体長1メートル以上の大型の魚アロワナは見た目もダイナミックで、とても人気が高い魚。
そんなアロワナを飼育している方も多いと思いますが、アロワナは混泳が出来るのか気になりますよね。
大型魚のアロワナと混泳させたら食べられてしまう、混泳など出来ないと思いますよね。
そこで今回はアロワナが混泳出来る種類はあるのか、おすすめの種類やコツ、喧嘩防止方法など混泳について紹介します!
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アロワナ同士は混泳出来る?
稀に大丈夫な個体もいるようですが、基本的にアロワナは縄張り意識の強い魚。
争いやいじめがおこります。
アロワナのストレスになるのでアロワナ同士の混泳はやめておきましょう。
1つの水槽に4~5匹入れる過密状態ならば大丈夫との情報もありましたが、過密飼育はストレスにもなりますし、水質悪化にもなります。
アロワナが混泳出来る種類
アロワナの混泳相手には底で生活する大人しい種類がおすすめです。
混泳相手のサイズはアロワナの口に入らないようなサイズにしましょう。
貝やエビはおすすめしません。貝は固くアロワナが丸飲みした際のどに詰まらせてしまう場合があります。
エビは食べられてしまうのでおすすめしません。
自然界のアロワナはザリガニなども食べます。
それをふまえてアロワナが混泳出来る種類は底を泳ぐ魚です。
アロワナの混泳できる種類おすすめ
調べてみたところアロワナの混泳に向いている魚がいるので少し紹介します。
ポリプテルス
この魚はアロワナと同じ古代魚に分類され、なんと4億年前から存在していたと言われています。
体が蛇のように長く、特徴的な胸びれと恐竜のような見た目の背びれを持っています。
水槽の下層部で生活していて、性格からもアロワナと喧嘩になることがないので混泳相手におすすめです。
セルフィンプレコ
プレコの中でも大型のセルフィンプレコ。
コケ取り能力が優れていて、コケ掃除が大変な大型水槽にはとても助かる魚ですね。
安価で入手しやすく、体も丈夫で特に餌を与えなくても弱る心配はありません。
飼育の際は目を観察してみて、目がくぼんできたら痩せてきたサインです。
その場合はプレコ用の餌を与えてください。
淡水エイ
見た目にインパクトが強いエイも水槽の下層部を泳ぐためアロワナの混泳に向いています。
エイを飼育する際には尾ひれについている毒針に注意しなければなりません。
エイの入った水槽に素手で作業することはやめましょう。
刺されるとめまいや熱、最悪呼吸困難になってしまうと言われています。
対策は毒針の先端を切断することです。アクアリウム上級者向けの魚だと感じました。
カラープロキロダス
こちらもコケ取り能力が優れている魚で、コケ対策で導入されている方も多いです。
値段も安価で入手しやすく、丈夫ですが、気性が荒いと言われていますので導入時には注意が必要。
また餌が足りなくなると他の魚の体をなめて死なせてしまうことがあるので、痩せていないか日々観察してください。
アロワナを飼育できるレベルならばどの魚も問題なく飼育できると思います。
もしアロワナがメインで飼育に手間をかけたくなければ、カラープロキロダスかセルフィンプレコが良いと思います。
好みもありますが、古代魚仲間のポリプテルスと水族館でしか見られないような淡水エイを混泳させると鑑賞性が上がると思います。
アロワナの混泳のコツと喧嘩防止
アロワナの混泳相手の事をよく調べてから混泳させましょう。
コツはこれと言ってありません。
小型の魚は喧嘩防止に水草などで隠れ家を作りましょう。と書かれていますがアロワナ水槽は水草を入れません。
混泳前にどの層で生活する魚か(アロワナと生活圏がかぶらないように)、性格はどうか(攻撃されないか)、大きさはどのくらいか(食べられない為)ということをきちんと調べてから混泳させた方が良いです。
もしアロワナ同士で混泳させる場合、縄張り意識が強いアロワナ同士で喧嘩が起こります。
その場合は同じサイズのアロワナ3匹以上で飼育し、縄張り意識を持たせないようにしましょう。
ブラックアロワナはアロワナの中でも小さく、シルバーアロワナのような大型のアロワナにいじめられてしまいますのでやめた方が良いです。
3匹でも水槽が広くスペースがあれば喧嘩をします。
狭く過密状態で飼育すると喧嘩防止になるようですが、水質悪化が早くなるので水替え頻度が上がります。
アロワナの混泳の種類【まとめ】
アロワナの混泳相手や種類を紹介しました。
アロワナの混泳は性格が温厚で大きさがあり、下層部を泳ぐ魚ならばほとんど大丈夫です。
ただどの魚と混泳させても絶対大丈夫、ということはありません。
導入時によく観察してみて、喧嘩などが起こるようならばすぐに魚をアロワナから話してあげましょう。