初心者でも飼育が簡単で、見た目も美しく人気の観賞魚ベタ。
そんなベタは、小さな水槽でも飼える観賞魚と有名です。
小さいとは、どの程度の小ささならば簡単に飼育できるのでしょうか。
ベタは金魚鉢で飼うことは出来るのか、その際の水換え問題、ヒーターの使用方法を紹介します。
ベタは金魚鉢で飼うことは可能?
ベタは金魚鉢で飼育は可能、『コップで飼育できる観賞魚』として有名です。
ベタは水面から直接酸素を取り込むことが出来るので、エアレーションが不要。
故にコップでも飼える観賞魚と言われています。
実際にベタがペットショップで売られているときには、小さな瓶や小さな袋に入れられているということが多いです。
そのまま小さい容器で飼うことは可能ですが、小さすぎて少しかわいそうですね。
金魚鉢は小さい物から大きいものまで色々あります。
水槽よりも省スペースで飼育したい、ということであれば最低でも3リットル以上入る金魚鉢が理想です。
小さすぎると水質管理がものすごく大変になり、飼育難易度が跳ね上がります。
毎日こまめにメンテナンス出来れば飼育は可能ですが、そうでなければ水質悪化によりベタが弱ってきてしまいます。
レイアウトは無くても大丈夫です。
見た目に寂しいと感じたならば、自由にレイアウトを楽しむのも良いでしょう。
その際には狭くなり過ぎないようにすることが大事です。
・底にビー玉を入れる
特にかたい水草だと簡単にベタのヒレを傷つけてしまうので、やわらかい水草にします。
SNSでビー玉を底に入れたレイアウトを見たことがあり、簡単でとても綺麗でした!
もちろん何も入れていない金魚鉢にベタ1匹、でも充分映えます。
レイアウトの他に気を付けたいことがあります。
ベタは飛び跳ねることがありますので、金魚鉢に入れる水は5~6分目程度に。
金魚鉢は蓋がないので飛び出し防止に水位は真ん中位に、それだけ気を付けましょう。
ベタを金魚鉢で飼う時の水換えは?
大きさにもよりますが、1週間に一度の頻度で水は全部換えましょう。
普通の20リットル水槽、ろ過バクテリアもしくはろ過装置があるならば水替えは2週間に一度半分または三分の一の量を換えます。
これはろ過機能が働いている大容量の水槽の話であって、ろ過機能がない小型の金魚鉢だとまた話が違ってきます。
先ほど説明した通り、水の容量が少ないとすぐに水質が悪化してしまいます。
一般的に言われている金魚鉢の水換え頻度は
・3リットル~一週間に一度
・10リットル~二週間に一度
と言われています。
あくまで目安なので食べ残しが多かったり、ベタの調子が悪そうに見えたらこまめに換えることをおすすめします。
水の量ですが、全部換えた方が良いです。
それはろ過バクテリアが住んでいないので、水を半分残したところで残った水は汚染水。
なので、全ての水を換えて毎回リセットが大事です。
ベタを金魚鉢で飼う時の温度管理は?ヒーターはどうする?
小型の金魚鉢にヒーターを入れると狭くなるのでパネルヒーターがおすすめ
ベタ用に開発された4リットルまでの小型ヒーターもありますので、水量が合えばこちらも良いと思います。
実はベタはヒーターで火傷をしてしまいます。
小さい金魚鉢にヒーターを入れても良いと思いますが、火傷やベタが泳ぐスペースが狭くなると思いませんか?
金魚鉢の底にパネルヒーターを敷いておけば、金魚鉢の中を気にせず温めることが可能です。
見た目も内部に影響がなく、すっきりしていておすすめです。
ベタは金魚鉢で飼える?【まとめ】
いかがでしたか。
今回はベタは金魚鉢で飼えるのか解説しました。
水槽を置くスペースがないけどベタを飼育してみたい方や、可愛い金魚鉢で綺麗なベタを飼育してみたい。
ベタを金魚鉢で飼うには少し水換えが大変かもしれませんが、それが手間でなければ簡単に飼育できると思います。
金魚鉢で飼うベタは水槽で飼うベタとはまた違った可愛らしさがありますよ。