ヒーターも不要で飼育のしやすさから人気のメダカ。
メダカの餌にも適した量や目安が存在します。
少ないと痩せてしまうし、多すぎても食べきれずに水を汚します。
今回はメダカの空腹サイン、餌やりの量と目安を紹介します。
メダカの空腹サインは?
・水槽内の底や壁をつつくような行動を取る。
・水草をついばむ・食べる
・見るからに痩せた
飼育者が近くに来ると、水面に寄ってきて口をパクパクさせる、というのは飼育者になれたメダカの場合、お腹すいた、餌をちょうだい!というサインです。
その他のサインは飼育者から逃げるような(慣れていない)メダカの場合、何か食べられるようなものはないのか、水の底をつついて探しています。
目に見えるような痩せ方をしていれば、空腹というのはわかりますよね。
どちらの行動もメダカの空腹サインと言われています。
慣れてくるとメダカの体を見て痩せているな、というのがわかってくると思いますが、正直何回見てもわからない人もいると思います。
なので上記のサインを覚えて餌やりの目安にすると良いでしょう。
メダカが空腹サインを!餌やりの量は?
メダカの餌やりの量は1~2日に1回4~5分で食べきれる量を与えます。
食べきれる量はメダカをよく観察して、満腹サインを見逃さないようにしましょう。
メダカは満腹になってくると、食べた餌を粉々にして吐き出します。
こうなる前に餌やりを終わらせるのが理想です。
日々メダカを観察しながら餌やりをしていれば、食べきれる量がわかるようになりますよ。
もし、餌やりの後に先ほどの空腹サイン、飼育者に向かって口をパクパクさせたとしても与えない方が良いです。
メダカはある程度食べた状態でも、満腹を感じにくいので、パクパクさせてしまいます。
これはメダカの習性によるもので、野生のメダカはいつ餌を食べられるのかわからない状況なので、いつでも餌が食べられるようにこのような習性を持っています。
なので、先ほどの空腹サインを見たとしても餌やりは控えます。
与えても食べきれず、食べ残しが水質悪化を招きます。
見るからにやせ細っているメダカも、可哀そうだからたくさん食べて欲しいと思いたくさん与えたくなると思いますが、一度に大量の餌を与えることはやめましょう。
いくら空腹でも、メダカにも一度に食べられる量があります。
上記の事に気を付けながら餌やりをしましょう。
そして餌やりの時間帯は、メダカの活動時間である日中に行うのがベストです。
メダカの餌やりの目安は?
空腹サインを目安にせず、1~2日に1回、決めた時間に餌を与えましょう。
先ほどの空腹サインを目安にした場合、メダカは確実に肥満になってしまいます。
1~2日に1回の餌やりだと少なく感じると思いますが、元気なメダカは1週間程度ならば食べなくても生きていけます。
むしろ餌を与え過ぎると、肥満になり、内臓に負担がかかって寿命を縮めてしまいます。
食べ残しやフンによって水質悪化も心配になりますね。
人間も同じです。
小さい子供が一日時間を問わずに「お菓子が食べたい」など、好きなものを好きな時間に好きなだけ食べたがりますが、健康の為に与えることはしませんよね。
人間は1日3食が適量とされていますが、人間より小さいメダカの適量は1~2日に1回の食事で充分なのです。
メダカの健康を考えて、与え過ぎには注意しましょう。
メダカの空腹サインについて【まとめ】
メダカの空腹サインを紹介しました。
こっちを見ながら口をパクパクさせる様子は、見ていてとても可愛らしいですよね。
しかしそんな可愛いメダカの為を思うのなら、餌やりは量と目安をきちんと守って与えましょう。