ハムスターってずっと寝ているときもあったり、かと思いや、慌ただしく走ってるときもあったり!
なにかと不思議な生き物ですよね!
のんびり屋さんなのか、せっかち屋さんなのか、もしかしたら二つの性格を持っていたりして?
でもそれが可愛いんですよ!
今回はハムスターはなぜずっと走ってるのかについて解説していこうと思います。
見ていくとその謎がわかって、よりハムスターのことが好きになりますよ!
対策や役立つことも載せているので、是非最後まで見ていってください!
Contents
ハムスターがずっと走ってる理由は?
夜中にずっと走ってるハムスターをみて、不思議に思った人も少なくないと思います。
ここではその理由について解説していきます。
いろんな原因があるのでそれぞれ見ていきたいと思います。
*エサを探している
野生のハムスターは夕方の遅い時間に起きて行動します。
敵に襲われるのを防ぐためですね!
エサを探しに行くのですが、野生のハムスターは毎晩10キロ以上走って探していると言われています。
人で例えるとフルマラソン4回分!!
人でも大変なのに小さな体でこんだけ走るのはびっくりですよね!
その名残でハムスターは夜にずっと走ってるわけなんです。
ちなみに、ペットのハムスターは、毎晩5キロ以上走ることもあるそうです。
*縄張りを見て回っている
ハムスターはとても縄張り意識が強い生き物です。
野生のハムスターは敵が縄張りの中にいないかチェックする仕事もしています。
その名残で走る時もあるんですね。
私たちからすれば、ずっと回し車にいるように見えるんですが、ハムスターからすれば縄張り内を走ってチェックする仕事をしているんですよ!
意外と仕事熱心な一面もあるんですよね!
*ストレス発散をしている
ハムスターは意外と運動をするのが大好きな生き物なんです。
人と同じように、体を動かすことで運動不足を解消してストレスを発散しているんです!
昼間、あんなに寝てるハムスターからは想像できないですよね。
ハムスターがずっと走ってることによる問題点
ハムスターがずっと走り続けることは、通常は健康な行動の一部です。
ただし長時間走り続けることが習慣化すると、いくつかの問題が引き起こされる可能性があります。
他の運動をする機会が減るという問題
ハムスターが常にホイールで走り続ける場合、他の運動をする機会が減り、筋肉や関節の問題が起こる可能性があります。
対策としては、ハムスターに十分なエンリッチメントや遊びの機会を提供し、他の活動も楽しめるような環境を作ることが重要です。
ストレス
長時間走り続けることが、ハムスターのストレスや不安の原因になる場合があります。
ハムスターが過度にストレスを感じると、健康上の問題が発生する可能性があります。
対策としては、安全で安心できる環境を提供し、十分な休息や隠れ家を用意することが大切です。
睡眠不足
ハムスターが夜行性動物であるため、夜間にホイールで走り続けることが睡眠不足を引き起こす可能性があります。
対策としては、ハムスターの活動リズムに合わせて、静かな環境を提供し、昼間に十分な休息が取れるようにすることが重要です。
ハムスターが過度に走り続ける行動を示す場合は、獣医に相談し、適切な対策を立てることが重要です。運動や活動は重要ですが、適度なバランスを保つことがハムスターの健康と幸福につながります。
ハムスターがずっと走るのを防ぐ対策方法は?
ハムスターが過剰に走り続けるのを防ぐためには、以下のような対策を飼い主が取ることができます。
適切な飼育環境
ハムスターに十分な豊かな飼育環境を提供しましょう。
隠れ家やトンネル、木のブリッジなど、様々な遊び道具を用意して、ハムスターが他の活動も楽しめるようにしましょう。
活動のバラエティ
ハムスターが常に同じ運動を続けるのを防ぐために、複数の遊び道具を提供し、定期的に配置を変えて刺激を与えましょう。
ハムスターボールや迷路など、異なる種類の活動も取り入れることが大切です。
静かな環境の提供
ハムスターが夜行性動物であることを考慮し、昼間に静かな環境を提供しましょう。
ハムスターが昼間に安心して休息できるように、騒音を最小限に抑えることが重要です。
十分な休息の確保
ハムスターに十分な休息が取れるように、適切なサイズの安全な寝床や隠れ家を提供しましょう。また、明るい照明や刺激的な環境を避け、安心して眠ることができるようにしましょう。
定期的な運動時間
ハムスターに定期的な運動時間を設けて、運動の機会を与えましょう。毎日同じ時間に運動する習慣を作ることで、ハムスターの活動リズムを安定させることができます。
これらの対策を組み合わせて、ハムスターが適度な運動を楽しむことができるようにしましょう。また、ハムスターが健康で幸福な生活を送るためには、定期的な獣医の健康チェックも重要です。
回し車の種類
走るためには必要不可欠な回し車!
その回し車にもたくさん種類があって迷いますよね。
ここではどのような種類があるのか、メリットデメリットはなにか、について見ていきたいと思います。
*取付タイプ
ケージに取り付けるタイプになります。
固定具や吸盤を使用して取り付けます。
省スペースで取り付けることができるのがポイントです。
固定しているため、倒れにくいです。
デメリットとしては隙間に挟まっってしまう可能性があります。
*スタンドタイプ
メリットは、ガラスケージなどネジで留めれないものにも対応可能です。
比較的倒れにくいお皿のような形をしたものもあります。
デメリットは、激しく回した時に倒れる場合があります。
場所を取ってしまうという欠点もあります。
ハムスターの回し車の選び方
種類とかは分かったけど、どれを選んだらいいかわからない!
そんな方も少なくないと思います。
ここでは選び方を順に紹介しているので、見ながら選択肢を絞ってもらえたらと思います。
*体にあったサイズを選ぶ
サイズは主に二種類あります。
・ゴールデンハムスターなどの体が大きい用
直径は21センチ前後です。
・ジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターのように体が小さい、ドワーフハムスター用
直径は15センチ前後です。
回し車が大きすぎると遠心力で飛ばされ、小さすぎると体が反った状態で走るため負担をかけてしまいます。
個体差もあるため、その子にあった大きさの物を選んであげてください。
すでに持っている場合は使っている様子を観察してあっているか判断するのもいいかもしれません。
*静音性で選ぶ
サイレントホイールを使用したもの、静音タイプと書かれたものがおすすめです。
ケージが揺れて音が鳴る場合もあるので、スタンドタイプの物に変える、マットを引くなどすると効果的です。
ハムスターは夜行性で夜に使う頻度が増えるので、静かな方が私たちにとってはいいですよね!
*安全性で選ぶ
形状によっては危ないものがあるので注意が必要です。
ハシゴ状のものは踏み外す危険があります。
メッシュ状のものは足が入るものや溝があるものはケガをする危険があります。
ホイール部分は溝やつなぎ目がないフラットなものがおすすめです。
取付タイプの場合は、ケージに隙間なく設置できるものがいいです。
同じメーカーで揃えるのもいいかもしれません。
ハムスターがずっと走ってるのはなぜ?【まとめ】
ハムスターが夜、ずっと走ってるのは知ってたけどそんなに走ってたの!と驚いた方もいるのではないでしょうか。
小さい体からは想像できないほど実はパワフルな生き物なんですよ!
また、とても大事な行動でもあるのでこれからも見守ってあげたいですね。
そんなハムスターにとって大事な回し車はその子にあった最高の物を用意してあげたい!!
その子のことを考えて選んであげた回し車でずっと走ってる姿を見るとより可愛く見えること、間違いなしです!
これからも良いハムスターとの日々を過ごせることを願っています。