マンチカンとは、普通の猫より短足が身体的な特徴の猫で、名前の由来は、英語で、「小さい」「子供」という意味の通り、大人になっても約10㎝しか成長しません。
穏やかで甘えん坊で、人懐っこい子が多く、人と共存しやすい小さくて可愛い猫です。
マンチカンには、長毛と短毛の二種類があることを知っていますか?
今回は、その二種類の違いと長毛と短毛に合った手入れ方法を紹介していこうと思います。
マンチカンの長毛・短毛のそれぞれの特徴と違い
長毛
まず、最初に、長毛のマンチカンについて紹介していきます。
長毛のマンチカンの特徴は、他の猫と比べて、高密度でシルクのようなツヤがあり、柔らかな手触りで、長毛の猫の中では、毛玉が出来にくい特徴があります。
その他の特徴としては、首の周りには、飾りの長めの毛が生えており、足の裏まで毛が生えています。
一見、毛が長いため、手入れにも夏にも苦労しそうな感じですが、ダブルコートという特性があり、分かりやすく言うと、それぞれ、季節に合ったニ種類の毛生えてあり、その特性により、温度調整が出来ます。
その為、そのままであっても、夏になれば、体の毛を少なくし、冬は、寒くならないように毛の量を多くして調整します。
そのため、マンチカンの種類の中では、抜け毛が多い種類だと言えます。
短毛
短毛のマンチカンの特徴は、長毛のマンチカンとは違ったツヤを持った光沢のあるハリのある毛がで、手入れの方も、長毛と比べて、抜け毛が少ないため、手入れしやすく、マンチカンの特徴を分かりやすく楽しみたい人には、お勧めのマンチカンです。
この特徴を読めば、長毛のマンチカンと短毛のマンチカンの違いは、季節による抜け毛が多いか少ないかという事、足の裏まで毛が生えているかどうかという、身体的特徴による違いで見分けることが出来ます。
次は、マンチカンのトリミング方法を紹介します。
マンチカンのトリミング方法について
猫の品種によっては、かかりやすい病気があります。
例えば、マンチカンの場合は、抜け毛が多い品種であるため、毛球症、猫伝染腹膜炎などの病気になります。
色んな病気を防ぐ為に、長毛と短毛のそれぞれのマンチカンに合ったトリミング方法を紹介していきます。
まずは、基本であるブラッシングからやり方を説明します。
最初に、毛の表面を霧吹きで濡らし、もう片方の手で、毛を逆立てるように梳かします。
毛が絡んでしまっている場合は、毛元を持ち、皮膚を引っ張らないように注意をして梳かしてあげます。
最後の仕上げに柔らかいブラシ等を使い、全身を梳かします
特に、マンチカンの場合は、子猫の時からブラッシングを慣れさせるとなおさら良いとされます。
次に、コーミングのやり方を説明いたします。
最初に頭頂部から尻尾の先にかけて優しくコームを梳かし、急かすように急いで梳かしてしまうと、万が一毛玉がある場合、引っかかってしまい、痛がって猫が嫌がってしまうので、注意です。
次は、シャンプーの仕方について紹介します。
猫は、自分で舌や手でトリミングをしているため、実は、シャンプーの頻度は少なくても大丈夫です。
長毛のマンチカンの場合、一ヶ月、短毛のマンチカンの場合は、半年に一回の回数で、シャンプーを行います。
特に猫は水を嫌います。手ですくうように水で洗うようにしてください。
猫が嫌がっている場合は、シャンプーを行わなくても良いです。
マンチカンの長毛と短毛の見分け方【まとめ】
マンチカンの長毛と短毛の見分け方と違いは、毛並みがシルクのようなツヤがある、もしくは、長毛のマンチカンとは違い、ツヤを持つハリのある毛がある、首の周りに飾りの長い毛がある、抜け毛が多いか少ないかどうかとい事が分かりました。
トリミングの仕方は、ブラッシングをする場合も、コームを使用する場合も、どちらも、優しく、ゆっくりと、毛玉があっても大丈夫なように動かすこと、シャンプーも、手で水をすくうように洗うことだと分かりました。
何よりも重要なのは、トリミングもシャンプーも、子猫から慣らすことが必要だという事でした。
私は、この記事を作成していく内に、マンチカンの特徴・性格などを調べていく内に、テレビでマンチカンを見ていた時よりも、マンチカンを飼ってみたいという気持ちがより強くなってきました。