チワワは体も小さく運動量が少ないから散歩は必要ない、と聞いたことはありませんか?
小さいからといって、散歩に行かずに室内でばかり過ごしていると、運動不足からストレスを感じて吠えるようになってしまうことがあります。
散歩には、運動量を増やす以外にも役割があって、チワワにとってもいいことがたくさんあるんです。
今回は、チワワの散歩の必要性と、散歩の頻度や時間について解説していきますね。
Contents
チワワにお散歩は必要か?
散歩は運動のためだけではなく、肥満の予防やストレス解消にも必要なものです。
必要とされる理由は以下の通りです。
*肥満対策
小さなチワワにとって、外に出ずに運動量が足りなくなると肥満につながります。
室内でもおもちゃで遊んでいれば、運動にはなりますが、肥満対策に散歩に出るようにしましょう。
*ストレス解消
チワワだって人間と同じように、ずっと室内にいたりケージに入っている時間が長いとストレスも溜まります。
気分転換のため、室内から出て外の空気を吸わせてあげましょう。
*社会化勉強
チワワは警戒心が強く、知らない人や知らないものに敏感に反応します。
警戒心が強く、飼い主を守ろうとすることで、吠えたり噛みついたりという問題行動を起こす可能性があります。
問題行動を起こさないためにも、人や物に慣れさせて社会性を学べることが散歩のメリットになります。
チワワのお散歩の頻度や時間は?
チワワの散歩の頻度は、1日に1回~2回程度で、10分~20分程度を目安にしましょう。
散歩の頻度が多すぎると、細い骨や関節に負担がかかってしまい逆効果になってしまいます。
また、好奇心旺盛なチワワは、散歩が嬉しくて草むらに顔を突っ込んでみたり、何でも興味を持って臭いを嗅ぎまわったりします。
大きな目にゴミが入って傷がついたり、角膜炎を起こしたりする可能性があるので、散歩に行くときには注意してあげましょう。
チワワが散歩に行けるのはいつから?
チワワを迎えたからといって、すぐに散歩に行ってもいいとは言えません。
散歩に行く前に、首輪やハーネス・リードなどを準備するのも必要なのですが、他にも必要なことがあります。
まず必要なことは、狂犬病の予防接種やワクチン接種を行っておくことです。
子犬の頃は、3回のワクチン接種を必要とします。
ワクチン接種が終わっていなかったり、外を怖がって歩かなかったりする場合は、抱っこして外の空気を吸わせてあげることもいいでしょう。
お散歩に行く時に注意すること
チワワにも散歩が必要だとわかったところで、次は散歩における注意することをご紹介していきましょう。
時間帯を考える
暑い時間帯や寒い時間帯など、チワワに負担がかからない時間を選んであげましょう。
特に夏場は、朝方や夕方などの気温が低い時間を選び、肉球が火傷しないように影を選んで歩かせるなどしましょう。
夏場の散歩は危険が多い
人間よりも地面に近い位置にいるチワワは、地面からの反射熱を受けやすいです。
特に、夏場のアスファルトはとても熱くなっているため、肉球を火傷してしまう可能性が高いため、注意しましょう。
砂利の上を歩くときは注意する
砂利道には、肉球のケガに繋がるものが落ちている可能性が高いです。
できるだけ砂利道を避けた散歩コースに行くようにしましょう。
チワワの散歩の頻度は?【まとめ】
小さなチワワですが、散歩が必要ないという事はありません。
散歩は運動だけではなく、ストレス解消や社会性を学ぶ役割もあるため、1日1回~2回の10分~20分くらいを頻度に出かけましょう。
散歩に行く前には、首輪やハーネスを準備して、予防接種も忘れず行い、少しずつ外の環境にチワワを慣れさせてあげてくださいね。
飼い主さんと一緒に散歩する時間は、チワワにとっても楽しくて嬉しい時間であることは間違いありません。
楽しい散歩時間をすごしてくださいね。