金魚は卵をどこに産む?産む場所や大きさ、金魚のお腹を紹介します!

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多くの品種改良がおこなわれ、様々な見た目の金魚が存在します。

新たな品種を作ることに欠かせないことが、金魚の産卵。

今回は金魚の卵はどこに産むのか、見た目や産む場所、大きさなどを紹介します!

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目次

金魚は卵をどこに産むの?

水草の根や茎に一度に500~5000個の卵を産みつけます。

もし産卵したあと水槽を見てみると、たくさんの丸いつぶつぶがたくさんあるのでびっくりしますよ。

産みつける水草がないと、産卵しないという話を聞きます。

もし金魚に産卵させたいと思う方は水草を用意しましょう。人口水草でも大丈夫ですよ。

また、メスの金魚のみを飼育していても産卵することがあります。

その卵は孵化することがありません、オスがいないとどうやっても受精しませんから。

その場合は掃除が少し大変ですが、そのままにしておけば金魚が卵を食べます。

もちろん食べ残すこともあるので、水質悪化防止のために掃除することが一番ですが、すこし位ならほっといても大丈夫です。

逆に孵化させて育てたい、という方は親の金魚から卵は隔離しましょう。

無精卵有精卵関係なく金魚が食べてしまいます。

金魚の卵の見た目や大きさは?

産卵直後の卵の色は丸く、黄色っぽい透明な色をしています。

大きさは1ミリ程度、とても小さいですね。

初日は透明の丸い卵ですが、次の日からよく見ると変化していく姿がわかりますよ。

無精卵、有精卵で違いがあります。

孵化しない無精卵は白く濁ったような色になります。

これは水カビによって白くなってしまった為です。

元々孵化しない無精卵ですが、卵自体がもう死んでしまっています。

この白カビ卵は腐敗が始まっていますので、食べさせることはせずに取り除きます。

人間も腐った食べ物を食べると調子が悪くなりますよね、それは金魚にも同じことが言えます。

次に有精卵(孵化する卵)です。

2日たったころからよく見ると黒い物が中に入っていることがわかります。

これが金魚の稚魚です。水温、水質にもよりますが、大体3日から1週間で孵化します。

産まれたばかりの稚魚は小さいのでまだ親と混泳は避けます。

水温が高いと早く孵化する、といいますが高すぎる水温は稚魚によくありません。

もしヒーターを使用しているようならば、20℃程度にしておきます。

焦らずじっくり待てば5日程度で孵化します。

金魚の産卵前のお腹の様子

産卵前の金魚はお腹に卵を抱えているため、下腹部がふっくらしています。

餌やりの前に金魚のしっぽに近い部分、肛門付近、下腹部に当たる場所を確認してみると膨らんでいることがあります。

お腹の横幅も出てきます。

それは金魚の雌が卵をもっている可能性が高いのです。

金魚の産卵の時期は春から秋にかけての温かい時期、この時期にお腹のふくらみが見られたら卵を持っていると思ってよいと思います。

まれにお腹がふくらむような病気もあります。

病気で膨らんでいる場合は全体的に大きくなったり、お腹のみが膨らむ、下の方に膨らみますので、よく観察してみましょう。

先ほども紹介しましたが、卵を持っている場合は肛門付近が横に膨らみます。

また、寒い時期にも関わらず膨らんでいるようでしたらこれも病気を疑いましょう。

また卵を持っている雌はお腹が重く動きにくいのか、水草の陰に隠れてじっとしていたり、動かないということが増えます。

明らかに病気を疑うような動きでなければ安心して見守りましょう。

人間も妊婦は安静に、優しくしてあげましょう、金魚も同様ですよ。

金魚は卵をどこに産む?【まとめ】

金魚の産卵について紹介しました。

よく金魚の産卵は難しいと聞きますが、一度覚えてしまえば簡単だと思います。

もし繁殖させたいと思う方は、一度にたくさん産まれる金魚を責任もって可愛がりましょう。

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