マンチカンとペルシャ猫の掛け合わせで、いいとこどりをしているともいわれているミヌエットですが、いざ飼い始めたとき鳴き声に悩まされることはあるのでしょうか?
基本的にはミヌエットはよく鳴く種類の猫ではないようです。
鳴き声も静かなので、集合住宅などで飼うのにも適しているとされています。
ただし、避妊・去勢手術をしていないと、発情期には大きい声で鳴くので要注意!繁殖を望まなければ手術をした方がお互いのストレスにならないですよ!
ミヌエットも普通の猫と同じように、感情表現を鳴き声で表します。
高く長く鳴くときは何かを要求していて、怒ったりおびえたりしているときには低く鳴いたりうなったりします。
食いしん坊なミヌエットの要望に応えて、決しておやつをあげすぎないように気をつけてくださいね!
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ミヌエットの特徴
ミヌエット(猫)、別名「ナポレオン」は、ペルシャ猫とマンチカンの交配により誕生した比較的新しい猫の品種です。
最も顕著な特徴は、その短い足で、マンチカンから引き継いだ短足の遺伝子により非常にユニークで愛らしい体型を持っています。
また、ペルシャ猫の影響で丸い顔と大きな丸い目が特徴的で、どこか子猫のような可愛らしい外見が魅力です。
毛の長さには長毛と短毛のバリエーションがあり、いずれも柔らかいコートを持ち、手触りが良いのも特徴です。
性格面では、ミヌエットは非常に愛情深く、人懐っこい性格をしています。飼い主や家族との絆を大切にし、常に人と一緒にいることを好みます。
また、遊び好きで活発な一面も持ち、短足ながらも敏捷で、おもちゃを追いかけたりするのが大好きです。
それと同時に、穏やかで落ち着いた性格も併せ持っており、家の中でリラックスして過ごすことを楽しむ猫でもあります。
健康面では、短毛のミヌエットは毛が絡みにくく、毛のケアが比較的簡単ですが、長毛のタイプでは定期的なブラッシングが必要です。
遺伝的な健康問題としては、ペルシャ猫とマンチカンの親品種から受け継いだ特徴から、特にペルシャからの影響で呼吸器系の問題や涙目などが見られることがあります。
このように、ミヌエットはその愛らしい外見と人懐っこい性格から、多くの人に愛されている猫の品種です。
特に室内飼いに適しており、家族と共に楽しく過ごすことができる理想的なペットとされています。
ミヌエットは鳴き声の大きさは?
特徴的な見た目をもつミヌエットですが、鳴き声の大きさはいたって普通であるようです。
常ににゃんにゃんと鳴いているわけでなく、飼い主に要求するときや必要なときに鳴くようです。
鳴き声の特徴も特になく、声の大きさもそんなに目立ちません。
そのため、一人暮らしの賃貸やマンションなどの集合住宅でも鳴き声で迷惑をかけることはないでしょう。
ミヌエットも、発情期は大きい声で鳴くことも
そんな静かなミヌエットですが、発情期だけは立派に大声で鳴きます。
「にゃお~~~ん」という感じで遠吠えのような怒っているような声を出します。
こればっかりは本能なので、しつけして収まるというものではないです。
ということでミヌエットの鳴き声が大きいと感じる飼い主さんがいたら、多くの場合去勢をしていないからということが考えられます。
飼い猫の子どもを望んでいないのであれば、避妊・去勢手術を行うことでこの大声はなくなります。
子猫でも6か月以降で手術を受けることができますよ。
手術することで発情期の猫のストレスもなくなりますし、生殖器関連の病気予防にもなりますよ。
ミヌエット鳴き声の種類とその時の気分
同じミヌエットの鳴き声であっても、その時の感情によって鳴き方は様々です。
何かしてほしいことがある場合や甘えたい場合には、高くて長めの鳴き方をします。
「にゃーん」と鳴きながらすり寄ってきた場合には、その時の要求は何なのか考えるようにしましょう。
だいたい、「ごはんちょうだい」「トイレを掃除して」「遊んで」のどれかが多いと思います(笑)
