キャットフードを混ぜる事ということはアリなのでしょうか?
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
実はキャットフードを混ぜるということはおすすめされることではないようです。
総合栄養食は特に、それ一種類で栄養分がしっかり摂れるようになっているので混ぜることはしない方がいいです。
フードの切り替えのタイミングか総合栄養食と間食用のミックスを作りたい場合はキャットフードを混ぜても良いとされています。
フードの切り替えの場合は少しずつ新しいものの割合を増やしていき、飼い猫の体調に気を付けて行ってくださいね。
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キャットフード、2種類のドライフード同士を混ぜるのは良い?
ドライフードは基本的に「総合栄養食」として売られていることが多いです。
これは「これ一つで十分な栄養が摂れる」という意味を指しており、総合栄養食同士を混ぜて与えるとせっかくのバランス良い栄養分が偏ってしまう可能性があります。
味のバリエーションがあっておいしいだろうと思って混ぜている方は特に注意!
ご飯を混ぜる事は匂いや味が混ざってしまうことなので逆に食いつきが悪くなってしまうこともあるのです。
また総合栄養食の種類によっては「尿路ケア」「毛玉ケア」「肥満予防」などといった健康に配慮されたものもあります。
ありがちなのが、これらを混ぜてすべてのケアを同時に行おうという考えです。
これについてもそれぞれ1回量を減らして混ぜてしまうことで効果が薄まるばかりか、それぞれの効果を打ち消してしまうこともありますので要注意です!
キャットフードを2種類混ぜるパターンって?
キャットフードを混ぜることはおすすめされないですが、一部で例外もあります。
1つ目は、キャットフードを切り替えるときです。
ずっと同じ味に慣れている猫ちゃんに新しい種類のキャットフードをあげるならば、これまでのものに新しいものを混ぜながら与えることが重要です。
味の変化のみでなく、猫の消化吸収器官が新しいキャットフードに慣れるまでこのステップを踏むようにしましょう!
これをしないと、新しいキャットフードに胃腸がなじめず吐いたり下痢をしたりする可能性があります。
また、総合栄養食であるドライフードに補助栄養食であるウェットフードを混ぜて与えることは許容されます。
総合栄養食同士では必要な栄養素が偏ってしまう危険がありますが、補助的なおやつであればその心配は低いでしょう。
猫の食欲がない時などにはこの手を使うこともあります。
キャットフード2種類を混ぜる方法とは
新しいキャットフードに切り替える際には、1~2週間かけてゆっくりと慣れていくことが必要です。
また、フードの混ぜ方としては、初めはこれまでのものを8割程度に多めにして徐々にその割合を減らしていくようにしましょう。
猫ちゃんのサイズや食いつき、1食の量にもよりますが、これまでのキャットフードがだいたい残り1㎏ぐらいになったらブレンドを開始するのが良いと思います。
キャットフードを2種類混ぜるのはダメなの?【まとめ】
色んな味や栄養が入っているキャットフードですので、ついブレンドしてあげたほうが喜ぶような気がしてしまいますね!
しかし、この記事で説明したようにドライフード同士を2種類以上混ぜるのはおすすめされませんので注意してくださいね。
キャットフードにはいろいろな味がありますので、混ぜたほうがおいしいと思いがちですが、案外そうでもないようですね。
確かに、私たちだっておかずを混ぜられたら食べる気がしませんものね…。
別々にちょうだいよと思ってしまいますね(笑)
キャットフードの切り替えについても、新しいものを猫が気に入ってくれるのか早く確かめてみたい気持ちはよくわかりますが、そこは慎重に混ぜて与えてあげてくださいね!