柴犬が吠えないのはなぜ?うちの愛犬を例に理由6選を徹底解説!

皆さんは柴犬と聞くと”番犬気質でよく吠えるイメージ”ありませんか。

うちの柴犬は違いました。

とはいっても小さい頃はよく吠えていたんですが、大人になってから急に吠えなくなったんです。

宅配が来ても、お客さんが来ても全く吠えません。

これでは泥棒に入られても気付きませんよね(笑)

散歩中に他の犬とすれ違っても吠えないし、犬の問題行動で飼い主が一番困ってるムダ吠えも”少ない”ではなく”全く”ありません。

「吠えないなんて羨ましい!」と思う方もいるかもしれませんが、あまりにも吠えなさ過ぎて逆に心配になってしまいます。

小さい頃はよく吠えていたのに…

急に吠えなくなるなんて、なにか異常があるのでは!?

そこでなぜうちの柴犬は吠えないのかを徹底分析していきたいと思います!

実はうちの子も…という方がいるかもしれません。

吠えない理由がわかるかもしれませんよ。

柴犬が吠えないのはなぜ?

元繁殖犬は声帯切除手術の可能性がある

保護犬として迎えた犬の場合、生い立ちがわからない犬がほとんどです。

繁殖犬として活躍していた犬は吠えないように“声帯切除手術”をしている可能性があります。

ブリーダーが繁殖犬に声帯切除手術させる理由としては、鳴き声がうるさいからという理由がほとんどです。

普通であれば吠えないようにしつけするのが一番良い方法ですが、ブリーダーは多頭飼育が一般的です。

一頭一頭に手間をかけれないため、手っ取り早いというのも理由の一つだと考えられます。

残酷な話ですが事実というのが悲しいことですよね。

ただうちの柴犬はちゃんとしたブリーダーさんのもとから受け入れていて、兄弟はよく吠えるらしいので声帯切除の問題はなさそうです。

過度なしつけが原因

先ほど「保護犬は生い立ちがわからない犬がほとんど」という話をしましたが、吠えない理由が声帯切除手術だけとは限りません。

過度なしつけ(虐待)によっても犬が吠えなくなるというケースもあります。

過去の事例として「ある男性に飼われていた柴犬が吠えないようしつけと称して虐待されていた」

犬が吠えるたびにしつけとして角材で叩いて虐待をしていたのです。

なぜそんな惨いことができるのか…

吠えたら叩かれると学習してしまった犬は吠えなくなるでしょう。

過去にそういったトラウマがある犬は吠えることを恐れているのかもしれません。

体調の変化が原因

*体調不良によるもの
食欲がなくなる、便がゆるくなる、嘔吐するなどといった症状が出ている犬は吠える元気がなくて吠えないということが多いです。

病気の可能性も考えられるので病院に連れていくことがベストでしょう。

*ストレスによるもの
動物病院やペットサロンに行ったあと、家に帰ったら元気がないということよくありませんか。

病院やサロンは犬が特にストレスを感じやすい場所です。

うちの柴犬も病院が大嫌いでいつも家に帰ると元気がないです。

病院帰りやペットサロン帰りはストレスにより極端に吠えなくなることがあります。

また運動不足やしつけ、環境の変化によるストレスで吠えなくなるケースもあります。

家に来たばかり、引っ越したばかりだとまだ環境に慣れてなく、不安や緊張によりストレスを抱えこんでしまいます。

新しい犬や人間が来たときも同じです。

慣れるのを待つしかありませんが、慣れると吠えるようになるかもしれません。

少しの変化でも気づいてあげる大事になってきます。

老化が原因

老化でなぜ吠えなくなるのか。

一番の理由として視覚や聴覚の衰えが原因と考えられます。

若いときは反応していた音が聞こえなくなる、見えなくなる。

つまり気づくことさえできなくなったことで吠えない、吠えることができなくなるのです。

モノや人に対する興味がなくなった、警戒心や恐怖心が薄れたのも原因の一つです。

老化は徐々に進んでいくものなので、もしかしたら吠えない原因が”老化”も視野に入れて
みるのもいいかもしれません。

もともとそういう性格?

犬も人と同じようにそれぞれの性格があります。

温厚でフレンドリーな性格の犬は、吠えることが少ないといわれています。

ムダ吠えが少ない犬の特徴として、ほかにも警戒心があまりない、マイペースといった特徴が多いようです。

“なぜうちの柴犬が吠えないのか”これが一番近い理由な気がします。

飼い主とのコミュニケーションがとれている

そもそもなぜムダ吠えをするのか。

ムダ吠えをする理由の一つとして考えられるのは、要求吠えです。

要求吠えとは、犬が飼い主に何かを要求したいときなどに吠えることです。

エサが欲しいときに吠える、ケージから出たいから吠えるなどといった行為も要求吠えです。

しかし飼い主とコミュニケーションがとれている犬は吠えなくとも自分の要求が伝わるので、吠える必要がないのです。

もともとそこまで要求がない犬なのかもしれませんが、今の生活に満足しているのでしょう(笑)

柴犬が吠えないのはなぜ?【まとめ】

今回はなぜうちの柴犬が吠えないのかについて徹底分析していきましたが、私は2つが理由と考えました。

もともと温厚でマイペースな性格なので、性格が原因。

もう一つは、お互いコミュニケーションがとれている。

ご飯の時間や散歩の時間は決めているのですが、うちの柴犬は理解しています。

散歩の時間になったら何も言わずともお互いに玄関に向かいます(笑)

撫でてほしいときなどはじーっと見つめてくるのですぐにわかります。

ただお風呂の時間は理解しているようですが、風呂場から逃げるように離れていきます。

これもある意味コミュニケーションがとれているということではないでしょうか(笑)

今回うちの柴犬の吠えない理由が深刻な問題ではありませんでしたが、吠えない理由が何かしらあったことが分かりました。

吠えない理由は必ずあります。

些細な変化に気づくには、まず日頃からよく観察することを意識していきましょう。