飼っている猫のお腹に寄生虫を発見した場合、駆虫しなければなりません
その際に使うのが虫下しですが、虫下しはホームセンター等でも販売しているのでしょうか?
どうなのでしょうか?
調査不足で申し訳ありません…。が、ホームセンターには、ペットショップの有る店舗もたくさんありますし、ペット用品も豊富に販売されていますよね。
その中で、ノミ・ダニ駆除の商品は、よく見かけるのですが…虫下しは…。
で、私も気になり調べてみました!
が、ホームセンターでの取り扱いは見当たらず…。
その代わりに、最近では、ペットを販売しているホームセンターには、動物病院が店舗内にあったり、獣医師が居る店舗が増えてきているようです。
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猫の虫下しはホームセンターに売ってる?
猫の虫下しはホームセンターではありませんが、通販で購入出来る虫下しの薬もたくさんあり、シロップの物や錠剤、粉末タイプが売られていました。
例えば、ある製薬会社の製品では、錠剤・粉末・シロップの物が販売されていて
・シロップタイプ =回虫のみ効果があります。
※条虫には効果がありません。と書かれていましたので、購入されるときにはしっかりと確認をしてください。
投薬量などは、体重別に記載されており、2度目の投薬までの間隔や注意点なども、細かく書かれてありました。
他にも色々なメーカーさんが、回虫・鉤虫・条虫に効果のある虫下しを販売しています。
お値段は、1.000円代から8.000円代までありました。
市販品の場合の注意点として、以下をあげておきます。
・虫下し薬の効果があり、 駆除しきれたか確認する!
・猫の体重と投薬量をしっかり測る!
・猫の体調が悪くなってしまったらすぐ病院へ!
病院では
病院ではまず、便の検査を行い寄生虫の種類を特定させ、駆虫薬の投与で駆除をします。
それ以外にも、駆虫の影響で貧血などの症状は無いか?の検査もしてもらえます。
治療期間は寄生虫の種類にもよるようで、一般的な治療は、2週間以上の間隔をあけて、複数回投薬をすることが多いようです。
◎薬の種類は、寄生虫によって違うようです。
・スポットタイプ=背中に塗布する薬です。
(猫が、薬を舐めてしまわないように、背中の肩甲骨辺りに塗布します。)
・内 服 薬 =錠剤、粉末
(病院では、錠剤の薬が上手く飲めない子には、砕いて粉末にしてくれる病院も。)
猫の投薬は難しいので、スポットタイプで良いなら、猫も飼い主さんも楽ですよね。
寄生虫の中には、手遅れになると怖い虫もいて、手術になるケースもあるようですから、定期的に巣便検査をし、寄生されているならば、早目に駆除するのが良いです。
金額的には、市販の物よりは高いかもしれませんが、虫下し以外の検査や、人への感染対策など、アドバイスもしてもらえますので、安心だと思いますよ。
猫の虫下しの「虫」の種類
◎猫回虫
母猫の乳汁から感染。腸内に寄生し炭水化物・タンパク質を摂取する。
(猫の便中や肛門部分に付着した卵によって検出できます。)
◎猫鉤虫
母猫の胎盤や乳汁から経口感染。腸粘膜に咬みつき血液を吸い寄生する。
◎猫条虫
猫条虫が寄生するネズミなどを食べて感染する。
(米粒のような物で、便中から検出できます。)
◎瓜実条虫
幼虫が寄生するノミの経口から感染する。腸粘膜から栄養分を吸収する。
子猫への感染は、命に関わる深刻なケースもあるため注意が必要です。
猫の虫下しはホームセンターに売ってる?【まとめ】
・ホームセンターでの、虫下しの販売はわかりませんでした。
(ホームセンターなどで購入を考えている方は、動物病院や獣医師が居るホームセンターで一度、相談されてみてはいかがでしょうか?)
・寄生虫の種類はいっぱいで、手遅れになることや、人への感染もあります。
・定期的に検査をして、早期発見!早期駆除!が、一番安心で安全な方法だと思います。
もし貴方が今、愛猫ちゃんの寄生虫で、困っているのならば、今回を機に、良い動物病院を探して、何でも相談が出来るような、良い獣医師を見つけることも、今後の、猫ちゃんと飼い主さまのためにも、良いのではないかと思います。