犬のしっぽを触るのはNG?実は嫌がっているのかもしれない?

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犬のしっぽは、犬種によってさまざまですよね。

毛の多いふさふさしたしっぽ、ピンと立ったしっぽ、くるんと巻いたしっぽなど、特徴もあって、とても愛らしいですね。

しっぽの動かし方で、愛犬の気持ちをくみとることもできるしっぽですが、実はとても敏感な部位なのです。

あなたは犬のしっぽを触ってみたことはありますか?
もしかすると、我慢して触られてくれているのかもしれません。

今回は、犬のしっぽを触ることはNG行為なのか、探ってみたいと思います。

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目次

犬のしっぽの役割

犬のしっぽは、感情を伝えたり、体調不良を訴えたりと、飼い主にとっても重要な役割をはたしています。

犬がしっぽを使ってあらわす感情は、次のようなものがあります。

1.楽しい・嬉しい:勢いよくぶんぶんと振り、表情も楽しそうに見える
2.寂しい・悲しい:下に下げて、お腹近くまでしっぽを隠すように巻き込む
3.怖い・不安:下にさげたままで、ゆっくりと振る
4.怒り・警戒:ピンと立て、興奮して激しく左右に振る

感情を表すしっぽだからこそ、安易に「触る・掴む」という行動はとらない方が、愛犬のためでもあります。

もとより、しっぽを触ることを嫌がる子もいます。

しっぽには、神経も多くはしっていることもあって、とても敏感な部分です。

その敏感な部分を触られるのは、嫌なことだと思いませんか?

我が家の愛犬ポメラニアンも、しっぽを触るととても嫌がります。

ポメラニアンのしっぽはフサフサで、左右にふるとフワフワ感が増してとてもかわいいのですが、触らせてもらえません。
触ろうとしただけで嫌がるし、しつこいと怒るのでストレスを与えないように、必要最低限触ることを我慢しています。

犬のしっぽに触るのはNG?やってはいけない3つのこと

感情を表すだけではなく、体のコントロールにも重要な役目があるしっぽ。

絶対にやってはいけないのは、「掴む・踏む・撫でる」です。

掴む

短いしっぽがビコビコ動く、長いふわふわしたしっぽが優雅に動く姿は、とてもかわいいですよね。

でも、掴む行為は絶対にやってはいけません。
いたずらをして捕まえようとしたときに、しっぽを掴むなんて行為は、愛犬の大きなストレスにもなるので注意しましょう。

踏む

毛の長い子や、しっぽが長い子は、特に注意しましょう。

愛犬が床で眠っているときや、お散歩に行くときなど、誤って踏んでしまわないようにする必要があります。

しっぽを踏まれると「キャン!」と鳴き、驚いた衝撃で噛みついてしまう場合もあります。

尻尾には神経が通っているため、踏まれると痛みを感じますし、ケガをする場合もあります。

撫でる

触ること、掴むことはNGだけど、撫でることはいいのでは?と思いがちですが、注意しましょう。

犬は、基本的に触られることが好きです。

特に、信頼している飼い主だからこそ、しっぽを触ることを許してくれていると思いましょう。

でも実は「我慢しているだけ」かもしれませんよ。

うちの子はしっぽを触ることを嫌がらないから大丈夫、なんて思っていると愛犬はストレスを溜め込んでしまうかもしれません。

嫌がったり、怒ったりしないからといって、しっぽを撫でる行為を長く続けないようにしましょう。

しっぽ以外にも触ると嫌がる部位はあるの?

基本的には、敏感な部分を触ることを嫌がるのは、人間も犬も同じです。

ただし、絶対に触ってはいけないということではなく、子犬の頃から少しずつ触ることに慣れさせておくといいでしょう。

しっぽ以外に触ると嫌がるのは、次にあげるような部位です。

●鼻先
●口周り・口のなか
●足先
●おしり周り

これらの部位は、飼い主が愛犬の体調管理や清潔を保つために触る必要のある部位でもあります。
虫歯予防に歯磨きをしたり、爪切りをしたり、おしり周りの毛をカットしたり。

嫌がる部位を無理やり触るのではなく、初めに迎え入れたときから、少しずつ触ることに慣れていくことが必要でしょう。

犬のしっぽを触るのはNG?【まとめ】

愛犬のかわいいしっぽは、触る・掴むというNG行為に注意しましょう。

かわいい愛犬のしっぽをみていると、つい触りたくなるのですが、必要以上に触ることで愛犬のストレスになるのは、かわいそうですよね。

健康チェックなどで触ることはあっても、しつこく触ることで愛犬から嫌われてしまわないようにしてくださいね。

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