個体ごとに色が違い、美しく伸びるヒレが特徴のグッピーはとても人気の熱帯魚。
飼育も容易さから、最初に飼育する熱帯魚にグッピーが選ばれることも多いようです。
今回はグッピーの飼い方、必要なもの初心者でも簡単な水槽の作り方、水替えの方法などグッピーの飼育について紹介します!
Contents
グッピーの飼い方と必要なもの
水槽
大きさはグッピーの飼育数によって考えます。
グッピー1匹について1~2リットルの水槽を用意すれば間違いありません。
グッピーの餌
グッピーは雑食性で何でも食べます。
おすすめは市販の人口餌です。グッピーの栄養を考えて作られ、入手もしやすいですね。
フィルター
水をきれいにして、グッピーの住みやすい水を作ります。
その他にも水中の酸素を送り、グッピーが酸欠にならないような環境にする為に必要です。
ヒーター
グッピーは熱い場所で産まれた魚で、飼育水温は26℃から28℃が理想。
水槽サイズに適したヒーターを用意しましょう。
水温計
水温は目に見えません。
水温計があれば一目で水温がわかるのでおすすめします。
バケツ
病気のグッピーの隔離用としてバケツでも良いので飼育水槽とは別のグッピーを入れられる容器を用意しておいた方が便利です。
水槽用クーラー
夏場の室内ではあまり心配はありませんが、暑すぎてもグッピーが弱ってしまう場合もあります。
水温が30℃を超える日が続くようならばクーラーを使用
照明
必ずしも必要なわけではありませんが、あった方がグッピーの成長には良いです。
水草
水質安定やグッピーの隠れ家としても活躍します。
レイアウトにも水草があると映えますよ。
※グッピーはフィルターなどレイアウトを一切使用しない、『ベアタンク』での飼育が可能ですが初心者の方はあった方が絶対良いので「必要なもの」に入れさせていただきました。
グッピーの飼い方のコツ
・日々の観察
・繁殖させたくない(増やしたくない)場合はオスメス分けて飼育するか、他の熱帯魚と一緒に飼育させる
グッピーにはこれ!という飼育方法はありません。
基本の熱帯魚の飼育方法を守っていればグッピーは何事もなく暮らせます。
フィルターを使用している水槽ならば1週間に1度1/3程度の水を換えます。
餌やりは1日1回、1分間で食べきれる量をあげます。
可愛いからとあげすぎはいけません。
水が汚れる、食べ過ぎでグッピーがお腹を壊す、など餌のあげすぎはグッピーにとって良くないことだらけです。
次に毎日グッピーの様子を見てください。
もし病気やケガなどがあった場合、発見が遅いと手遅れになってしまいます。
毎日グッピーの様子を見て、不調の兆候を見逃さないようにしましょう。
毎日見ておきたいところは
・底でじっとしている、動かない
・キズがある
これらの症状が見つかった時は放置せず、塩浴や薬浴などで治療しましょう。
最後に最も注意したいところが、グッピーの繁殖力です。
グッピーは普通に飼育していても繁殖します。
1年を通して繁殖が可能で、生まれた稚魚の生存率も高いので、放っておくと大変です。
飼育前から繁殖のことを考えるのは難しいのですが、生まれた後に考えて対処するのはもっと大変ですよ。
なので最初からオスのみ、メスのみと分けておくと安心できます。
オスとメスがわからない、繁殖させてしまって困っている場合は他の熱帯魚を入れると稚魚を食べます。
…かわいそうですが…。
グッピーの飼育水槽の作り方
2機器を設置
3カルキ抜きした水を入れて機器を運転
4それを1週間程度から回し(できれば)
5購入したグッピーを慎重に水合わせして投入
購入直後は必ず水合わせをしてください。
やらないと住んでいた環境ががらりと変わるのでグッピーの負担になり、最悪グッピーが亡くなってしまいます。
水合わせの方法
2袋をすこしあけて水を1/4程度捨てる
3捨てた量と同じ量の水槽の水を入れる
2と3を30分間隔で4回ほど繰り返し、水槽内の水と入れ替わったら優しく水槽にグッピーを入れます。
これでグッピーを迎えられました。
水替えの仕方
水槽の水を1/3程度捨て、捨てた分だけカルキ抜きした新しい水を足します。
プロホースなどを使用すると簡単です。
水替えだけではなく、目に見えるフンなどは時々ホースで吸い出すと水質が安定しやすいです。
水替えの時はグッピーをコップなどでも良いので隔離しましょう。
水替え時に舞い上がった汚物が原因でグッピーが病気になることもありますし、水替え時に思わぬケガを負わせてしまう場合もあります。
グッピーの飼い方と必要なもの【まとめ】
グッピーの飼い方や必要なものを紹介しました。
グッピーは丈夫で熱帯魚を飼育したことが無い方でも、とても簡単に飼育できますよ。
グッピーからアクアリウムデビューしてみてはいかがでしょうか。