とても可愛く、飼育初心者でも簡単に飼育できることで人気のメダカ。
メダカは日光が好きな観賞魚で、よく野外飼育もされています。
今回はメダカは何を食べるのか、野外飼育の時の餌はどうするのかを紹介します。
メダカは何を食べる?
メダカは雑食、人口餌はもちろん水草や、小さな虫までなんでも食べます!
というのも、野生のメダカの主食はゾウリムシやミジンコなどのプランクトンです。
そして蚊の幼虫ボウフラや、水面に落ちてきた小さな虫などを食べています。
生きるためになんでも食べる、といった印象ですね。
あの可愛らしい見た目からは考えられないほどワイルドな観賞魚、それがメダカ、なんだかギャップ萌えしそうです。
メダカを野外飼育させる時の餌は?
メダカの野外飼育にはグリーンウォーターやミジンコなどがおすすめ。
人口餌ももちろん栄養面においてももちろん良いのですが、せっかくの野外飼育なので野外で増やすことの出来る餌にしてみるのも良いでしょう。
グリーンウォーターはその名の通り水が緑になりますが、植物性プランクトンを多く含んだ水です。
屋内での飼育ではグリーンウォーターは好まれませんが、メダカを野外で飼育していれば話は変わります。
なにしろこのグリーンウォーター、自然発生すれば餌代はゼロ円。
自然発生しなければ購入することも出来ますよ。
植物性プランクトンは稚魚でも食べることが出来るので、メダカが産卵しても安心して飼育出来ます。
プランクトンは栄養面でどうなの、と思いますが問題ありません。
植物性プランクトンは消化も良く、メダカに与えると色鮮やかに、丈夫に育つのです。
日光に当たることにより、プランクトンを増やすことが可能、餌やり不要になる場合もありますね。
同じプランクトンですが、動物性のプランクトンであるミジンコも餌に良いでしょう。
通販でも販売されていて、田んぼにも存在しているミジンコをメダカの餌にするのも良いです。
こちらは生後1か月から食べることが出来ます、こちらもグリーンウォーターで簡単に増やすことが可能。
注意したいのが、ミジンコは植物性プランクトンを食べるのでグリーンウォーターの濃度に気を付けましょう。
他にも環境を整えてあげれば自然の中で増やすことが出来るゾウリムシなどもおすすめです。
注意したいところがあります。
飼育し始めはプランクトンもバクテリアも育っていないので、それらが整うまでは人口餌で飼育しましょう。
次は自然界の意外なメダカの餌を紹介します。
自然発生するあれも餌になる?
野外の水が溜まる場所には、必ずと言っても良いくらいボウフラ(蚊の幼虫)が発生します。
実はこのボウフラも、メダカにとっては餌です。
メダカの飼育メインではなく、ボウフラの除去目的で睡蓮鉢などにメダカを入れている人もいます。
完全に除去出来るわけではありません、食べ残すこともありますが、飛び回る数は少なくなりますよ。
ここで注意したいのが、卵・稚魚だと逆にボウフラに食べられてしまいます。
卵が産まれたら卵だけ隔離しておくと安心です。
人間に嫌われるボウフラを食べてくれるなんて、小さいのになんだか頼もしく見えますね。
メダカは何を食べるの?【まとめ】
メダカは何を食べるのかを紹介しました。
主に野外飼育の話ですが、野外飼育は難しそうに見えても置く場所や、水温に気を付けさえすれば飼育は容易です。
野外飼育はメダカの健康に水草にもメリットが多いんですよ。
室内での飼育ももちろん良いですが、自然が大好きな珍しい観賞魚なので野外で飼育してみると楽しいと思います。
野外飼育でメダカの自然の中の姿を見てみるのも良いですね。