猫のレントゲンの費用はいくら?リスクや保険について解説!

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猫に不調があるとき、受診してレントゲンをとることがあります。

どのような症状でレントゲン検査をするのか、その結果どのようなことがわかるのでしょうか。
さらに気になるのはレントゲンの費用です。

人であれば保険適用され、3割負担で済むことがほとんどですが、猫の場合は全額負担するのか、いくらかかるのか不安ですよね。

猫のレントゲンの費用や保険、レントゲンのリスクなど解説します。

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目次

猫のレントゲンでわかること

猫のレントゲン検査でわかることは基本的に人と同じです。

検査対象は胸部、腹部、運動器です。

臓器の大きさに異常がないか、炎症の有無がわかります。

・胸部レントゲン(肺炎や気管支)

猫は呼吸器疾患が多いです。炎症部は白く写るため、例えば肺が白ければ肺炎を疑います。

・腹部レントゲン(誤食が多い)

誤食したものがおなかのどこにあって、閉塞の危険性などを調べます。

自然に排出されるサイズかなどもわかります。閉塞の危険がある場合は手術して取り除くことがあります。

・運動器のレントゲン(骨や神経)

歩き方がおかしい、足を引きずるときなどに骨折や脱臼の有無を調べます。

神経系に異常がないかも調べます。

脳や脊髄に炎症が写れば神経系からくる運動器の病気かもしれません。

レントゲンは正確な診断のため、1つの部位につき数枚撮影します。

垂直2方向から撮影する必要があります。

例えば腹部のレントゲンの場合、左右を下にしたもの、あおむけかうつぶせのものを撮影します。

数枚撮影したとしても短時間で終わるので、猫に負担は少ないです。

レントゲンで異常がない場合、血液検査や超音波検査を追加されることもあります。

猫のレントゲンの費用やリスクについて

猫のレントゲンの費用は1部位につき5,000円前後という病院が多いです。

撮影箇所が多いときや、撮影部位により高くなることもあります。

バリウム造影というレントゲン検査の場合は15,000円から20,000円と高額になります。

バリウムを経口投与して、消化管の粘膜の状態や、運動の状態、閉塞していないかなどを検査します。

普通のレントゲンとちがい、詳細がわかるため費用が高いですね。

バリウムを飲むのは猫にとって負担になります。

吐いてしまう子もいるので少しリスクがあるといえる検査です。

レントゲンは被ばくを心配する方もいます。

レントゲン撮影による被ばく量はかなり少なく、猫の体に与える影響はほぼありません。

安全性の高い検査ですが胎児は影響を受けやすいので、妊娠している猫はレントゲン検査を避けることがほとんどです。

麻酔も必要ないですが、興奮状態で暴れてしまうときなどは、鎮静剤を使うこともありますが、健康に影響はほとんどありません。

鎮静料金は別途必要になります。

レントゲンの撮影にかかる時間は10分から15分と短時間です。

猫に過度なストレスを与えるリスクも低い検査です。

猫のペット保険は適用される?

ペット保険に加入している場合、保険適用されるのでしょうか。

症状があり、治療を進めるうえで必要な検査の費用は保険適用になります。

定期健診や健康診断は対象外ということが多いようです。

1日当たりの通院費や入院費についても、上限を設けている保険もあります。
上回った分の費用は実費負担となります。

保険会社や加入している保険の種類によって内容はかわります。
しっかり確認しておきましょう。

猫のレントゲンの費用は?【まとめ】

猫のレントゲンの費用はびっくりするほど高くはありませんでしたが、病院によっても異なるので事前にチェックしておくと安心です。

1回につき1部位とは限りませんし、経過観察のため通院のたびにレントゲン検査をするとなると高額になってしまいます。

レントゲンは身近な検査なので、できればレントゲンの費用が保険適用される保険に入っておけると安心ですね。

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