ウラルフクロウとは鳥網フクロウ目フクロウ科に属する猛禽類で、英名は「Ural owl」、和名では「フクロウ」と命名されているフクロウの一種です。
しかし紛らわしいので一般的には「ウラルフクロウ」と呼ばれています。
*画像はイメージです。画像と本文と直接の関係はありません。
説明だけでフクロウの文字がゲシュタルト崩壊を起こしそうですね…。
聞いたことがない人の方が多いと思いますが実はフクロウのなかでも最もスタンダードな種類なのです。
お値段は約45万円ぐらいですがやはり模様や血筋によって値段が少し変動します。お迎えは主に専門店やブリーダーさんのところから引き取ることができますよ。
それでは今回はそんなウラルフクロウの生態や性格などをご紹介します!
Contents
ウラルフクロウの生態
それではまず最初にこのウラルフクロウは一体どんなところに生息し、どんな生活をしているのかなど、生態について知っていきましょう。
生息地
生息地はヨーロッパのノルウェーやフィンランドがある寒いスカンディナビア半島から日本にかけてユーラシア大陸を横切るような感じで分布しています。基本的寒いところに住んでいるようですね。
また日本だと九州の北の方、四国、本州、北海道にいます。
また大木がある社寺林や公園で見かけることもあるとかないとか…。
飼いたいからといって勝手に捕獲してしまうのはワシントン条約に引っかかるので絶対にしてはいけません。
またウラルフクロウは他のフクロウと同じく夜行性で昼間は木の枝などに止まり寝ていたり休んでいることがほとんどです。
餌について
主食は肉でネズミなどの小さい哺乳類や鳥の雛などをよく食べています。
しかし同じ肉食のライオンやオオカミは鋭い歯が生えていますが、フクロウに生えていません。なので食事をするときは足で獲物を押さえつけ、くちばしでついばみ、自分が一口で丸呑みできる大きさに引きちぎって丸呑みします。
産卵と子育て
3月~4月頃になると野生のウラルフクロウは木の穴の中(樹洞)に巣を作って卵を産み、子育てを始めます。
雛は約1ヶ月で巣立ち、そのあと親と狩りの練習や飛行訓練を終え、独り立ちしていきます。
産まれてからだいたい1ヶ月で親から離れ、その後は自分の力のみで生きていく,,,凄いですよね、私なら心細くてやっていけなさそうです。
ウラルフクロウの性格
図鑑などでは「攻撃的」や「警戒心が強い」などと紹介されていることが多いウラルフクロウですが、人懐っこい子もいたり様々で一概に決め付けることは出来ません。
例えばねこちゃんでもお迎えしたところからはさみしがり屋と言われていたけどいざ一緒に住んでみたらけっこうツンツンしていたりとわからないものです。
どんな性格でも大丈夫!という人に飼うことをオススメします。
ウラルフクロウの値段や入手場所、寿命
ウラルフクロウの値段は約45万円ぐらいですがやはり模様などの要素によって値段が高くなったり、逆に低くなったり変動するようです。
主に猛禽類の専門店やブリーダーさんから購入できます。また数も少ないので「この子だ!」と思ったらすぐに購入した方がいいでしょう。しかしそんなことをしていいのは約20年も生きるウラルフクロウを生涯亡くなるまで傍に居てあげられるという自信と覚悟がある人のみですよ。
ウラルフクロウの値段や生体について【まとめ】
和名は「フクロウ」と呼ばれるややこしい「ウラルフクロウ」。
主に寒いところに住んでいて夜行性、そして肉食。
お値段はだいたい45万円ぐらいですがやはり模様や血筋によって値段が少し変動し、お迎えは猛禽類の専門店やブリーダーさんから引き取ることが出来るということがわかりました。
引き取ったときは今回ご紹介した生態などを参考にし、ウラルフクロウにとって過ごしやすい環境を整えてあげてストレスなく生活できるようにしてあげましょう!