ちなみに、ミヌエットは食いしん坊で賢いです。
「かわいく甘えればごはんやおやつがもらえる」と認識してしまうと、その都度飼い主へアピールしてくる子もいるようです。
いくらかわいいといっても健康に支障が出るぐらい食べ物を与えるのはやめるようにしてください。
鳴き声は他にも怒っている、怖がっているときの「ヴヴヴ~」というような低い鳴き方やおもちゃや虫などに飛び掛かるときの「クルルル」「カカカッ」というような鳴き方、甘えている時や気持ちいい時の「ゴロゴロ」という鳴き方(喉を鳴らす)などがあります。
それぞれとても特徴的な鳴き方なので、感情を見分けることはそこまで難しいことではないです。
ミヌエットの鳴き声がうるさい場合の対処法
ミヌエットの・・・というよりは猫全般に共通することですが泣き声がうるさいと感じる場合、その理由を理解し、適切に対処することが重要です。
以下に、猫の泣き声がうるさいと感じた時の対処法をいくつか紹介します。
原因を特定する
まず、猫が泣いている理由を特定することが大切です。
猫が泣く理由はさまざまで、空腹、退屈、ストレス、病気、注意を引きたい、発情期などが考えられます。
原因を理解することで、適切な対応がしやすくなります。
基本的な欲求を満たし、環境を整える
猫が空腹であったり、水が欲しかったり、トイレが汚れている場合、泣いて知らせることがあります。
これらの基本的なニーズを満たしていないと、猫は頻繁に鳴くことがあります。
食事や水を適切に提供し、トイレを清潔に保つことで、泣き声の頻度を減らすことができます。
猫が退屈している場合やエネルギーが余っている場合にも、泣き声が増えることがあります。
おもちゃや爪とぎ、キャットタワーなど、遊びや運動の機会を増やすことで、猫のストレスを軽減し、泣き声を減らすことができます。
無視する
注意を引きたいがために鳴いている場合、過度に反応するとその行動を助長してしまいます。
この場合は、猫が鳴いても無視することで、泣いても反応が得られないことを学ばせる方法もあります。
ただし、無視する前に泣いている理由が何か他の問題でないことを確認してください。
発情期の対策
発情期の猫は非常に大きな声で鳴くことがあり、これがうるさいと感じる原因になることがあります。
避妊手術や去勢手術を行うことで、発情期の鳴き声を減らすことができます。
ストレスを軽減する
猫が環境の変化(引っ越し、新しいペットや家族の加入など)にストレスを感じている場合、泣き声が増えることがあります。
猫にとって快適で安心できるスペースを作り、ストレスを軽減することで鳴き声が減ることがあります。
健康チェックや専門家の助言を求める
猫が頻繁に鳴き、通常と異なる鳴き方をする場合、健康上の問題が原因である可能性があります。
この場合は、動物病院での健康チェックを受けることをおすすめします。痛みや不快感、病気が原因で鳴いている場合、適切な治療が必要です。
また猫の泣き声が続き、飼い主自身で対処が難しい場合、獣医師や猫の行動専門家に相談することが有効です。
専門家は猫の行動の原因を特定し、適切なアドバイスを提供してくれるでしょう。
これらの対処法を試すことで、猫の泣き声を減らし、飼い主と猫の両方にとって快適な生活環境を作ることができます。
ミヌエットの鳴き声の大きさ【まとめ】
この記事では、メヌエットの鳴き声についてどのぐらいの頻度・大きさで鳴くのか、どんな鳴き方をするのかという内容をまとめています。
メヌエットは希少な品種ですが、鳴き声については他の猫と大きく変わることはないようです。
人間と違ってどの地域の猫でも共通言語なのはうらやましいですね。
そんな猫の喋り方をまねして一緒に猫語を話す飼い主も少なくないようです(笑)私も例に漏れず…。
飼い猫の鳴き声を聞いていると、そのうち鳴き声が日本語に翻訳されて聞こえるようになってきますよ。
「ごはん~」「抱っこ~」などと聞こえるようになったら、立派な猫語マスター!
円満なコミュニケーションが取れるよう、ぜひ普段から鳴き声に注目してみてくださいね。