愛犬が目を細める姿をみたことはありませんか?
犬は、目の動きで感情をあらわしていると言われていて、飼い主にいろいろなアピールをしているといってもいいでしょう。
愛犬が目を細める状態になっているときは、どんな心理状態なのか、考えたことはありますか?
嬉しい?怖い?どんな心理なの?、と気になりますよね。
目を細めるときは、嬉しい?怖い?など、どんな状態なのでしょう。
今回は、犬が目を細めるときの理由や心理状態についてご紹介していきますね。
あなたの愛犬の気持ちを、くみとれるようになる参考になると嬉しいです。
Contents
犬が目を細めるのは嬉しいから?5つの理由と心理状態
犬が目を細める理由や心理状態を考えたとき、心配のない感情だったり、病気が隠れいたりする場合があります。
では、5つの理由と心理状態をご紹介していきましょう。
リラックスしている状態
心地よさを感じていたり、リラックスしていたりすると、目を細めることがあります。
例えば・・・
●ごはんを食べたり、お散歩してきたあと
●外で太陽にあたってゆったり座っているとき
●お腹をやさしく撫でてあげているとき
私の愛犬は、仰向けになってお腹をさすってもらうことが大好きです。
お風呂あがりには、お腹をさすってあげると、目を細めて大人しくドライヤーをかけさせてくれます。
愛情表現をしている状態
飼い主さんに名前を呼ばれた時や、目があったときに、目を細めるしぐさをしたことはありませんか?
そして、口角をあげてまるで笑っているかのような表情になり、嬉しい?と思ってしまうものです。
穏やかな気持ちでいることで、大好きな飼い主さんに愛情表現をしていると考えてもいいかもしれませんね。
不安や緊張を感じている状態
犬が目を細めるときは、ネガティブな感情のときもあります。
初めての場所で緊張していたり、他の犬や人に見つめられた時など、緊張から目を細めるという行動になるようです。
自分自身を落ち着かせるために、目を細めることに気付き、早く緊張状態から開放してあげてくださいね。
敵意はありませんという状態
緊張しているときに目を細めるということですが、あなたに敵意は持っていませんよ、という意思表示の場合もあります。
無駄な争いを避けるためや、相手に落ち着いて欲しいと思っている場合にみせる行動のひとつです。
私の愛犬も、友人が自宅に来た時に、友人の近くで笑顔のような表情で目を細めていました。
その姿を見た友人は、「なんで目を細めて笑ってるの?嬉しい?」と聞いていました。
今思えば、緊張していたんだろうなぁと、理解できます。
目に痛みや違和感がある状態
ここまで、感情表現としてご紹介してきましたが、実は病気や目のトラブルにあっている可能性があるので、注意が必要です。
この場合は、目を細めるだけではなく、涙がたくさん出ていたり、前足で目をこすったりという普段と違う行動をとることがあります。
目のトラブルは、以下のようなことが原因で発症します。
●自分で目をひっかいてしまった
●他の犬と遊んでいて目に爪があたってしまった
●お散歩中に草むらにつっこんで目を傷つけた
目に異常があるときは、目を細めるだけでなく、涙がたくさん流れたり、めやにが多 くなったりと、いつもとは違う状態が確認できます。
この場合は、早い段階で獣医さんに相談することをおすすめします。
犬が目を細めるのは嬉しいから?【まとめ】
犬が目を細めるのは、いろいろな感情が隠れていることがわかっていただけたでしょうか。
嬉しい?
また、感情表現だけではなく、病気が隠れている場合もあることを知っておきましょう。
目の病気の進行は早いため、少しでもおかしいと思ったときは、すぐに病院に行くようにしてください。
目を細めるしぐさで、飼い主さんにいろいろなことを伝えています。
愛犬の表情や、目の状態をしっかりと観察して、愛犬といい関係づくりをしてくださいね。