ドライフードのふやかし方を解説!電子レンジでもできるの?

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猫に与えるエサの種類にドライフードという固くてカリカリしたフードがあります。

ほとんどの猫はドライフードを食べていることが多いでしょう。

ドライフードは保存もしやすくゴミも少なく済むので手軽に与えやすく、栄養もしっかりとることができます。

ウェットフードだと、ほぼ毎食缶やパウチのゴミが出て、エサ皿も洗う必要があり少し大変ですね。

ドライフードをふやかして与えるということがありますが、どんな時にふやかすのでしょうか。

ドライフードのふやかし方などを解説していきます。

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目次

猫のドライフードは、どんな時にふやかすの?

猫のドライフードをふやかすのはどんな時でしょうか。

猫は母猫から母乳で育てられ、徐々に離乳食と与えることで離乳させていきます。

離乳食としてフードを与える時に、いきなり固いままでは上手に食べることができません。

最初はウェットフードでいいですが、徐々に固さのある形状にしていきます。

完全なドライフードの前にドライフードをふやかしたものを与えるのです。

ドライフードをふやかすことで栄養はそのままに、子猫でも飲み込みやすくなります。
水分も同時に取ることができるので水分補給にもなるのです。

高齢猫は食欲も落ちていき、飲み込みが悪くなる、消化不良を起こすことなどがあります。

ドライフードをふやかすことで飲み込みやすく、消化吸収をしやすくしてくれます。
病気や病後などでは食欲が落ちることもあり、体力もなくなってしまいます。

そんなときはふやかすことで食べやすくなるのはもちろん、香りが強くなるので食欲が刺激されます。

このようなときにふやかすことで、必要なカロリーや栄養を摂取することが可能になります。

猫のドライフードのふやかし方

猫のドライフードのふやかし方は難しくはありません。

深めのお皿にドライフードを入れ、そこへ人肌くらいのぬるま湯(36~37℃)を注ぎます。

お湯の量は入れたドライフードが浸るくらいの量でいいでしょう。

10分ほど置き、固さを確認します。

固いところが残っている場合は少しお湯を足してもう少し置きましょう。

時短したい時にはフードを少し砕くと早くふやかせます。

ラップなどで蓋をするのもいいですよ。

電子レンジで温めるふやかし方もあります。

電子レンジでのふやかし方は、低めのワット数で10秒ずつ加熱しましょう。

高いワット数で長く加熱すると、水分が蒸発してしまい、ふやかせません。

また温度があつくなりすぎることがあるので、電子レンジでふやかしたフードは与える前にしっかり温度の確認をして下さいね。

ドライフードをふやかすメリット

ドライフードをふやかすメリットをいくつか紹介します。

・食欲が増す

香りが強くなるので食欲が刺激されます。

食欲がない子にとってとても重要なことですね。

・食べやすくなる

柔らかくなり、粒がなくなることで食べやすくなります。

子猫や高齢猫、口内の病気の子も食べやすくなります。

・消化吸収を助ける

固いままのフードは消化するために柔らかくする工程が体内で行われます。

食べる前から柔らかくしておけば消化吸収の手助けになります。

病気や加齢により内蔵の働きが悪くなっていると、消化できずに吐き戻すこともあるので、ふやかしたフードの方がいい場合があります。

・水分補給にもなる

猫は水飲み場で水分を補給しているのが普通ですが、離乳したてや体調により自力での水分補給がしにくい時があります。

猫も脱水になるので水分摂取は必須です。

ふやかしたドライフードを与えることで、少しですが水分も同時に摂ることが可能です。

ドライフードのふやかし方【まとめ】

猫のドライフードをふやかすことでメリットがたくさんありましたね。

もちろん健康な成猫には普通に与えればいいですが、子猫や病気の時、高齢猫にはふやかしてあげるといいかもしれません。

ふやかし方も簡単で難しいことはありません。

熱すぎないよう温度には注意する必要がありますし、作り置きはできませんがそんなに手間はかかりません。

猫の健康のため、食欲がない時には試してみてもいいと思います。
食べなければ動くこともできませんからね。

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