金魚すくいなど、昔から日本に馴染みのある観賞魚として有名な金魚。
金魚は大食いということを知っていますか?
今回は金魚の餌の頻度、適正量、欲しがる場合は与えてよいのかなど、餌やりについて紹介します!
金魚の餌の適切な頻度は?
1日1~2回くらいで大丈夫です。
一日に何回も与えてしまうと食べすぎて消化不良を起こしたり、金魚にとって負担になります。
逆に与えなさすぎてもいけませんが、少ないかな?と思う量でも大丈夫です。
金魚は長生きするうえに、最大で30センチほど成長します。
かなり大きいですよね。
水槽のサイズアップはなるべく控えたい、なるべく小さいまま育てたい、と思うならば餌は1日1回で良いでしょう。
逆にどんどん大きくなってほしい気持ちから餌を与え過ぎてもいけません。
確かに大きくなりますが、その前に死んでしまう可能性もありますので、金魚を大きく育てたければ適正量を与えてゆっくり大事に育てましょう。
そして冬場、水温が10℃以下が続き、金魚が冬眠している時は餌は与えなくて大丈夫です。
むしろ冬眠中は与えないでください。
金魚の餌の量はどのくらい?
金魚の餌の適正量は金魚が5分間で食べきれる量を与えましょう。
飼い始めは金魚の様子を見ながら1粒ずつ与えてください。
金魚を見ているともっと欲しがると思いますが、与えないことが金魚の健康の為になります。
実は金魚の死因は食べすぎが多いということをご存じですか?
金魚が食べすぎてしまうと消化不良を起こし、最悪死んでしまいます。
与え過ぎには他にも悪影響があります。
食べきれずに餌が水槽内に残ってしまうと水質悪化が早くなります。
金魚の為にも餌の量は調節して与えましょう。
旅行などで餌やりが出来ない場合
餌やりが何日出来ないかにもよりますが、2週間程度ならば餌やりはやらなくて大丈夫です。
金魚は食べたがりの大食いですが、2週間程度ならば通常でも餌を与えなくても元気に生きていけます。
むしろ家を空けるからといって、旅行前にたくさん餌を与えてしまうことは金魚にとって良くありません。
食べ過ぎによる消化不良もそうですが、食べ残しによる水質悪化で金魚が弱ってしまう場合があります。
金魚の水槽は他の観賞魚を飼育している場合よりも、早く汚れると言われています。
水質悪化は金魚の様々な病気を引き起こすきっかけとなり、旅行中に金魚の調子が悪くなっても気づくことが出来ず、帰ってきてから気付いて急いで治療するのも大変ですよね。
気づくのが遅くなって星になってしまう場合もあります。
そうならないように餌は与えないようにしましょう。
先ほどは2週間程度の旅行を想定しましたが、もし2週間を超えるような長期旅行の場合は自動給餌器を使用しましょう。
正直1か月程度ならば少しやせてしまいますが、餌を与えなくても死ぬようなことはありません。
しかしそれ以上は餓死が心配されるので自動給餌器を是非活用してください。
もちろん機器がちゃんと動くかどうかちゃんとチェックも忘れないようにしましょう。
水質悪化については、水替えを頼めるような人がいれば2週間に1度はお願いできると良いですね。
金魚の餌の頻度は?【まとめ】
金魚の餌の頻度や旅行に行くときの餌やりを紹介しました。
金魚は食いしん坊な魚で、餌を欲しがる姿はとても可愛らしいですが、金魚の為にも餌は適量を与えるようにしましょう。
人間も同じですが、食べ過ぎも金魚にとってよくありません。
甘やかすことと優しく接することは違うんですよ。
金魚が欲しがるからといって、餌を多く与えることは甘やかすことになると思います。
金魚を大事に思うのであれば、欲しがる姿を見て「可愛い~」と思うだけにしておきましょう。