初心者でも飼育しやすく、見た目の美しさから人気のベタ。
単独飼育がおすすめされていますが、本当に他の観賞魚と一緒に飼育できないのか気になりますよね。
そこで今回は、ベタとメダカが混泳できる?一緒にいると食べてしまうのか、調べてみました!
Contents
ベタとメダカは混泳出来るのか
個体差にもよりますが、メスのベタとメダカ5匹くらいなら混泳出来る可能性があります。
ベタのオスは非常に攻撃的で、稀に他の観賞魚と混泳させても大丈夫な個体もいるようですが、基本的にはおすすめしません。
ベタのメスは比較的おとなしい性格の個体が多く、混泳させても大丈夫、という話をよく聞きますね。
混泳させるならば、メスのベタを用意する方が良いでしょう。
注意すべきところは生き物ですので、必ずしもメスのベタなら大丈夫!とは言えません。
またベタはヒレの大きい魚は同種だと思い襲ってしまう可能性があります。
混泳予定のメダカにも品種改良で立派なヒレを持つメダカがいるため、間違えて襲われる可能性があるので、一般的なヒレの小さいメダカならば大丈夫でしょう。
メダカはとても大人しい観賞魚で、他の魚に関しては臆病なので手を出しません。
以上の事を考えると、ベタとメダカの混泳は不可能ではないことがわかりますね。
また攻撃しないにせよ、ちょっかい出されることがあります。
その場合メダカ1匹だけだと、その個体だけにストレスがかかってしまうので5匹くらい入れてあげるのがおすすめです。
アクアリウムの見た目的にもバランスが取れます。
混泳した後はよく観察して、あまりに攻撃的な場合は別々の水槽に分けてあげましょう。
ベタとメダカの混泳させる時の準備
・ヒーター
・水草
過密飼育を避ける為に大きい水槽は必須。
水温管理にヒーターは言うまでもないでしょう。
水草はベタからメダカの隠れる場所になります。
メダカの為にも用意してあげましょう。
エアレーションは特に必要ないと言われていますが、ベタ・メダカが酸欠の症状を見せるようであれば入れてあげます。
酸欠の症状
・水面近くで口をパクパクさせる
上記の行動を複数匹が取るようでしたら酸素不足なので、エアレーションを
一応餌はメダカ用とベタ用両方用意しましょう。
ベタはメダカ用の餌を、メダカはベタ用の餌を食べますが、健康を考えるとそれぞれ適した餌を与えた方が良いです。
餌を与える時はメダカの方が泳ぐのが早い為、ベタが食べられない場合があります。
その時は様子を見て、ベタの近くに餌をやるなど、ベタが食べられるように工夫しましょう。
用意が出来たらいざ混泳!ベタはメダカを食べる?
ベタは自分の口に入るものは食べてしまいます。
混泳の理想は
・メダカは体の大きい個体を
そうすれば物理的にベタの口に入りません。
複数匹のメダカを混泳させる場合に注意するべき事があります。
メダカが繁殖・産卵するかもしれませんが、卵・稚魚はベタに食べられてしまいます。
混泳水槽での繁殖はとても難しいので、繁殖させたいのであれば別々の水槽にするのがおすすめです。
ベタとメダカの交配の可能性は
メダカは異種交配をして、さらに美しいメダカが産まれた、というような事をよく聞きます。
ではベタとメダカは交配出来るのでしょうか。
調べてみましたがどこにも情報は見当たらず、そのような実績はありませんでした。
話は少し変わりますが『シクリッド』という観賞魚がいます。
シクリッドは光の加減などで色がわかりにくい状況だと、間違った雄と交配してしまうようで、そこから新種のシクリッドが誕生。
このような検証結果も存在するので、このような事があったらどんな新種が産まれるのかとても楽しみですね。
ベタとメダカの混泳について【まとめ】
ベタとメダカの混泳について紹介しました。
生き物なので、必ずしも大丈夫ということはありません。
様子をきちんと観察して、執拗に追いまわすなどがあればすぐに分けてあげましょう。
それはベタとメダカお互いの為です。