー」「ウー」と唸ったり威嚇して近づくこともできず、隙間から出てきませんでした。

音と匂いで気づき、見てみるとそこでトイレをしてしまっていました。

そこでまず来てくれた家や私たちに慣れてもらうため、環境を整えることが大事だと考えました。

もし、トイレ以外の隙間や狭い場所でするようであれば参考にしてみてください。

まず、慣れてもらうためには無理に近づいたり構わないこと。

近づく時には手を後ろにして何もしない事をアピールしてしゃがんみながら歩き、ご飯や水を置き、すぐ立ち去りましょう。

そして、あまり猫を見ずに放置状態にするのです。

すると、「この人は何もしてこないかも?」と警戒心を少しずつ解いてくれます。

個人差はありますが、私の猫は3日目で出てきて近づいてくれるようになりました。

用意した場所で食事もトイレもしてくれるようになったので、もし怯えている様子があれば試してみてください。

落ち着かない位置にトイレがある

さきほど言った「安心できる環境」を整えることが必要です。

人通りが多い場所や、ご飯を置いている場所の近くにトイレを置いてはいませんか?
人も同じですよね?仕切りがないトイレですることはちょっと気が引けてしまったり気にしてしまいます。

猫も同じです。

ではどのような場所に置くのが良いのでしょうか?
仕切りができるゲージの中や、机の下のような影になるくぼみが有れば、狭い場所なので落ち着いてトイレができるとゆう猫が多いようです。

トイレの形状もドーム型もあるので、それを使って部屋の端っこに置くのも手でしょう。

壁の端っこや隅っこが落ち着く人がいるように、人が落ち着く所は猫の落ち着くところでもあるのです。

実際私もゲージの中に入れ、ご飯を食べる場所から話してトイレを置いています。

トイレの砂の形状が気に入らない

猫は元々砂漠で生きる生き物なので、本能的に砂に穴を掘りトイレをし、それを隠す習性があります。

野良猫も花壇の砂など柔らかい砂を掘り、トイレをします。

なので、保護される前が野良猫の場合は尚更砂にこだわりがある可能性があります。

例えばこんな話があります。

最近システムトイレで、木のチップなどの砂を入れて、下にシートが入って尿は下に落ちるとゆうものがあります。

匂い対策になり人気のトイレですが、その砂の形状が大きいために、不安定になり、踏ん張りが効かないことで苦手だと思う猫がいます。

砂の形状をもっと細かくする事で、掘ることも隠すこともでき、足場も安定しやすくなるので、気に入ってもらえるものが見つかるまで変えてみるのも手です。

実際大きい粒のものは私の実家の猫は苦手で、便はいつもの実家に置いている大きい粒のところでするのですが、尿は布団などにしてしまいます。

ところが私の猫のトイレは細かい砂を入れているのですが、便も尿も両方実家の猫は、実家に猫を連れてきて持ってきた際のそのトイレにするのです。

私が使っている砂は香り付きのもので、猫が好きなフローラル系やハーブの香りがする砂で、それも砂を気にいる理由の1つかもしれません。

形状や猫が好きな香り付きの砂を是非探してみて下さい。

トイレが汚れている

トイレに入りたがらないのは位置や砂の形状だけではなく、トイレが汚れていて嫌がっている可能性もあります。


とゆうのも、猫の生活は寝ている時間が多いのですが、毛づくろいの時間は起きている時間の30〜50%占めているくらいの綺麗好きで、少しでもとっていない便や、トイレ自体が汚れていると嫌がる猫がいます。

猫の砂が固まるタイプであれば放置し続けてしまうと、全面が硬い砂に変わり、穴を掘ることも隠すこともできなくなりますし、便でいっぱいなっていても足の踏み場も無くなっていき、私達からしても入りたくなくなりますよね?
それだけでなく衛生面でも心配です。

そこから膀胱炎などの病気にかかる可能性もありますので、他の場所でしてしまうのを防ぐ為だけではなく、健康状態を守る為にも、トイレは常に清潔にしてあげましょう。

保護猫を引き取ったがトイレをしない場合の、しつけや対策【まとめ】

最後まで読んでみていかがでしたか?
猫は本能的に砂を掘ってトイレをする生き物なので、場所さえ覚えてしまえば特別なしつけはいりません。

保護猫がどうしてもトイレでしてくれないことには何か理由があるはずです。

今までいた環境が、人に飼われていたのか野良なのかとゆうことも含め、譲渡される時に教えてもらえたりします。

拾った場合は首輪の有無や、毛並みで野良なのか、誰かに飼われているかがわかったりします。

その子の今までの環境やどんな気持ちなのかを想像しながら、対策を探す方が解決が早いことが多いのです。

素敵な猫ライフをこれからも送ってくださいね!

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