3色の美しい色合いと吹き出し尾と呼ばれる特徴的な尾を持つ朱文金。
朱文金を含む様々な金魚は品種によってかなり大きくなることをご存じでしょうか。
今回は朱文金の大きさや巨大な朱文金が存在するのか、朱文金を飼育する際の水槽を紹介します!
朱文金の大きさはどのくらい?
朱文金は様々は金魚の中でも大型に分類されます。平均サイズは15センチほど。
そんな朱文金は成長すると最大で30センチ以上になることも!
30センチというとかなり大きいですよね。
大きいと特徴の吹き出し尾も大きくなり、それはとても美しいですよ。
もし朱文金の尾を長く成長させたい場合は、小さい時から尾が長い個体を選ぶと良いです。
それは小さい時から尾が短い個体は、遺伝の関係で大きくなってもそれほど尾は長くならないからです。
巨大な朱文金は存在するのか、朱文金を巨大化させる方法
30センチ以上の巨大な朱文金を育てている飼育者は多数存在します!
朱文金を巨大にしたい!と思う方は大きくなっても良いように大きめの水槽を用意、餌は量を増やさず回数を増やしましょう。
特徴的なヒレが美しい朱文金は大きなものだと、1匹だけでも存在感があり、かなり映えます。
話を戻しますが、朱文金を大きくするにはまず大きくなっても良いように水槽は大きめのものを用意。
成長させるための餌ですが、人口餌でも大丈夫です。
たくさん与えれば大きく育つ、というのは間違いではありません。
しかし1回の餌の量を増やしてしまうと、食べきることが出来ず、水質悪化の原因になります。
そうすると朱文金が病気になったり、不調の原因にもなりますので、餌の量を増やすのではなく、量は変えずに1日2回の餌やりを3回、4回と回数を増やすようにしましょう。
その際は必ず朱文金の様子(特にフン)を見るようにしてください。
様子が変わらずフンも毎日正常に出ているならば問題はありませんが、餌の回数を増やすということは食べる量はいつもよりも増えているので、食べ過ぎによる消化不良を起こす場合があります。
フンが透明、空気が入っているような普通ではないフンが出た場合は消化不良を起こしています。
他にも元気がなくなったり、不調なようでしたら一度絶食させて様子をみましょう。
回復後もまた同じ回数を与えるのではなく、1粒から徐々に増やしてください。
人間も朱文金も体調不良で寝込んだ後はいきなりそんなに食べませんよね。
あと日常的なお世話に日光に当てる時間もあると朱文金は大きく成長すると言われています。
日光は成長だけではなく、体調や色揚げに良いともいわれています。
日光に当てることが難しいのであればライトを使えば日光の代わりになります。
その際は1日中ライトをつけっぱなしにするのではなく、外の日照時間に合わせてライトを付けましょう。
朱文金を含む金魚は日本の観賞魚で、小さな体で日本の四季を感じています。
朱文金にも人間と同じように体内時計があり、明るい時間は活動時間、暗くなったら休む時間、と日本人と同じような生活リズムを過ごします。
体調を崩さないように朱文金の生活リズムを整えるようにしましょう。
朱文金は大きくなりますが、すぐに大きくなるわけではなく、長い時間をかけてゆっくりと成長します。
大きくする前に死んでしまうようなことがないように、日常的な管理を怠らず大切に育てましょう。
朱文金を買うなら大きい水槽が必要?
大きくしたいのであれば60センチの大きな水槽を用意、小さいままが良いのならば30センチくらいの小さい水槽がおすすめです。
朱文金を大きくしたいのであれば水槽は大きいもので問題ありません。
小さいままが良い、というかたは小さめの水槽で飼育しましょう。
水槽の大きさ関係なく、どんどん大きくなるわけではありません。
水槽が小さければ意外と大きくなりません、大きくなれないんです。
もちろん餌や、他の要因で大きくなることはありますが、大きくしないように気を付けていればほとんど大きく成ることはありません。
小さい朱文金が良い方は、餌の回数を1日1回、食べきれる量を与えます。
朱文金が飢えたような症状を見せなければ餌はその量で問題ありません。
回数を増やさず逆に1日1回と少なめにするとそんなに大きく成りません。
大きくしたくても、小さいままにしたいときも、水替えやメンテナンスはきちんと行ってくださいね。
朱文金の大きさについて【まとめ】
朱文金の大きさについて紹介しました。
小さくても可愛い朱文金は大きく成ると大迫力ですよ。
これを機に巨大な朱文金を育ててみてはいかがでしょうか。