アロワナは1億年以上前から存在し、見た目も龍のようなアロワナはロマンあふれる魚です。
他の観賞魚とは一味違うアロワナ飼育に、興味を持つ人も少なくありません。
飼育者が多いアロワナですが、アロワナの餌はどのようにしているのか気になりますよね。
今回はアロワナの餌の量や頻度、種類やアロワナの稚魚の餌について調べてみました!
アロワナの餌の量や頻度
自然界のアロワナは小魚や虫、カエルなどを食べています。
自宅で飼育する際も肉食性の人口餌、もしくは生餌などを用意。
人口餌と生餌で量の違いはありますが、数分で食べきれる量を与えましょう。
60センチ以上の成魚の場合、最初は勢いよく餌を食べていて、食べるペースが落ちてきたタイミングが適量になります。
アロワナの餌の頻度は1日1回。
日々アロワナの様子を観察しつつ餌を与えましょう。
体長15センチ未満の幼魚の場合、常に満腹にしてあげる必要があり、餌が不足していると体が奇形に育つと言われています。
いつでも食べられるようにメダカなどの小魚を常に10匹入れて置き、飼育者は1日5回冷凍アカムシを解凍して水面に浮かべておくと良いでしょう。
人口餌をあげる際は、幼魚が一口で食べきれるサイズに割って与えましょう。
20センチ以上に育ったらアロワナの餌の頻度は決まった時間に1日2回。
餌は人口餌や小魚だけではなく、虫やカエルなどバリエーションを多くしましょう。
幼魚でも成魚でもアロワナは同じ餌を食べなくなる、という話をよく聞きます。
食べ飽きる、ということがあるようです。
餌を用意するのも大変です。人口餌を食べてくれるととても楽ですよね。
その為に幼魚からある程度育った時期に人口餌に慣れる訓練が必要です。
餌は様々な種類を用意し、人口餌と一緒に生餌を与えると良いでしょう。
アロワナにも個体差があり、必ずしも人口餌を食べてくれるわけではありません。
飼育を始める前に継続して生餌を用意できるのかよく考えておきましょう。
アロワナの餌の量、頻度は守りましょう
可愛い、もっと大きくなってほしいと餌を与え過ぎることはいけません。
餌の与え過ぎは食べ残しによる水質悪化につながり、水質悪化はアロワナの病気の原因になります。
自然界のアロワナと違い水槽で飼育されているアロワナは、運動不足になりやすいのでそんなに餌の量は必要ありません。
餌の食べ過ぎはアロワナの消化不良、肥満など寿命を短くしてしまいます。
幼魚の場合は常に満腹。
ある程度育ってくれば1日2回。
60センチ程度のアロワナの場合は1日1回を守りましょう。
アロワナの餌の種類
アロワナの餌は人口餌の他に生餌を用意しましょう。
現在はインターネットやペットショップなどで手軽に入手できます。
人口餌だけではなく、生きて動いている餌、冷凍された虫や魚介類などなんでもあります。
アロワナの大きさによって生餌の大きさも変えましょう。
金魚やメダカなど入手、購入しやすい観賞魚もアロワナの餌になります。
餌用に飼育、繁殖してみるのも良いですね。
魚は購入、採取してからすぐにアロワナの水槽に入れてはいけません。
魚が病気を持ち込む可能性があるからです。
手間ですが、トリートメントを行いアロワナの水槽に病気を持ち込まないようにしましょう。
気持ち悪いですがゴキブリもペットショップで買え、丈夫で繁殖しやすいためストックしやすいですね。
調べたところツメカエルという小さなカエルも餌におすすめです。
ツメカエルは雑食性でなんでも食べ、水槽とエアレーションのみで飼育が出来るようです。
餌用に飼育が難しい場合は冷凍餌も良いでしょう。
ジャイアントミルワームや、先ほど紹介したゴキブリなども冷凍で販売されています。
大型のアロワナに冷凍マウスなどもあるようです。
注意する部分は、外で捕ってきた虫を与えることは良くありません。
外にいた虫には農薬やなんらかの病気を持っている場合があります。
費用はかかりますが、餌用に販売されているものを与えるようにしましょう。
先ほどカエルを紹介しましたが、アマガエルやイモリ、ガマガエル等は微弱の毒を持っていますので絶対に与えてはいけません。
与えても平気だった、という話がありましたが、食べて数分で死んでしまったアロワナも存在します。
アロワナの稚魚の餌
幼魚の場合は浮遊性の肉食餌。常に満腹状態にすることが大切。
餌の大きさは一口で食べきれる大きさを、大きすぎるとのどに詰まらせます。
頻度は1日に3回~5回程度。
アカムシの他にメダカやグッピー、アカヒレなど小さな魚を泳がせておくと常に食べることが出来ますよ。
アロワナの餌について【まとめ】
アロワナの餌について紹介しました。
幼魚の場合は常時満腹、成魚になると餌は少なめになります。
食べ飽きないように様々な種類を用意する必要もあります。
手間ですが、アロワナの健康の為に必要になります。