大型になるトカゲで有名なテグー。
テグーと聞くと齧歯類のデグーと勘違いしてしまう方もいらっしゃいますが、こちらの記事でご紹介するのは爬虫類のテグーです。
同じ大型トカゲでもモニターやイグアナとはまた違った魅力のあるテグーですが、寿命はどれくらいなのでしょうか?
また、一概にテグーといっても種類は様々です。
こちらの記事では種類ごとに分けながらテグーの寿命を解説していこうと思います。
Contents
そもそもテグーにはどんな種類があるの?
種類別に平均寿命を解説する前に、まずはテグーにどんな種類があるのかを解説していこうと思います。
ミナミテグー
ペットとしてはミナミテグーという名前よりも別名であるB&Wテグー(ブラックアンドホワイトテグー)という名前の方が有名かもしれません。
その別名の通り白黒の体色が魅力的です。
テグーといえばまず真っ先に想像するのはミナミテグーという方が多いかもしれませんね。
私が飼育しているのもミナミテグーで、人慣れしやすい印象があります。
レッドテグー
その名前の通りに赤い体色が特徴のレッドテグー。
テグーの中では少し大きめで、その体格も相まって迫力があります。
比較的慣れやすい個体が多いようで、人気の高い種類です。
ゴールデンテグー
光沢があり、黄色味の強い体色をしています。
ミナミテグーやレッドテグーと比較すると、比較的小さめで顔つきも少し違ったように見えます。
性格が荒く、人に慣れることは滅多にないと言われています。
テグーの寿命はどれくらい?
先ほど紹介させて頂いたミナミテグー、レッドテグー、ゴールデンテグーでどのような違いがあるのでしょうか?
ミナミテグーとレッドテグーの平均寿命
爬虫類の中では比較的長生きするトカゲで、平均寿命は15〜20年と言われています。
しかし飼育下では餌の偏りや環境によって5〜10年で落ちてしまう個体も珍しくありません。
大型になる上にかなり長生きするので、飼育を始めようか悩んでいる方は今一度自宅の設備を確認し、しっかり検討しましょう。
また、餌に関しても肉食寄りの雑食性であり、完全昆虫食や草食のトカゲと比べるとやや手間もかかります。
ずんぐりむっくりで可愛らしく人慣れしやすい個体が多いテグーですので、それらの手間を考えても魅力的なテグーと言えます。
ゴールデンテグーの平均寿命
ゴールデンテグーの平均寿命は約5〜8年と言われています。
先ほどご紹介したミナミテグーやレッドテグーと比べるとかなり短く感じますね。
しかしそれでも決して短い時間ではなく、尚且つ先ほどご紹介したミナミテグーやレッドテグーと比べると荒く人慣れしにくいテグーです。
私の知り合いが飼育していたゴールデンテグーは大人になってもケージを開けると飛び付いてくるくらい荒い個体でしたので、ゴールデンテグーの飼育を考えている方は革手袋必須と考えるのがいいでしょう。
ミナミテグーやレッドテグーと違い、ゴールデンテグーはふれあい目的ではなく、あくまで観賞用のテグーです。
美しい体色を持つテグーですので、観賞用に大型爬虫類を飼育したい方にゴールデンテグーはピッタリではないでしょうか?
テグーの寿命について【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
こちらの記事ではテグーの平均寿命を種類別にまとめていきました。
しかしあくまでも今回載せた内容は平均の寿命であり、それ以上長生きする個体もいれば短命な個体もいます。
また、飼い方によっても寿命は大きく変わります。
あくまで参考程度に認識していただければ幸いです。
また、長く一緒に生活できる爬虫類をお探しの方にテグーはおすすめと言えるのではないでしょうか?
可愛いテグーを健やかに長生きさせるために、整った飼育環境やバランスのいい食生活を心がけて飼育してあげて下さい。