飼い主のあなたが、グッピーたちとコミュニケーションをとれる餌の時間。
実際はどのくらいの頻度、量で与えるがいいのでしょうか?
餌はグッピーの健康にも大きく関わります。
この記事を読んで、健康で楽しいグッピーとの生活を送りましょう!
Contents
グッピーの餌の頻度は?
グッピーへの餌を与える頻度は1日に1-2回です。
餌を与える頻度は、毎日同じ時間・頻度にします。
グッピー達もタイミングを覚えて、水面によってくるようになります。
その際水槽をコツコツと軽くノックしていると、それが合図で上がってくるようになります。
とっても可愛いので、是非やってみてください。
適切な餌の量は?
適切な量はというと、2-3分で食べきれて、お腹が少し膨らむ程度です。
適切な量以上に餌を増やしたいときは、頻度を増やすようにしましょう。
複数で飼育している方が多いと思うので、すべての個体が十分食べられているかも観察してくださいね。
グッピーに餌を与える際の注意点
餌を与える時に、最も注意するべきことは、「与えすぎ」です。
グッピーは自然界ではいつも餌を食べられるわけではありません。
通常飢えた状態で生活しています。
そのため多すぎる餌はグッピーにとって、少ないことよりも健康を害することに繋がってしまいます。
それを確認する方法は、下記の3つあります。
肥満
肥満になると水の中で浮きづらく、泳ぎづらくなるため、生活が困難になります。健康にも問題が生じます。
肥満だと思ったら腹水病のこともありますので注意が必要です。
水質悪化
水質悪化は、臭いや水面に油膜ができることで確認できます。
水質が悪化することにより、病気になりやすくなったり、酸素量が減って酸欠になったりするリスクも出てきます。
糞
糞には餌の色が付きやすいので、餌の色と同じようなものなら通常問題ありません。
長さは2-3cm程度です。
餌の量が多く、消化不良になっている場合は白い糞になります。
この糞はガスを含むため、水中で浮いていることがあります。
稚魚を飼育している場合など、成長に合わせて必要な量も変化していきます。
定期的にじっくり観察し、餌の量が適切か確認してください。
*腹水病:細菌が原因でお腹に水が溜まり、パンパンに膨れる病気。
グッピーの餌の種類は?
与える餌はどんな種類があるのでしょうか?
人工的な餌には、下記のように大きく分けて二つの形状があります。
顆粒タイプ
浮上性で、次第にゆっくり沈んでいきます。
ゆっくり沈むため、後から来たグッピーにも餌が回りやすいです。
水を吸収しやすいので、消化しやすいタイプです。
フレークタイプ
浮上性で、水に溶けていくタイプです。
大容量の製品が多い様です。
底に餌が溜まりませんが、水質汚染には繋がります。
適切な量の餌を入れられているか注意が必要です。
この2つの形状は、極小サイズの商品もあります。
稚魚を飼育している際は、そちらを選ぶといいでしょう。
グッピーは雑食性で好き嫌いすることが少なく、餌選びで苦労することはあまりありません。
繁殖させたい方やヒレの鮮やかさを重視する方は、グッピー専用の餌を使用したほうがいいです。
繁殖やきれいなヒレには、適切な栄養バランスであることが重要だからです。
グッピーの餌の頻度は?【まとめ】
いかがだったでしょうか?
今回はグッピーの餌について解説してきました。
・適切な量:2-3分で食べきれるくらい。
・チェック方法:肥満・水質・糞をチェックする。
・種類;顆粒タイプ・フレークタイプ(極小タイプあり)。
動物種は違いますが、食事は人もグッピーも生活の基本です。
可愛いからと、たくさん与えてしまえば不調も出てきます。
適切な餌の与え方をして、グッピー達に長生きしてもらいましょう。